フライングガーデン、ハングリータイガー、さわやか、のハンバーグを比べてみる 炭焼きレストランさわやか

 他に食べたいものがたくさんある静岡、何度も何度も行こうとしてなかなか行けなかった店。

 やっと行っての感想は美味しくないでした。

ついでに言えばもう行こうとは思いません。

以前静岡在住の友人が「そんな(騒ぐほど)おいしくない」「たいしたことない」「県外からわざわざ来て行くほどのもんじゃない」と何度も念を押すように言っていたのがよーーーくわかりました。

 ハングリータイガー編
 フライングガーデン編はこちら
 番外編ブロンコビリー

 注文は「げんこつ倶楽部(250g)」という、ドリンク、スープ、ライスまたはパンでのフェアセットメニューで税込み1210円。

それにご飯が大盛りで55円+。

 相当な期待を持って行きました。

本店一店舗のみならまだわかりますし、何店舗あろうと1店舗10数席しかないというんでもわかりますが、静岡県内だけとはいえ何店舗もあって何十席もある「たかがファミリーレストランの類の店」が、ネズミーリゾートのアトラクション並みな待ち時間を「ほぼ日常的に」生み出しているなんて聞いたら「どんだけウマいんだよっ!!」と期待しかしませんよね、フツー。

だって(平日でしか行った事ありませんが)普段は全く混んでる(並んでる)ところを見ないフライングガーデンであんだけウマいんですから。

でしたが、自分の好みとは完全に違ったハンバーグで、その自分の好みを知るきっかけとなりました。

 以下、自分の、一個人の感想(好み)ということになりますが。

 まずはっきりとソースが美味しくないいやマズイ

出来合いの、そこらスーパーにて100円200円で売ってる市販品のような味で、専門店で食べる日持ちのしない味には程遠い

普段は(フライングガーデンなら二種類あるし)自分の好きなよう、つけたりかけたりしたいのでこうソースを全かけされるのは拒むんですが(だから他の三店での動画ではかかってません)、この時は郷に入ってはじゃないんですがまぁ期待し過ぎてた初めての人間だったため店の最善?に従った次第です。

 そしてこの赤い状態、所謂「生焼け」のモノが自分の好みかどうか、というこの店最大の特長が全く好みじゃなかった

牛肉のタタキのような生に近い肉も好きな自分ですら美味しいとは思えない歯応えのまるでしない食感。コンビーフを丸めて表面焼いただけのような。流動食や宇宙食ってこんな感じ?というクチャクチャした状態の食感を気持ち悪いと感じてしまったらもうダメでしょうね。

色が変わっている周りの部分は歯応えがあって普通のハンバーグの感じで食べられましたから自分の感想としてはそこまでじゃないんですが、人によっては「不味い」そう表現される方が居るのも分かります。

この赤い部分だけで食べると見た目と舌で感じる温度に差が生じ(熱々のモノを見ているので)さすがに脳でちょっと気持ちが悪い感じ。

これを食べて分かりましたが、自分は粗挽きで歯ごたえのしっかりある、ここさわやかで言う「よく焼けてる」ハンバーグが好みのようです。

 この食べ比べを始める前、とんかつやかつ丼だと極々たまーに美味しくない店があるにはありますけど、大抵ある程度のウマさはあっておいしく食べられる事がほとんどだと思ってますし、ステーキだったら歯応えが違うだけでどの焼き加減であろうと美味しい肉は美味しかったので、ソース(味付け)で店の特色、違いが出るけれど、その味の好み、好き嫌いをおけばどこの店だろうとそれぞれ甲乙つけがたく美味しいんだろうなと思っていたので、(注 昔に一度行ったきりですが、ガストみたいなとこの安くて不味いハンバーグは論外)ハンバーグという食べ物でこんな激しく好き嫌いが出るほどの違いが生じるとは思っていませんでした。

 ちなみにコンビーフは好きですし、付け合わせの野菜は美味しかったです。

 

 この3店(4店)、鉄板の上にのったハンバーグを客前で真っ二つに分ける、というパフォーマンスこそ同じですが、完全にベツモンっスね。

 さわやかに関しては既にある程度どういうものだか見聞きして否定的意見の多さも含め「ある程度知っている状態」で行ってるんですが、概ね言われている通りで(どっちが上だのそういう話じゃなくて)、ちょっとここだけが持ち上げられすぎっていうか、序盤の静岡在住の友人の言う事が実に中立な意見だったなという感想に至りました。

さわやかしか食べたことがないのになんか言いたいと思う人は一度フライングガーデンで食べてみて欲しい。

それで感じた、上下、優劣、好き嫌いはただの「好みの差」っていう話になりますけれど、フライングガーデンのハンバーグが好みのド真ん中だった自分にとっては、静岡県にしかないさわやかのこのハンバーグでこれほど話題になるくらいなら、フライングガーデンのハンバーグだったらどんだけの大騒ぎになるんだよって思いました、正直。

特にさわやかはソースが美味しくなくて、アレで満足出来る人ってスーパーとかで売ってるステーキ宮のたれやキッコーマンなんかのステーキしょうゆを美味しいと思えてるんじゃ?(全否定してるんじゃなく、ソレはそれ)っていう。

とりあえず「自分にとって」さわやかは待ってまで食べる価値ないという価値の無さになり、フライングガーデンの方は20~30分なら待っても食べるだろうなという「他の何かで代替出来るような満足度の低いモノ」ではありません。

 

 とにかく驚いたのは平日14時を過ぎてるのに待ちが10組くらいは実際に居たんですよね(フェアだったからかもしれませんが)。それとここの店が特殊(駅近)なのかもしれませんが、他のファミリーレストランでは見たことがないような年輩の、しかも女性の一人客が何人も目についたんですが、これにはホントすごいなと思いました。

 後は自分のように白米食べるのが好きな人にとって、さわやかだとライスの大盛りから別料金がかかるので、フライングガーデンのライスおかわり自由ってのはとんでもなくデカいサービスだと気づかされました。

 

 ちなみに「二度と行かない」カテゴリーに入れたのは「不味かったから二度と行かない」というのではなくて静岡まで来て、鰻に餃子、他においしい食べたいものがいくらでもある中、わざわざ美味しくないハンバーグを食べようとはもう二度と思わないからです。どうしても静岡県内にてハンバーグが食べたくなったら他の店探しますし、万が一どうしても断り切れず連れてかれる事があった際にはしっかり焼いてもらうよう頼もうとは思ってます。

 

追記

しばらく経った今ふと考えたらブロンコビリーとさわやか、どっちも一度しか行ってないからはっきり比較した感想ではないんだけど、ブロンコビリーより美味しくなかったもあるんじゃないかって思えてきた。

というのもブロンコビリーのはステーキと称してる肉の食感とその生焼け具合から吐きそうになったせいで、きっとハンバーグの印象までが悪くなってて、炭の臭いしか印象に残らないくらい拒絶反応出た上での感想になってたのかも。いやさすがにそれはないか。

フライングガーデン、ハングリータイガー、さわやか、のハンバーグを比べてみる フライングガーデン

 関東で暮らしていると、フライングガーデン、ハングリータイガーという二つのハンバーグ店名は見聞きすることがあると思います。

それと静岡になりますがさわやかは、ここ10年ちょっとですか?テレビで幾度となく取り上げられ知名度が静岡県以外に住んでる人間にも広がったような。

 この3店、写真や映像などで見る限りとても似ていると思うんですね。

鉄板で持って来られて目の前で真っ二つに切られるとことか。

行かずにもわかる特長が似てる3店ですが、どこが起源だの元祖だのという細かな話は興味なく、まずは味。

自分にはどこが一番ウマいのか、それともそれぞれ良いところがあって甲乙つけがたいのか。

というのをなるべく短期間でやってみたいと思います。

 まずはフライングガーデン。

看板メニューの爆弾ハンバーグクイーンランチ200g、税込み1098円。

 ウマイ。美味。

書いてて思いましたが、ここで食べたことがあると他で食べるハンバーグへの目線が厳しくなると思います。それくらい美味い。し、そして安い。

 ランチタイムはこの値段でおかわり自由のライスとこれまたおかわり自由の日替わりスープがついてくる。

お昼のセットメニューだとそれ自体は安く見えてもご飯大盛りやおかわりから別料金ってお店は結構見かけますし、「お腹がふくれたらいいでしょ?」的な味は弐の次参の次な店も少なくなくて、この味で1100円だとかなり安いと言わざるをえない。

 また夜でもライスを頼めばおかわり自由なのは変わらず。

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普通盛りで充分な方には全く関係ないでしょうけど、自分のように焼肉なんかでもアルコールは摂らず、少量のおかずでコメをたっぷり食らいたい人間にとっては「”ごはんおかわり無料”って大きなサービス差だな」とこのハンバーグ店巡りをし始めて気づかされました。

 「ハンバーグが食べたいな」と思ったらまぁ浮かびますね、ここ。

フライングガーデンには10年以上前から何度か来ていて、(そういえば以前やってた、支払った金額の半額分を次回以降使える券で配るサービスなくなっちゃったんですね)今回のハンバーグ店巡りではここが基準になってると思います。

 ハングリータイガー
 さわやか
 番外ブロンコビリー

フライングガーデン、ハングリータイガー、さわやか、のハンバーグを比べてみる 番外編 ブロンコビリー

 何年も前からずっと考えていたことで、本来なら去年行ってたはずなんですが・・・まぁこんな長引くというか、こんなひどい世の中になるとは想像出来てませんでした。

 

 まず最初に日本全土へ展開していない、地域密着型?ハンバーグのレストラン三店(フライングガーデン、ハングリータイガー、さわやか)で、それぞれの特長、どこがどう美味しいのか?みたいな、自分也に食べ比べをしてみたいな、と。

でこれは、その当初の考えには、デニーズだののハンバーグもあるファミレスや、びっくりドンキーやBig Boyそしてブロンコビリーのような店舗展開の多いお店は頭になかったのですが、先日サラダバーで検索をしたところ出てきたのがシズラーでもなくブロンコビリー。

行ってみたらここも二つに割る系だったので書いておくことにしました。

 

 炭焼き超粗挽きビーフハンバーグミックスグリルランチ、税込み1760円。

とりあえずマズかったです。

 申し訳ないけど食えたもんじゃないっていう低水準。

チキンは風味、旨味のしない肉。米の炊きはユルイし、ハンバーグは肉の不味さを炭火の香りで誤魔化そうとしているのかたたでさえ少ないと思われる肉の旨みをかき消していて逆効果にしか感じなかった。

食感が変すぎて見てみたらとんでもなく生焼け。

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繊維(筋)の方向が全くわからないし、何より食感が気持ち悪すぎて成形肉かと思った(確認したら違うそう)。

サラダバーを入れて考えると「マズイ」というのは言い過ぎになるかもしれないけれど、自分の価値観では逆に高いと感じた不味さ。二度と行かない。

 ハンバーグというのは余り肉、くず肉を引いてこねて美味しく食べられるようにする食べ方、というどこかで聞きかじった(たぶん美味しんぼ)受け売りがあるんですが、今まで食べたハンバーグの中で一番不味かったのは長らく(大昔の)ガストのものだったのですが、それが書くにも値しない肉のはせ川という店で食べた何か(何かすら忘れた)によって更新されたのが3年くらい前の話で、その記憶と総合的に判断すれば負けず劣らずと言わざるを得ない程の衝撃でした。

 フライングガーデン
 さわやか
 ハングリータイガー