うなぎの旅 什 川栄 赤羽

 口に合わないってのを通り越して都内はイマイチな店ばかり。

 うな重特3500円(税込)。

 第一印象 生臭い

川魚にありがちな生臭さを感じ、これを鰻の風味というには微妙なおいしくなさで、タレに甘さがないため余計目立つよう。これも都内のお店でよく思う事なんだけど小骨がすげえ

 何十年ぶりかにノドに刺さった。

よく引き合いに出す埼玉の魚庄小骨の存在感じた事がないだけに、手抜き仕事?としか思えない。

 焼き鳥至って普通。頼まなくてよかった。

 吸い物は出汁の香りが強いのかやたら塩っ辛いし、言っちゃえば不味い。さすがにインスタントなわけないよな。

 他のテーブルの人らが美味い美味いと連発していたんだけど、不味いとまでは言わないまでも、正直この程度で「美味い」なんて言って欲しくないって思った。申し訳ないけど。

 お茶が二重ガラスのコップなのはいいとは思うけど、これの方が風味を保ちやすいんだとしても山椒がこういう小分けの小袋なのはどーかと思ったし、別で頼んだ焼き鳥は1本の値段で品書きに書かれてるくせに2本ずつじゃないと頼めないとか、なら最初から360円(2本)て書いとけよて思ったし、まぁ色々残念な店という感想。

 牛丼屋じゃないんだから。こんなんダメでしょはっきり。

 肝心の鰻は美味しくないし、それを挽回するような何かがあるわけでもなく、否定的な感情抱く事が重なったらもう行く価値はありませんよね。

 

 自論として自分が店をやってたら「それまで来てくれていた人に迷惑かかるから」という理由でテレビに出ようとは思いません、それなりに繁盛していれば。

という理由から某独のグルメに出てきている店ってどこも本当に美味しい店ではないと思っていて、たまに訪れた先にあったりするから口コミ見たりはするんですけど、やっぱり大したことない、期待したほどではないという声とテレビで放映される以前からと思われる客が嘆く声。

 美味しそうに見える店ばかりなんですけどね。流石のテレビマジック。グーグルの最低評価の口コミが一番信頼出来ますわ。

蓬莱屋 御徒町

 今まで宿泊や旅行に関係ない、ネットにて口コミの多い店については多数派と反対の感想にならない限り「わざわざ自分が書く必要はないな」と見送る場合が多かったんですが、帰る日の決まっていない長期の旅がしづらい環境にあるのでしばらくは書いてみることにしました。

 上野におけるとんかつ御三家ってやつの一つですよね、確か。

 ひれかつ定食3500円(税込)。

 どうなんですかねー?

最近モノの値段が分からなくなってきていてこれが高いんだかそうでもないんだか(適正)分からない。

とりあえず思うのは「かつや」が安すぎ(てしかも質が良い)るって事で、例えば焼肉、最底辺の店で1000円もしないくらいで高い店だと5000円~。

これをとんかつに当てはめると最底辺はかつやで1000円以内、ファミレスなんかが1500~2000円くらいで、それらから考えると専門店における3500円は範疇に思えるし、低価格のものとの違い、これが上質のものなんだなっていう価値観は理解できるし、美味しいは美味しいんだけども、満足度から言えばそこまででもないかなーという微妙な感じ。

 食感と何もつけずに食べた時の味わいから「塩」がとても合う気がする。

なので塩がないのが残念で仕方ないのと、ソースが薄いっていうか味も薄くシャバシャバ、サラサラした液体過ぎるのがまぁ合ってないなという感想です。

 味の薄いサラサラの液体なので感じる風味はとても弱く、言ってしまえば何もつけずに食べるのとそれほど変わりは感じない。だけに塩の粒を断面にふりかけて食べられないのが超惜しい。

 味噌汁はちょっと出汁が濃いかな。自分の舌ではあまりおいしいとは感じない。のと、もはや伝統なんで変えることはないんでしょうけど蕎麦猪口を使ってる良さも感じない。ご飯のおかわりは無料。

 平日13時半で並びはなし。11月ですけど(この後12月の同じ平日13時半で10人以上並んでる店がアリ)。

叙々苑 燦々亭 東池袋店

 随分前から存在は知ってましたが全く池袋に降りる機会がなく、今回気分にあった店が見つからなかったのもありましたが、乗り換えのタイミングが早めの昼ご飯にちょうどいい時間だったので行くことに。

 駅前の大通りからのイイ感じの路地に店舗はあり、開店5分前くらいに着。

 扉は開いていたので入りましたが、なぜか席には案内されず中で数分待ち。

 叙々苑の廉価版、游玄亭の対極な店となるんですかね。

叙々苑からサービス面を取り除いたらこんな店っていう。

 とりあえず空きっ腹に何か入れておきたいっていう状態だったんで、それでちょうど良かったというか、叙々苑サラダが食べられりゃよかったんでほかの店でもある焼き肉ランチではなく安い切落しカルビランチ(1950円)をご飯大盛(+100円)で頼みました

 叙々苑での切り落としでどんなのくるかって興味湧きませんか?

 高級焼肉の象徴みたいな評価されてるのが叙々苑だと思ってるんですが、「さすが叙々苑・・・」ってくらいものすんごい贅沢な「全然切り落としじゃねえじゃんっ」って肉が来るのかって。

 そしたらまー見事に切れっ端でしたね。

メニューにある写真とは全然違う、完全なる端肉。

 端というより、掃除で出た文字通り棄てるしかない肉ではなく賄いとか一応食べられはするけど「本来客には出さない肉」の寄せ集めって感じの肉。

前に安楽亭で似たようなランチメニューを食べたことがありますが、それもこんな感じだったような。

 まあそこはいいんです。サラダは間違いなく叙々苑サラダ。今思えばランチサイドメニューにあるランチサラダを追加すればよかった。

 ちなみにお肉の方も確かに叙々苑クオリティではありました。

タレがいいよねタレの味付けが。

 ですが、切れっ端の細っこい肉じゃあ食べ応え、噛み応えがなくて、「叙々苑を安く食べられたw」っていう満足感よりも、「こんなんだったらもう1000円2000円出してちゃんとしたもの頼めばよかった」っていう不満足感の方を強く感じる人のが多いんじゃないかなと思いました。

この時の自分は後に用事が控えていてゆっくり食事を楽しむ状況ではなく、開店と同時に入って20分後には店出てたくらい足早な、立ち食いそば代わりの焼き肉だったんで「やっぱ叙々苑サラダうめー」っていい選択したって風に思ってたわけですが、こう書いてて安楽亭の事なんかを思い出すくらいですから、いくらなんでも(この切落しカルビランチは)「時間ある時する食事じゃないよな」という感想になりますね。

 これで1300円くらいなら時間ない時ならおススメって紹介したりもするんですが、東京都心でこれなら他の店すすめるか、2000円足して叙々苑行ってもらいたいとこですね、学生じゃないんなら。