ベッド ウェスティンホテル仙台 スーペリアツイン

 初ヘブンリーベッドになります。

細かな仕様の違いはありましたがそれは置いておいて、今まで「それ」と思って寝てきたものと、本家の「heavenly bed」とタグのあるものでは全くの別物でした。

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たった一晩、寝て起きて「このマットレスよかったなー」と思うことはそれほどなく、今までで凄く良かったと思ったのは椿山荘東京のデラックスルームインターコンチネンタル東京ベイのマットレスくらいだったんですが、このマットレスでこのブログ書き始めて3回目

今まで使われてきたヘタリ具合の有無も加味しての硬さが自分の好みと偶然合っていただけ、単に疲れていただけ、ということも可能性としてありますが、姿勢が決まらずいつまでも寝付けないということもなく、ベッドからテレビを見ていた間も体をどちらかに傾けたり、寝返りを打つということを意識しなかったくらい収まりが良くて、その寝る前からの居心地の良さ的なものは上記の2ホテルのマットレスと共通の印象。

テレビ見てたら寝てしまったんですが(オフタイマー入れといた)そのまま朝までぐっすり目覚めすっきりで、一晩寝て起きた後の体の感じが良くて出だしの感想になりました。

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マットレスですがまずそこらでみるシモンズのマットレスより厚い。今まであちこちで見てきたマットレスは25~28cmくらいのものが多いのですが、このヘブンリーベッドは実測で30cm。

詰め物は結構ある方で、ピロートップの有無を見る限りひっくり返しては使わない片面仕様。

表層生地の突っ張りを避ける目的だと思うんですが、このピロートップの切り込み?部分が今まで見てきたホテルや自分の家のマットレスよりぜんぜん深い。

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どちらが良い悪いというのは経験不足で分かりませんが、とにかく「本物は倍くらいあるんだな」というのが外から見れるはっきりとした違い。

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ホテル仕様のマットレスは耐火のためか味気ない生地だと思ってましたが、汚れの目立ちそうな乳白色でホテルで使われてるものらしからぬ良き質感で、シモンズのマットレスの仕上げよりこっちの方が良いですね。

以上「段違いに良かった」というのが初めてヘブンリーベッドで寝ての感想です。

ウェスティンホテル仙台 スーペリアツイン

 いいホテルでした。

良さげなホテルと思っていましたがさらにその上。とても良かった。

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 今回は「部屋おまかせプラン」を利用しています。

 ビューバスの角部屋があることは知っていましたが、窓ガラス下半分が不透明で浸かりながら景色を眺めることが出来ない造りなことも知っていたためこの時点での部屋へのこだわりは一切なく、また初めて訪れた街なので「○○が見えたら嬉しい」というものもなく、何がある(見える)のかすら知らなかったため「眺めさえあったらいいかなー」程度のユルさで予約。

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 以前調べてて思ってたことですが、地方のせいかやたらと安いんですよね。その安さから期待していなかったのが余計良かったと思えた一因でしょう。

ある程度の宿泊料を取るホテルには存在してる豪華さや贅沢な感じ、単純なトコではロビーの天井の高さや窓の大きさなんかで感じさせられる部分だと思っていますが、同様の質感がアッパービジネスみたいな料金のホテルであると思ってませんでしたから。

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 よかった点を挙げていくと、まずビルが高い。

というより周囲に眺めを遮る様な建物が一切なく、若い従業員からもここで働いていることへの誇りのようなものを感じるくらい表情が明るく、不満を感じることのなかった接客、そして部屋の質感。

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 部屋での細かい部分を言うと、ベッドの向き、ハリウッドツインでない、浴槽とシャワーブースが隣でなく離れている(床がビシャる)、「トイレ-洗面-浴槽」とトイレが独立していないなどなど、昔からあるド定番の配置で「全然良くない」部屋のはずなのにビジネスホテルのそれとは似て非なるもの

「ちょっと広いだけ」「ちょっと窓が大きいだけ」「ちょっと綺麗なだけ」「置いてあるものがちょっといいだけ、多いだけ」と、あちこちちょっとずつ違うだけでここまでの違いになるかーと感心してしまいました。

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 1階に若めのドアガール?が居ましたが何もなし。荷物少なめだったからだとは思いますが、人員を割いておくなら名前の確認(勿論無線でフロントデスクへ)やエレベーターのボタンを押すくらいした方が印象良いですよね。

「ホテルの格」ってモノが存在して、感じるのならば滲み出てくるのはこういう場面。

それとは反対にフロントデスクの男性はカウンターから出て自ら部屋へ案内しようとしてくれましたが、経験の差の一言では片づけたくない気持ちの持ち様。

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 部屋は42平米。納得のゆとりある広さ。

天井が高く広い部屋の場合概してベッドやあるもの全て大き目のため、体感してるほどの部屋の広さが写っていないと思ってるんですが、荷物をひろげたままでも全く邪魔にならなかったし、充電用のケーブルを取り回したりして「広いな」と感じました。

 水周りでその広さを感じさせてくれてるのも、この部屋の質感と良さを上げているんだと思います。

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好みでない配置なのにかなりくつろいで「贅沢な時間」と感じ浸かってましたから。

居心地の良さは相当なもので「今回の旅行、この部屋に3泊でもアリだったなー」と思ってしまったほど。

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 タオルは都心で5つ星と評価されてるホテルのそれに劣らない厚いもの。

ただ洗面下に収納されているものとシャワーブースのところにかかっているものとで随分差を感じたのですが、それは推測するに順番に満遍なく使われているわけではなく、手に取りやすさが使われ具合にそのまま反映された結果ではないかと。

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 同じくらい厚手のバスローブは重すぎてちょっとどうかと思いましたが。

 それ以外気になったのはシャンプー類がボトル(宿泊料から考えると納得ではありますが)な点と、幸運にも煩いとは思わなかったんですが、水たまり(結露)を発見したサッシ。

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 朝起きたら結構な量の水が溜まっていて驚いたんですが、雪の少ない仙台とはいえ東北で冬は寒いんだから結露しないように+防音面でも二重のサッシ(窓)にするべきなのに、なんでしなかったんだろう。

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 眺めは大学が見える側だったので、仙台駅と逆側でいいんですかね。

次回は駅側をお願いしてみようと思います。

 

 最後に、ちょっと感動?してしまったのがこのアイスペール(他の写真にもガッツリ写りこんでいるのですが気づきましたか?)

今まであちこちのホテルで予約時だったり、チェックイン時に頼んできていることなんですが、ここまでしてくれたのはここウェスティンホテル仙台だけ。

「大げさ(笑)」とか「ここまでする必要はない」と思う方もいると思いますし、常々豪華さと無駄は紙一重と思っている自分もそう感じもするんですが、「(笑)これだけしてくれてる」っていう気配り具合は嬉しく、喜びました。

 ルームサービス頼まず早寝しちゃったんですが、なにか食べておきたかった。

働いてる人の表情が明るいホテルはそれだけで素敵ですよね。

仙台 たんや善治郎 仙台駅駅前本店

 初めて降りました仙台駅。正月休みということもあるかもしれませんが想像していたよりも人が多く、比較していた大宮駅よりずっと活気があるように感じました。

大宮駅は生活の一部として存在している感じで、仙台駅はハレの場のような違いと感じたんですが、そう感じたのは身近かそうじゃないかではなく、結構イイ線で、当ってんじゃないのかな。

 とりあえず駅中をウロウロ。牛タン屋を探していたら牛たん通りすし通りなるものを発見。

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昼メシ時をハズした14時過ぎでしたが少ないところで7~8人、多いところで15人くらい、4店舗のどこも並んでる。

 ねぎしと利久でしか食べたことないんですが、ぶっちゃけ今のところあまり細かな違いを感じていませんで、現時点での店選びにも特別なコダワリは生まれてなくどこで食べてもそこそこは美味しいだろうなというのと、通りを歩き見比べても価格設定にも大した差はないようなので、利久を除いた3店舗から店頭の写真を見て一番美味しそうに見えた「たんや善治郎」をエキナカではなく駅の外、周辺で検索し、駅近くにあったそちらへ向かうことに(結果思惑通り無駄な並び回避に成功)。

この時はたぶんそこまで調べて選んだわけではなくたまたまそうだったんだと思いますが、宮城県内だけにしか支店がないお店だったのはわざわざ行ってみた甲斐があるというもの。

 本店らしからぬ店構えに軽く驚きましたが、仙台における牛タンというのはこういう感じなんでしょう。本店と言えどもさすがにこの時間に並びはなくすんなり。

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 どこで食べてもウマイもんですね。満足度は今まで食べた中では一番だったかなー。

 その満足度に一番寄与したのはテールスープだったと思います。というのも今まで食べてきた牛タン定食のテールスープは申し訳程度の肉が入ってる程度でしたが、ここのはありがた迷惑なくらいデカイ肉がゴロっと入っていた。

IMG_0150 (Large)上選極厚 真中たん定食(3枚9切れ2400円)

ありがた迷惑ってのは正直な感想で(ダシのため抜け殻だと思っている)、この牛タン定食ってなんでテールスープなんですかね?

合うかどうかは未経験ですがご飯にはみそ汁が欲しい人間なので、毎回この疑問を浮かべながら食べています。

 それとついでに言うとやっぱりとろろは要らない。もうはっきりと「牛タンに合うもんじゃないな」と強く思いました。

 

以下蛇足。

 今回の旅行中、そこそこ調べた上で行ってたのにハズレだらけだった食事。

 「さすがに旅館(銀山温泉)の食事はそこそこ満足するだろ」と思っていたんですが挽回なく裏切られたので、去年の行きたい一覧に書いていた(今年で消した)牛タンを食べに仙台まで足を伸ばしましたが、結構いい値段してますよね牛タン定食って。

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 後日昼食で焼き肉を食べようとした時メニューを見てて「どれもこないだ食った牛タン定食より安いな・・・」とちょっと「うーん」となりました。

 というのも、一人でよく行く焼き肉屋の会計がだいたい4000円なんですが(内訳は、上カルビ、上ハラミ、玉子スープ、ご飯に、+ご飯おかわりかオイキムチか烏龍茶辺りが入れ替わる)、焼き肉屋で食べててもおかしくない金額出してるのに画ヅラからくる満足度がそこらの牛丼屋で定食食ってるのと同じ感じがすると気づいたのと、どこの牛タン定食屋の店の造りからしても「ハレの日に食うもんではないな・・・」と思ったらそんなにありがたがって食べるもんじゃねーなというか、別に仙台ではそういう特別な店ではなく普段着の、普段使いで行く店なんじゃないかと思いました。

焼き肉屋で1500円くらいのランチ食ってるのとどっちがいいのか?むしろこれに1000円足して雰囲気や席の造り、客層が上がるならそっち行かねーか?とか、3000円て並の鰻が食える金額だと思ってるんですけど、それらの店と比べると牛丼屋やファミレスみたいな1000円以下の店作りで全く良くはないサービスなんですよね。

 

 今回の旅行、山形と福島での話しですが、「二度と来るか」っていう水準のコンビニ商品みたいなもつ鍋や、コンビニそばのがマシっていうのを出してて商売成り立つ理由が不思議でしょうがなかったです。