THE THOUSAND KYOTO デラックスダブル

 期待外れ。

けして「悪かった」という事ではないのですが、コロナ禍前の宿泊料から想像していた水準にはとてもじゃないけど及んでいなかった

 ガッカリした点を羅列しますと

  • 窓が汚すぎ(高層でもないのに)
  • 入浴剤がない(部屋になければないですwというような言われ方も哀)
  • 洗い場アリなのに浴槽上部に排水口がある
  • 大浴場の利用料が高い(エルシエント大阪宿泊後だったので余計)
  • 朝食が二日続けて全く同じ(献立何一つ変わらず)

 上の画像、よく見るこのホテルの象徴的な階段、の反対側にフロントデスクがあるのですが、ホテル入口からここに至るまでこういう風になってたのかと、知って、見てしまった後になるとややちゃちく感じたんですよね・・・。

写真で見てた程の圧迫感、荘厳さみたいなものは全くなくて「アレ?」って。

 そしてチェックインに向かうわけなんですが、ここでも再びの「アレ?」。

 宿泊一月前から直前まで宿泊予定の者だと名乗って部屋の眺めや特典についてメール、電話で問い合わせをしてたんですが、その返答からしてどこかちぐはぐで的を射ておらず、そこで感じた不安と良くない印象は結局最後まで挽回されることはなくて、チェックインではそのやりとりしていたあれこれについて何一つ触れられず( ^ω^)・・・。

思い返せばここら辺から所謂「外資」のサービスとは違って流されまくりでした。外資のホテルチェーンなら何かしてきてもおかしくない場面で何もしてこず、よく言われている外資の良さに対して内資?の物足りなさがあるのは確かで、ここのせいで今後敬遠すべき点として注意することにしました。

 ホテル入って部屋まではそれなりのホテルの感じ。

 部屋としては(公式ホームページの)プレミアツインにあるような食事のしやすいテーブルがある部屋の方が好みなのですが、地図を見てたらホテルの東側にお寺があって、そちら側の部屋なら目の前のビルビューとはならず、(大したことはなくても)眺めのある部屋になるんじゃないか?と問い合わせた結果、デラックスルームを予約しました。

 上の画像の左側が東になり、#05から#14まで「現時点で」開けた眺めのある部屋で、宿泊した部屋は左下角の末尾#14の部屋になります。

ちなみに「現時点」でというのは後の写真で出てきますが、目の前に今大学が建設中だそうで、何階建てになるのか知りませんが、まぁそういうことです。

 部屋の扉を開けての最初に目に入るのが上の写真。

せっかくの角部屋なのにこちらの面にはこの小さな窓だけ・・・。

 そこから右を向いたのが上の写真になりますが、左にチラっと見えているのが洗面台で、右手側手前からトイレ、フロになってます。

 フロトイレと洗面逆にしてたら・・・ビューバスに出来たんじゃないの?

って思ったんですよね。うーん・・・。

 たまに出くわしてますが、なんなんでしょうねこの洗い場付きなのに溢れ防止の排水栓が切ってある仕様は。

 質感は写真で見るとおり。

 公式ホームページを見てるとこの部屋は一応角部屋のためかイメージ図などに「デラックス・コーナー・ダブルルーム」とあり、ただのデラックスダブルルームとは違うよう。

 42平米と書いてあった部屋は久々なせいかとても広く感じて、一人で泊まるには充分な広さ。

 天候に恵まれたので(予報では荒天)籠もってドラマを見ることにはなりませんでしたが、そういう向きの部屋ではないですね。テレビが遠く小さく見えます。

 目の前に大学が出来るまでの限定かもしれませんが、京都でこれだけの眺めがあるのは貴重だと思って楽しみにしてました。がしかし窓が汚すぎる。

 電車や新幹線が見えるので音は聞こえます。全く気にならなかったけど。

 冒頭箇条書きしたガッカリした点の詳細については次投稿に分けました。

 以前自ホテルの部屋の事なのに何もわかっていないばかりか全く会話にならなかった某ホテルと同じグループと知り、「え???キャンセルしようかな・・・」とイヤな気分が蘇ってたんですが、所詮電鉄グループと言わざるを得ない低い満足度で、コロナ禍前に泊まってなくて良かった。

 

 追記

 チェックアウト後2階でつながっていた隣のホテル(京都センチュリーホテル)も覗きに行ったんですが、自分はそちらのホテルの方に高級感を感じました。。。

ロビー部分しか見ていませんけれどちょうど欲していた重厚感が漂っていて、部屋は古く狭いかもしれませんが、良さげ(好み)な雰囲気が漂ってました。

 国内のホテルじゃあまり(断られることも少なくないので。特にマンダリンオリエンタル)してませんが、わざわざそこまで出向くんじゃないにしてもやっぱり気になってたホテルくらいは前を通った際に下見させてもらうべきですね。

ただ下見という表面だけを見るだけでは今回不満を持ったような点には気づけないでしょうけど、それでも問題外は避けられるし、見てくれ良くても泊まるに値しないホテルは宿泊しない客の扱いが雑なのである程度の予防にはなるはず。

それにしても同系列なのでどっちに泊まろうと「あっちにしとけばよかった・・・。」と同じような事言ってたかもしれませんが。

ホテルエルシエント大阪 スタンダードツイン

 だるまで腹を満たした後は、大阪に泊まるか、再び電車へ乗って京都または神戸で泊まるか、だったんですが、再び電車に乗るのが億劫になってしまったのと、10月なのに30度近い最高気温の週でかいた汗をさっさと流したくて、大浴場付きで出てきた候補の中から、サウナで決めました。

開業して1年ちょいで自分にとっては充分真新しくて、駅からはちょうど歩きたいと思うくらいのいい距離かつ今まで歩いたことのない方面で、道中商店街アリ、店舗がいろいろで歩きをとても楽しみました。

 さすがに今時のビジネスホテルな感じのロビーで綺麗。

 部屋をスタンダードツインにしたのはたまたま一番安く売られているのがスタンダードツインだっただけでなんですが、今ホームページを見たら好きじゃない造りの部屋なので仮に空きがあってもダブルの部屋は選択したくない。

 広さは19平米。

写真の通り狭いですけど大阪観光や寝るだけならこんなもんで十分。

と思えるのも大浴場が最高に良いおかげ。

こういう大浴場があるビジネスホテルに泊まってもたいてい混んでる時間があるため部屋のフロは使うんですが、ここのは使わなかったくらい大浴場が良かった。

ちょっとした日帰り温浴施設の1フロより大きくて、例え10人入っていても問題ないくらいで、20人くらいは同時に入ることが可能な広さ。

 そして何より「最高」と評した理由は水風呂の存在です。

サウナがあって選んだ、と書きましたが、サウナがあるのも最高だった理由の一つではありますが、ちゃんと水風呂まで用意されてるビジネスホテルってそうは記憶になくて、あると思ってなかった水風呂の存在が、スーパー銭湯すら行くのを控えてほぼ一年(去年のグランドハイアット以来)、の体には嬉しすぎた。

 利用はしませんでしたが一階のレストランに定食のようなセットがあって好印象。

あとはジムに、ホテルじゃまず見かけない業務用?のゴツイマシンが3台あってびっくりしました。 

 

 自分の場合こういうぎゅっと詰まった部屋が好きで、テレビで映画やドラマなんかを見るのなら寝ながら見たい派なのでこれくらいの狭さの部屋の方が過ごしやすくて苦にならないんですけれど、19平米の部屋に110㎝幅のベッド2つだとどうしても窮屈に感じる場面もあるでしょう。

予約時想定するのに思い浮かべていたのが仙台のメトロポリタンなんですが、双方宿泊後の感想としてあちらは18.1平米とここより狭いけれど1ベッドのため部屋で充分なゆとりがあって部屋で過ごすのも快適でしたが、部屋だけの満足度を言ったらやはりビジネスホテルの枠から出ることはなく、決して高いものではありません。

けれどこの後泊まったホテルにも大浴場があって、そちらは利用にお金がかかるんですが、その利用料よりここの1泊の宿泊料のが安いっていう衝撃のこの日の宿泊料が消費税込み3705円

この時はこんなこと考えてもいませんでしたが、大阪に来て行くトコ固定で出歩かないって状態になるにはまだまだ程遠く、外食が楽しすぎるんですよね、だからホテルに籠ろうと思って行ってもたぶん籠もれない、なので前回前々回のようにイイ宿泊料を払って不満を感じてしまうくらいなら最初から割り切ってここに泊まるのもありだなーってくらいとても気に入りました。昔から広さは必要としてないし、ある程度の料金払ってるどうしてもそれなりのサービスを求めてしまうんですが、その自分也の水準、料金とサービスのバランスが取れてるのって天王寺のマリオット都くらいで、マリオット都でも高過ぎると思える日はあって、まぁそんな良いとされてる高目のホテルよりもここの大浴場にサウナと水風呂があったのがとても気に入りました。

去年の10月には(大阪行って)コンラッドに泊まろうと思ってましたし、他に泊まってみたいホテルもたくさんありますけど、今回みたいな移動の合間の1泊ならば、ひさや旅館のなくなってしまった今、ここを”第二”候補として考えるようになると思います。

所詮ないものねだりなんかじゃなくホントひさや旅館もっと泊まってあそこの広縁でゆっくり過ごしてみたかった。

 これを書きながら今歩いた辺りをストリートビューで見返していて気付いたんですが、この阪急東中通商店街ら辺はたぶん歩いたことありますね。学生時分に初めて大阪来て泊まったのがきっとこの辺りのラブホテル兼ビジネスホテルなはず。歩いていても全然思い出さなかったけど。