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大阪マリオット都ホテル レギュラーフロア プレミアムコーナーキング 其ノ弐

 いいホテル、いい部屋でした。

部屋、人、食(レストラン)の三拍子中せめて2つがそろわないと満足感は出ません。

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「馴染みの無い地域を上から見ててもすぐに飽きる」という自論から避けた3年前ですが、今回は一昨年訪れた時歩いた辺り(通天閣周辺)が部屋からよく見えて楽しめました。

自分の足で歩くと距離感を体が覚えてるので位置関係を見てるだけで面白いんですよね。地図を見てるよりはるかに面白くて飽きない。

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結構な上から見てるせいで「動物園ちっちゃいなー」なんて思いましたし。通天閣があんな近くにあったのもわからなかった。(スパワールドに気づいて「アレ?」ってわかったんです)

 

 観光拠点というよりも、籠もり向きだなって思いました。

注 自分が観光旅館ひさやに泊まった場合と比べて、ですが

理由はいくつかあって、まず部屋が快適すぎ高層すぎゆえ、エレベーターを待つのにストレスは感じませんが、下に降りるのが億劫になるのと、あべのハルカスという商業ビルと向かいのモールにお店が集中していて全ての事がそこで済んでしまうので外に出る必要がない。

まー真冬の極寒日、風が強かったりすると出歩く気なくなります。

 そしてたぶんホテル内のレストランが美味い。

なぜ「たぶん」なのかというと食べに行っていないから。

じゃなんで「美味い」と言い切るのかというと、ルームサービスを頼みました。チェックインした時間が遅く、外でゆっくり食事する時間でなくなっていたため部屋に戻って頼んだおにぎりセット

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 これの味噌汁がやたら美味い!

ご飯もかための炊き加減でちょうど好みで美味くて翌日も味噌汁飲みたさにまた注文したくらい

 「これここのレストラン美味しいんじゃ??」

57階のZKというレストラン名にてっきり洋食しかないと思っていたんですが、和食もある。

日本料理と割烹カウンターともコースしかなく、食べられない食材があったり、食べたい組み合わせじゃなかったため見送りましたが、泊まってなくとも訪れようと思います。

特に鉄板焼きは眺めもあってよさそうに見えたので使えそう。

 

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 見た目(ロビーや部屋の印象)と違いやさしいホテルだと思いました。

何度かちょっとしたわがままを言ってるのですが、なんとか叶えてくれようと(全て叶ってます)してくれる姿勢で叙々苑同様すでに嬉しく、サービスの鑑に触れてる様。

そして一昨年の帝国ホテル大阪でも感じて書いてることですが、挨拶をしっかりされる。

挨拶なんて当たり前のことですが、視界の端に映ってるとは思わないのか見てる方向に居ないと手を抜く従業員は少なくないので、目立ちます。

東京より大阪の方が競争が激しいということなんでしょうか?教育が徹底されてる表れか、はたまたそれらに厳しい客が多いゆえなのか、実際のトコは知る由もありませんが、滞在していて気持ちがいいですし、このおかげで大阪の印象はすごく良くなってます

このブログを書き始めてから3回大阪に行ってますが、実際はそんなありもしない、勝手に大阪に期待しちゃっている「人の良さ」みたいなもんは、大阪の宿泊施設で具現化されてますね。

 3つ揃ってました。

 

 自分の当日予約で泊まった日の平均レートが55000円くらいだったと思いましたが、安い日はコーナーツインの部屋30日前の返金不可の最安プランで26140円

キングだと30890円でしたが、26000円であのホテルであのビューバスはうらやましいっスねー。

大阪マリオット都ホテル レギュラーフロア プレミアムコーナーキング 其ノ壱

前回より1年半ぶりなんですが、なぜか2014年の夏以来の2年半ぶりの感覚のが強い。

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とりあえずインターコンチネンタル大阪(ロビー階まで行かずエレベーター前までですが)では上がらなかった気分が、(19階のエレベーターを降りた時もう暗くなっていて夜景効果のおかげか)

 おおーやっぱ新しいホテルは新しいホテルでいいなー

とわかりやすいつかみだけれども、グッとつかまれる。

天井高く窓が大きいロビーで部屋への期待が高まり楽しみになりました。

希望しているビューバスの部屋はプレミアムコーナーツインとプレミアムコーナーキング(ジュニアスイートもビューバスですが、好きな造り(間取り)ではないので除外)。

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公式HPと予約仲介サイトからの情報を読み解くに、部屋のある位置(角)によって部屋の大きさが違っていて、#○○21の部屋がツイン42㎡、#○○23の部屋がキング51㎡で、間にある#○○22の部屋がジュニアスイートになってるんだと思います。

(注 フロントデスクで受けた説明とは異なっていたので違うのかも知れません

広すぎる部屋だとテレビやコンセントが遠く使い勝手の悪さを感じるため、42平米の「(コーナー)ツインの部屋ありますか?」と尋ねたのですが、キングの予約からかコーナーキングの部屋まで探してくれたみたいで、その気持ちを買わせてもらいコーナーキングにしました。

 「どことなく」なんですが、どこかのホテルを思い出させる感じが各所に在る。

そう思ったのはロビー部屋への通路、部屋の扉を開けた瞬間(下の写真)

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部屋に足を踏み入れて気が向いたのは、部屋の広さと眺めでした。

景色、この時は夜景ですが、エレベーターを降りたところや、ロビーを通ればイヤでも目に入りますから慣れてしまって部屋へ入っての感動はないかなと思っていましたが、20階ちょい上になっただけでもやはり19階から見る感じとは全然違う。

 部屋の感じは公式HPの360度見られるようになっていたやつまんまで、事前にきちんと選んでしまった弊害だと思っていますし、どこのホテルの公式HPも部屋の写真が少ないのはこのためだと思っている「最初の感動の目減り」が発生しちゃって写真撮るのもアッサリ目。

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上の写真、コンデジの1枚ですがかなり明るく撮れてます。

今回久々(気合を入れて)デジイチにコンデジまで持って出て、勿論デジタル画像なので後から補正は出来るんですが、なるべく加工をせずに撮れたままで掲載しようが標語で、これしようとするとスマホが一番、何もせずとも肉眼で見てるのと近い感じに補正したのを出力してくれる。

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これらの(上1枚に下2枚)写真がスマホで撮ったもので、肉眼だとこれくらいの見え方。

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高層、角部屋と同じですが、やっぱり東京のシャングリラホテルに似てます。

初日にチョロっとテレビをつけて見てみましたが、やっぱり遠いもんは遠い。

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見づらいとまでは思いませんけど、ベッドから寝ながら見るには遠すぎてつける気にならなかった。

部屋に居る時はほぼ風呂にノートパソコン持ち込んで漬かっていたので、気になる点ではないんですが、とにかく広すぎな部屋。

ビューバス目的なんで余計にそう思うんでしょう、もっと浴室部分に割いてくれていいのにと。

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この部屋で一つ残念なこと。バスアメニティがTHANNだったのはいいんですが、

 

中国製 

 

THANNてメーカーに中華系のニオイはしてたけどメイドインタイランドだとばかり思ってたのでガッカリ。

口に入れるモノとこういう聞いた事のない薬品?みたいなモノを配合して作るモノの中国製、産は全くありがたみなんかなく嬉かないし、香港や中国のホテルなら理解もしますが、コストカット以外に中国が製造国なものを輸入してまで置いてる理由がわかんないからものすごく萎えました。

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一番上の夜景はアイキャッチでかなり明るい画像を使いましたが、実際はこれくらい。

游玄亭 新宿

 久しぶりに汐留にある星遊山に行こうとしたんですが、游玄亭へ。

前日上野の叙々苑に行くも満席。その場で席数多い新宿へ電話をかけるも同じく満席。

焼き肉脳というよりもただただ叙々苑サラダが食べたいという一心で、諦めきれず翌日再度電話して予約の隙間を見つけてもらった感じで行きました。

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 初めて行った時からの感想は変わっておらず、「叙々苑叙々苑」騒ぐほどはない。

単にテレビに出るような人の口からよく出てくる理由って(不味くないなんてことは大前提)、場所(西麻布)、一般人の目を避けやすい個室、日付変わったド深夜からでも行けるっていう3点に使いやすさみたいなもんがあるだけで、ここくらいの焼肉店はどこの都道府県へ行ってもあると思っています。

自信持って真面目な商売してるとこならどこでもだいたい一皿3000円前後の肉は置いてあるし、プロの野球選手やサッカー選手が通ってるような店なら間違いなくウマイ。

しかも東京都心以外のほとんどの店は叙々苑より1~2割、游玄亭より2~3割安いっていう感じで似たようなウマさなので、場代(土地代)の差を美味い具合に付加価値に混ぜ込んで昇華させたという評価。

img_7967-large上カルビ

 「地元の○○のが安くて美味い」ってのが、感想を聞かれた時よく言ってた返答で

 割高というのが妥当な評価だと思います。

 じゃなぜ叙々苑に行くのか?といったら

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 それは自分の場合はサラダ。

ドレッシングはそこらで買えますが、それで同じように作ってもやっぱりどこか違う。

 そして大人になってきたためわかったようなもんなのが、給仕・サービスの良さ。

これは「まず不快な思いはしないだろう」という安心感を買っているようなもんで、游玄亭しか行ったことがないかも知れませんが、不満を感じたことがありません。

小僧の時にはその一つ一つ、例えば前掛けの紐を結ぶ手伝いを「余計」と感じたり、スープを取り分けてくれることを「大げさ(自分でできるから)」と思っていたんですが、最近は「丁寧なんだな」って思うようになり、その気配り具合に気づきました。

img_175407-large壺漬ハラミ

値段が一緒、ないしちょっと高い程度なら気分良く食べられる方が美味しいに決まってますから、きちんとした(厳しい)大人にしつけられてるであろう新宿や西麻布の店に快適さを感じるようになったのはまぁ必然な流れなんでしょう。

特に安くもないのに店員がやたら若い店に行って雑すぎる給仕にゲンナリさせられた後だと、多少割高だろうと余計そういうことに(自分の)気が向かない店で食事したいって思いましたから。

 

 そういや今回(というか前回思ったこと)サラダの他にもう一つ目的があったこと思い出しました。

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 それがこの特選タン塩焼(5000円)を食べてみること

ねぎしに行ったことから食べられるようになったタン。一体ねぎしと比べてどれほどウマイんだ?と(ちなみにねぎしでは白たんの薄切りが一番好きです)

 「これ特選のはねぎ乗ってないんですよね?」 

店「はい」

 「ネギタンと比べてどうなんですか?やはり厚い?」

店「そうですね、ちょっと厚いです」

と聞いてちょっと考える間を空けたら

店「別の器で、になってしまいますが、ねぎをおつけすることもできます」

という提案と、さらに

店「よろしければ薄く延ばしてくることも可能です」

と、なるべく希望に近いものを提供しようと協力してくれてる。

 決してどの店にも同じ行為を求めるわけではなくて、こういうこちらの希望に歩み寄ろう、なんとかしてくれようとする臨機応変さが嬉しいんですよね。

これでサービス料を取ってないわけですから、最初の方で言ってる1~2割高いのも納得。というより2割高かろうがそれは税込み表示みたく、こういう質の高いサービス込みの価格であって、ホテルのレストランで会計時にサービス料が加算されるのと同じ感覚でして

 正当

というのが大人になった現在の評価です。

もちろん安くてサービス良い店もあります。でも海外でこれだけのことしてもらったらチップはずんでますから(笑。

 そんでこのタン、美味しかったです。

てんやの天ぷら定食と、1万円はする天婦羅屋の天麩羅と一緒で「これはこれ。それはそれ。」

 ねぎしなんかのタン定食と比べてどっちがどうという感想はなく、それぞれ良くてどっちもアリっていう全くの別物感。今後あちこちの店でも積極的に牛タン頼んでみようと思います。

がしかし、カルビにハラミに牛タンって3皿食べるのキツいんですよねー。

 

 

 追記

 ステーキはともかく、焼き肉が高いって言うのは間違ってるよなーとよく思います。

だってたいてい1人5000円ちょっとくらいの会計(酒代抜き)で、1万円出すくらいまで頼むと「しばらく焼き肉はいいや」って思うほど、最後の方には脂もキツく感じおなかはパンパン。

うなぎを食べてもサービス料を取られれば5000円しないくらいはするし、魚介の方がはるかに高いですよね。寿司なんか好き勝手に食べたら5万円だろうと届きそうな店はあるでしょうけど、焼き肉で1人5万円っていう会計になるまで食べられる気がしない。

 おすすめの店あったら教えてください。

 自分が東京でというならば、恵比寿のKABTOか汐留の星遊山。

雰囲気良いというのが一番に来てるオススメなんですが、予約の入れやすさは勿論のこと、営業時間の長さ(K)や気配りの良さ(星)や部位の多さ(K)が選出理由ですね。

 部位はタテメ(タテバラ)が好きです。