踊りだことたこ焼十八番 道頓堀

前回同様、踊りだこに十八番のコンボです。

4回食べてみて出た結論。十八番の塩たこは何時間も経って冷めた状態ですごくウマくなる。

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逆に買ってすぐのアツアツの状態を食べてもなーんかイマイチ、塩の良さや初めて食べた時に感じた旨さのあれこれが出てこなかった理由は多分これでしょうね。(今回冷まして食ってみた)

 たぶん持ち帰って冷めて一番ウマく食えるのが十八番の塩たこ

 

 踊りだこの方は相変わらずうまかった、というか進化してましたね

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若干場所移動したのかな?

前来た時は奥に海鮮丼屋かなんかがあって、その通路みたいなとこに5人がけくらいのテーブルがあってそこで食べた記憶がある。

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外国人観光客に優しい券売機が設置され、醤油味に、泳ぎたこ焼きという明石焼きのようなスープたこ焼きが新たに加わったようなのでそれを買いました。(2019年追記 泳ぎたこ焼きなくなってました。。。)

 どっちも旨かった。

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タコが丸々なのでソースより醤油のが合う感じがしました。(上の写真上段二個が醤油)

一昨年食べた時より外側のカリカリ度があがってる気がする。

そして寒かったせいもあると思いますが、ダシにつかってるこちらの泳ぎたこ焼きも美味。

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王道から外れるのかもしれませんが、つゆ好きなので夏だとしてもこれ頼んじゃうかなー。

大通り(道頓堀って言っていいのかな?)の方にもお店できてましたな。

游玄亭 新宿

 久しぶりに汐留にある星遊山に行こうとしたんですが、游玄亭へ。

前日上野の叙々苑に行くも満席。その場で席数多い新宿へ電話をかけるも同じく満席。

焼き肉脳というよりもただただ叙々苑サラダが食べたいという一心で、諦めきれず翌日再度電話して予約の隙間を見つけてもらった感じで行きました。

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 初めて行った時からの感想は変わっておらず、「叙々苑叙々苑」騒ぐほどはない。

単にテレビに出るような人の口からよく出てくる理由って(不味くないなんてことは大前提)、場所(西麻布)、一般人の目を避けやすい個室、日付変わったド深夜からでも行けるっていう3点に使いやすさみたいなもんがあるだけで、ここくらいの焼肉店はどこの都道府県へ行ってもあると思っています。

自信持って真面目な商売してるとこならどこでもだいたい一皿3000円前後の肉は置いてあるし、プロの野球選手やサッカー選手が通ってるような店なら間違いなくウマイ。

しかも東京都心以外のほとんどの店は叙々苑より1~2割、游玄亭より2~3割安いっていう感じで似たようなウマさなので、場代(土地代)の差を美味い具合に付加価値に混ぜ込んで昇華させたという評価。

img_7967-large上カルビ

 「地元の○○のが安くて美味い」ってのが、感想を聞かれた時よく言ってた返答で

 割高というのが妥当な評価だと思います。

 じゃなぜ叙々苑に行くのか?といったら

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 それは自分の場合はサラダ。

ドレッシングはそこらで買えますが、それで同じように作ってもやっぱりどこか違う。

 そして大人になってきたためわかったようなもんなのが、給仕・サービスの良さ。

これは「まず不快な思いはしないだろう」という安心感を買っているようなもんで、游玄亭しか行ったことがないかも知れませんが、不満を感じたことがありません。

小僧の時にはその一つ一つ、例えば前掛けの紐を結ぶ手伝いを「余計」と感じたり、スープを取り分けてくれることを「大げさ(自分でできるから)」と思っていたんですが、最近は「丁寧なんだな」って思うようになり、その気配り具合に気づきました。

img_175407-large壺漬ハラミ

値段が一緒、ないしちょっと高い程度なら気分良く食べられる方が美味しいに決まってますから、きちんとした(厳しい)大人にしつけられてるであろう新宿や西麻布の店に快適さを感じるようになったのはまぁ必然な流れなんでしょう。

特に安くもないのに店員がやたら若い店に行って雑すぎる給仕にゲンナリさせられた後だと、多少割高だろうと余計そういうことに(自分の)気が向かない店で食事したいって思いましたから。

 

 そういや今回(というか前回思ったこと)サラダの他にもう一つ目的があったこと思い出しました。

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 それがこの特選タン塩焼(5000円)を食べてみること

ねぎしに行ったことから食べられるようになったタン。一体ねぎしと比べてどれほどウマイんだ?と(ちなみにねぎしでは白たんの薄切りが一番好きです)

 「これ特選のはねぎ乗ってないんですよね?」 

店「はい」

 「ネギタンと比べてどうなんですか?やはり厚い?」

店「そうですね、ちょっと厚いです」

と聞いてちょっと考える間を空けたら

店「別の器で、になってしまいますが、ねぎをおつけすることもできます」

という提案と、さらに

店「よろしければ薄く延ばしてくることも可能です」

と、なるべく希望に近いものを提供しようと協力してくれてる。

 決してどの店にも同じ行為を求めるわけではなくて、こういうこちらの希望に歩み寄ろう、なんとかしてくれようとする臨機応変さが嬉しいんですよね。

これでサービス料を取ってないわけですから、最初の方で言ってる1~2割高いのも納得。というより2割高かろうがそれは税込み表示みたく、こういう質の高いサービス込みの価格であって、ホテルのレストランで会計時にサービス料が加算されるのと同じ感覚でして

 正当

というのが大人になった現在の評価です。

もちろん安くてサービス良い店もあります。でも海外でこれだけのことしてもらったらチップはずんでますから(笑。

 そんでこのタン、美味しかったです。

てんやの天ぷら定食と、1万円はする天婦羅屋の天麩羅と一緒で「これはこれ。それはそれ。」

 ねぎしなんかのタン定食と比べてどっちがどうという感想はなく、それぞれ良くてどっちもアリっていう全くの別物感。今後あちこちの店でも積極的に牛タン頼んでみようと思います。

がしかし、カルビにハラミに牛タンって3皿食べるのキツいんですよねー。

 

 

 追記

 ステーキはともかく、焼き肉が高いって言うのは間違ってるよなーとよく思います。

だってたいてい1人5000円ちょっとくらいの会計(酒代抜き)で、1万円出すくらいまで頼むと「しばらく焼き肉はいいや」って思うほど、最後の方には脂もキツく感じおなかはパンパン。

うなぎを食べてもサービス料を取られれば5000円しないくらいはするし、魚介の方がはるかに高いですよね。寿司なんか好き勝手に食べたら5万円だろうと届きそうな店はあるでしょうけど、焼き肉で1人5万円っていう会計になるまで食べられる気がしない。

 おすすめの店あったら教えてください。

 自分が東京でというならば、恵比寿のKABTOか汐留の星遊山。

雰囲気良いというのが一番に来てるオススメなんですが、予約の入れやすさは勿論のこと、営業時間の長さ(K)や気配りの良さ(星)や部位の多さ(K)が選出理由ですね。

 部位はタテメ(タテバラ)が好きです。

六緑 グランドハイアット東京

 えーまずナマモノが好物でない自分は回転寿司ですら今まで10回、11回かな?と数えられるくらいしか行ったことが無く、ちゃんとしたお寿司屋さんには今まで行ったことがありません。

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友人達が頼んだ刺身盛りで挑戦していく内にいくつか(白身だけですが)食べられる魚が出来てきて回転寿司にも足を運ぶようになり、その回転寿司と比較するのに一度しっかりとした寿司を食べてみたいと考えるようになったんですが、経験なさすぎな自分にウマイマズイや高い安いはわかりませんから銀座○○みたいな本格的?な鮨までには興味が出なく、腕自慢の頑固な職人さんのとこより、自由度が高そうで、雰囲気(空間)、サービスを重視したホテルの寿司屋に。

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たいていのホテルで寿司の食べられるところはあると思いますが、ホームページにpdfのメニューがあって事前に頼める(食べられる)種の有無が見れた、アンダーズのTHE SUSHIとリッツカールトンのひのきざかとグランドハイアットの六緑の3店が候補。

アンダーズは建物すら見たことが無く何か機会を見つけて行ってみたいと常々思っていたところですが、THE SUSHIは昼の営業はしていないとのことなので、ひのきざかと六緑で頼める種の多かった六緑に。

134548-large松皮鰈

 まず見た目というか佇まいが美しいと感じました。

回転寿司でも回りがちでないものしか頼まないので同じ様に目の前で握ってもらっていますが、仕込みの違い、差がこの見た時の感想に出たんだと思います。

134759-largeカワハギ

食事しててこんだけ写真撮ってるのは久々。どれも綺麗で映えるので一眼持って来たらよかったなと一瞬(最近一眼を構えるのが仰々しすぎに感じあまり持ち出していない)思いました。

 自分の場合残念なのが、ほとんどの刺身で食べた瞬間に「ウマイ!!」となるものが少なく、その後「ご飯がほしーー」ってまでならないんですよ。火の入った天麩羅や焼き魚と違って

だからいくつかの刺身が食えるようになった今でも「刺身定食」がわかれない。

135105-large金目鯛炙り

ちなみに今まで食べた刺身で「ウマイ!」と感じたのは、金目鯛とホウボウくらい。(ふぐも好きなんですがから揚げのがうまい)

食べた瞬間「これ凄い!」という違いはちゃんと感じてるんですが、「ウワッこれウマー!!!ご飯欲しいっ!(酢飯食べてますが)」ってとこまで至らない(苦笑)

135409-largeぼたん海老

このぼたん海老、ものすごくねっとりムチムチしていて札幌で食べたものとは全く違い「凄い」と思った一つでしたが、札幌で食べたものより美味かった?と聞かれると答えに迷う。

海老は熱を入れたもの方が美味だと思っているのもあってか、食感的に寝かせていない生な方のが好みなのではないかと推測。

135848-largeすみいか

 そんな自分でもはっきりと違いがわかったのは海苔の旨さ

良い海苔使ってるなんて、ちゃんとした鮨屋なら当然のことなんでしょうけど、とにかくまぁ感動。

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のり巻き(せんべい)も大好きですし、子供の頃から海苔巻き(寿司)ばっかり食べてきたわけですから、寿司を食べ慣れてなくても海苔のウマイ不味いだけはわかります。

 この後手巻きで長芋わさびと納豆を頼みましたが、しょうゆの必要ないうまさ。

こういうお店での納豆巻きってどうなのかなー?回転寿司のとは違うのか、似たような程度なのか?と長いこと疑問を持っていたんですが、違いましたね(笑)。

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あちこちの回転寿司で納豆軍艦や細巻を食べてウマイと思ったことは一度もありませんでしたが、六緑の納豆巻きは旨かった。

訪れる前、〆には白身で気に入ったものをもう一度と思ってましたが、迷わず再びお願いしたのは玉子(笑)だったくらいおいしかったです。

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ちなみにですが、細巻が手巻の5割増しくらいの値段になっているのは長さ(量)からのようです。細巻の方が見た目で確かに1.5倍くらいの長さになっていた。

理由はわかりませんでしたが、手巻の海苔は見た目からしてパリパリしていて、その通りなんですが、細巻の方は写真の通りシナっとしてしまっていて手巻の方がおいしく感じました。

 

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 ここでも度々書いてる通りホテルでの飲食は割高で市中の専門店に行く方がいいと思ってるのは変わっておらず「では、なぜ?」かと言えば、「寿司初心者の自分にはホテルの寿司の方が行きやすかった」というわけじゃなく(グランドハイアット東京に何回か訪れていて信頼してたのでそういう意味の行きやすさはありましたが)間違いなくゆったりとした空間(席間)で自分の好きなものだけを好きなように食べるっていう、おまかせのみのお店の堅っ苦しさと対極なものを求めたからだと思うんですよね。

今思えば、一面ガラス張りで中がわかる部分にも入りやすさは生まれるのかもしれません。

 今年の1月か2月あたり、六緑かひのきざか、どちらかのお店のメニューにホウボウがあったと思うんですが、またメニューに現れた際に行きたいと考えています。