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かにチャーハンの店 横浜店

 不味かった。

自分でお金を払って外食するようになって以来、お腹の空き的に食べられるのに残して帰った記憶がなかった。けれど、悲しかったけど不味すぎたから残して席を立った。

 今までで一番、野菜の味台無しにしてる味濃すぎの塩だれ味に一口食ってクソマズすぎて怒りすら覚えた吉野家のベジ丼(ベジ牛)ですらもったいないと残さず食って帰ったのに、残した。

 中央に乗ってる海鮮に「火を入れてないかのような冷たさ」が感じられる状態で出して来た理由が理解できないのは置いておいたとしても不味すぎた。

一つもパラパラしてなくて料理経験なしの小学生に文字だけで作り方教えて作らせたらこうなるんじゃって程のベチャベチャさ加減。

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一番ダメで食べるに値しないのは、鍋を洗っていないからか、油が悪すぎるせいか(これはないと思いたい)、チャーハン全体に嫌なニオイと味が付いてしまっている点。

中央に乗ってる海鮮に火が通ってないどころか意味不明な冷凍感(冷蔵じゃなく冷凍庫の冷たさ)があって、炒飯の温かさの差に驚けるんですが、それがまためちゃくちゃ不快で、釣りエサのような強烈な生臭さを際立たせてるし、アンは固すぎるわ濃いわ。

そこに肝心のコメに、中国の辺鄙な田舎にある青空屋台のみるからに不衛生な感じのする鍋で炒られたのと同じ味がする。

 二度と金出して食わないでしょこんなの。タダでも余計食いませんが。

改装前のエキュート大宮店だとコンロ奥の蛇口から水出して鍋を洗ってる場面を見た記憶があるから、作る毎かは見ていないけど、結構こまめに洗ってたはず。ここは気にして見始めてから3人前作ってる間に一度も洗わず。

 

 もうダメかも知らんねかにチャーハンの店。

渋谷、大宮、大阪、横浜と4店舗で食べて、うちまともに金出して食べ行きたいって思えるのが渋谷の1店だけって。

10年くらい前までは「ちゃんとしたプロの作る炒飯ってこんなパラパラなんだ・・・」って感動したほどだったのに。

作り方はここも米に卵かけてから炒める作り方してたけど、この作り方だなって気づいてからおいしいと思ったことがない。しかもこの作り方してるくせに驚くほどベタベタで。素人以下。

横浜店には二度と行こうと思わないので、二度と行かないカテゴリに入れました。行ったのは二か月前で「もう書かないかなー」と思ってたところをわざわざ書いたのは「愛」以外のなにものでもありません。

 

 2018年1月追記

 残念ながらエキュート大宮店ももうお金を払って食べるに値しない。

初期に居たと思われる中国人っぽい料理人はやはりちゃんとした料理人だったようで、家庭の火力の足らないコンロでやるようなご飯に卵をかけてから炒めるやり方はしてなかったはずで(今はそうしてる)、鍋もよく洗ってた。

 しかし今は鍋を全く洗ってるように見えないし(実際食べてる間の10~20分の間には一度も洗っていなかった)、その焦げた鍋の味というか汚いフライパンで炒ったような油の臭いが米に移っていて、食べてて気分が悪くなる。

 ここで初めて食べた時のパラパラ具合には驚いたもんだったけどなあ、悲しい。

 

 2019年3月追記

 エキュート大宮店も行く価値ありません。はっきりと不味い方の炒飯。

こんだけマズイ炒飯を出せる店は中々なくて、チェーン店でも安さが売りの餃子のなんとかみたいな店くらいしかパッと浮かんで来ない程のマズさ。

日本全国鴨せいろの旅 (2019年2月22日更新)

と銘打って食べ歩きをまとめていってみたいと思います。

どこで食べてもそこそこおいしく、寄り道、途中下車する理由にしました。

個別に書かないお店の方が多くなりそうな予感はしてますが、そこは察してください。
5段階中3、4(再訪を考えず他を探してしまう)お店では書かないつもりでいます。

 とりあえずの目標は47都道府県

鴨せいろのみ目的で行くことはなかなかないでしょうから簡単には埋まらないと思っていますが、それでもどこかへ旅行に行った際、隣県に足を伸ばすきっかけにはなるでしょうし、どんな時にも目的を持たせられるのは発明かな、と(笑。

 出来ることなら事前に調べて探して行くのではなく、なるべく自分の足で偶然の出会いを見つけたい派なのですが、実際に旅先の食後に見つけたり、偶然見かけても定休日だったりと中々はかどらず大変さを感じています(楽しいですが)。

 

 そばの香りの強弱について書いてることがありますが、良し悪しには関係なく、好き嫌いの判断はのど越し感(口に入れてから飲み込むまでの感じ)でしています。

 

すだちそばでもやりたいんですが、いかんせんすだちそばが品書きにある店が少ないため現時点では一レイヤとして追加にしてあります独立させました

 

 以下に簡単にそれぞれ訪れた店の感想を。

(都道府県)(市町村区)(店名)

  • 大阪 (大阪市) やぶそば   接客良。後悔させない安定感。高目だけれど満足感あり。
  • 埼玉 (さいたま市) 高砂   考え方(各こだわり)わからず。格別安いわけではないため細かく刻まれた鴨の良さ・意味わからず。こういう店に来る人間は「代価にあったちゃんとしたもの」を求めてるはずなのに、鴨肉を刻んだ意味が数百円の高い安いのみってどういう了見?。そばもこだわってる感じは何もなし。
  • 静岡 (熱海市) むさし乃   普通。別品書きにあった他そば(失念)の方がよかった。
  • 東京 (中央区) 湯津上屋   それなりに美味しいと思うし高い水準のものかもしれないけれど長時間並んでまでして食べるほどのものではない。「食を楽しむ」ということと真逆の空気を漂わせる意味がわからない。
  • 埼玉 (伊奈町) さいとう   昼時は過ぎて入店した時客は1人客が2名、8人がけで相席。自分の注文で蕎麦が売り切れた状態にもかかわらずその8人がけの一席にさらに相席を強いられる。その後なにやら店主?らの笑い声(話)が聞こえ嫌な予感のみの中、配膳されたのは案の定こだわりの伝わってこない極々普通のそば。ホームページに書いてあるあれこれは全て不必要な独りよがりの自慰系。鴨肉だけ美味。せいろの汁は角の取れてない生醤油のような、匂いが強い大森の布恒更科が思い出されるもので、香りの(味も)ない蕎麦は完全に負けて均衡が取れていないと感じた。布恒更科同様この手の汁はごま油強めの天ぷらに合う汁であって、あなご天が売りらしいけれども、天ぷらありきの汁ならば蕎麦軽視としか感じなかった。
  • 福島 (西郷村) きんしょうじ   焼き葱の鴨せいろそばにせいろの汁で注文。そばは太くモチモチ。せいろの汁はかつおぶしをすごく感じる汁で今まで関東で味わったことのない感じの汁だけども甘めで悪くはない。太い蕎麦は好みでないんだなと気づかされたが、見た目、そしてすすった瞬間から全くウマくない蕎麦で、鴨せいろとして良いところなし。一昔前の高速道路のサービスエリアで食べる食事のような平均以下のそば。わざわざ途中下車して雨降る中訪問したのだが、ここのそばのひどさに競争のない地方で無闇に食べるのは止めようかと考えたほど。
  • 東京 (中央区) 山茂登   ちょっと甘めでしょっぱさの方を強く感じた汁。冷かけ(すだち)で食べた時の均整具合、良さより少々劣って感じたのは冷たい蕎麦を温かい汁で食べるという難しさのためかも。鴨肉もまぁ美味いのだけれど、次食べるならばかけの何かか、とろろせいろにすると思ったのが素直な感想なんだろう。相変わらず嬉しくなれるほどの気配り具合。
  • 東京 (中央区) 真田   税込み2052円をどうとるか。ギンザシックス店で提供されていればいいのだけれど人口密度が高い状況が多そうな本店では不快指数も高い時間が多く、量を考えても決して安いと言えず薦めづらい。
  • 埼玉 (川島町) 琴正庵   とにかく良かった。ゆるくやさしい。例えるなら縁側で日向ぼっこしているようなのんびりした空気は周りの景色(田んぼ)と農家の一軒家という環境からかとにかく良い。また行きたい。

 

残り1道1府40県

ウェスティンホテル大阪 エグゼクティブスイート

 スターウッド、クラブフロア、スイートと自分には大変珍しい組み合わせ。

すったもんだの末(下記)どうでもよくなった、せっかくこのケチがついた状態を活かすべく今後行かなそうなホテルからジェットバス(とプールにあるジャクージ)でウェスティンの選択になりました。

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 通り道?の地下道までの案内が見当たらなくイマイチわからず、大阪駅から近いと思って歩きましたが、とても遠く感じたつまらない道のり。せっかく雨が降らずにいてくれたのに、この光景を思い出すと億劫で、外出せずに籠ってしまったくらい印象悪し。

この見た目以上の遠さ(なまじ建物が目に入っていたから)を知っていたら素直にタクシー使ってたと思います。荷物が重かったり、二人以上だったら迷わずタクシー使いましょう大阪駅からだとシャトルバスありますね。

 入った感じ「東京のウェスティンに似ているな」と思いました。

もう10年は前の記憶なので「なんとなく」なんですけど。

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 部屋の感想・・・ただただ広い部屋。    

 

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スイートらしいって言ったら部屋に入ってまずあったトイレを見て思ったくらいで、あとはだだっ広いだけ。「空き空間(無駄)が多いな」っていう風にしか見えなかった。

 豪華さに欠けるっていうか、特別感がまるでない。

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 最初から最後まで「広いだけで、どこにでもある部屋だなー」って感想のまま、気持ちの上がってくる部分がなかった。

これ「一昔前のホテルだから」ってわけじゃないと思ったんですよ。単にデザインが古いだけじゃなく、開業当時に泊まっていても「おおすごい」とは思ってなさそうなつまらなさ。

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 コーナールームで普通の部屋4部屋分の窓がある部屋なのにビューバスじゃないっていうとこに集約されてる気がします。角部屋とその両隣の2部屋つぶしてつなげましたっていうだけの造りに特別感を感じろって言う方に無理がある。

素材を与えられどう作ってやろう、表現する場所を与えられてどういう空間を造ってやろうっていう腕の見せ所だと思うんですけど、ただ言われたから造りました的な、「思い」みたいな楽しんで造ったんだろうなとか遊び心とか伝わってくるものが一切ない。

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 演出に欠けてるっていうか、盛り上げ下手。

 否定的に書いていますが、ダメなホテルと思ってはいません。

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ただ他に魅力のあるホテルがいくつか出来てしまって、それらのホテルは駅の間近だったりして周辺の環境にも差(好み)があり、どうしても数枚落ちてしまいここにする理由に乏しくて残念。

 ということが料金にも反映されるようでしたね。

インターコンチネンタルのスイート、マリオットのコンフォートダブル、セントレジスのプリミエと比べ、倍以上に広い部屋だったり、色々特典のついたクラブフロアにもかかわらず同じくらいの宿泊料でしたから(55000±5000円)。

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 石鹸の香りはよいんですよね。ブルガリのによく似てる。がしかし中国製。

香港のハイアットリージェンシーのporticoに似た容器に入ってるなーと思って見てみたらまんまと中国製。。。

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 いくら香りが良かろうと中国製だとイイ気分にはナレマセン。

 ジェットバスの水流強めなのは◎。

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なのでプールのジャクージには行く必要がなくなりました。

チェックイン直後に偵察へ行ってますが、狭かったしで、もう一度足を運ぶことはなかったです。日本のプールは規律が色々で面倒でしょうし。

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 以上感想。写真が余っているので以下蛇足でここに至った経緯を。

 

 大阪1泊。

ならインターコンチネンタル(以下IC)でもありだな、と見たらイマイチ安くない。

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年始にかけて見ていたのですが、デラックスからプレミアムスイート、プレミアムコーナースイートまで金額の差はそれほどなく、コーナースイートだけはほっそい窓のある一応ビューバス。

だけれど鮨や鉄板焼き等々和食のレストランがなかったり、超高層ではないのでやっぱりホテル自体にイマイチ惹かれない。

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 間取り図を見てるとレジデンシャルスイートの方が好みな感じに見えていて、コーナースイートはカッコいい感じ。

1泊だけなら1泊だろうと気分を上げてくれるであろうコーナースイートを選び、数泊ならばレジデンシャルにすると思います、自分の場合。

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 ICの1番安い部屋が税込みで5万くらいだったっけかなー?

旅館ひさやLOVEなのは変わらずですが、比較でマリオット都(以下M)を見ると「次泊まるなら」と書いたコンフォートダブルが予約と同時決済返金不可のプランで4万だったか5万くらいだったか、大差はなし。

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 Mは立地も気に入り、お気に入りのホテルになりましたけど、クラブラウンジと同階のコンフォートダブルは籠り向きと思っていて、この時の予定だと1泊だけで籠るつもりはなかったので、「他のホテルに行っときたいなー」とちょっと悩んで保留。

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どちらのホテルにも泊まったことがなく、ICのコーナースイートとMのコンフォートダブルが同じくらいの料金だったら迷わずコンフォートダブルにすると思います。

ギリギリビューバスと言えなくもない感じの浴室がとても良さげなので。

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 大浴場とプールとカッコのよさげな部屋を取るか、ラウンジでの飲食を取るか?

 

 引き続き他のホテルを見てると、セントレジス以下(St)のビューバスの部屋が見つかり、ツインのみしかないそうですがだいたい同じくらいの宿泊料金。

 大浴場でICのビューバスにするつもりが料金の高さに納得がいかず→Mのコンフォートダブル→Stのプリミエ(ビューバス)となり、(存在だけは前から知っていたため)Stのプリミエにたどり着いた時には

 「おぉーついにセントレジスのビューバスに泊まるご縁がきたかー」

って思ってたんですが、この予約前日になって取り止め。

瑣末なことですがどうしても納得いかないことがあって・・・。呆れてキャンセル。

CIMG2755 (Large)(注、明るすぎです)

 高層でもなし、プールもなし、和のレストランもなければ、クラブフロアでもなし。

と、フロ以外に惹かれる要素のないこのホテル(セントレジス)を予約をしたのは稀有なことなんで泊まりたかったんですけどね。つくづくこことも縁がない。

IMG_210413 (Large)(これでもまだ明るめです)

 その後は半ば自棄気味(笑)。

好条件(主にフロ)な良い部屋はないものかと探しますが、Mは期間限定のセールで既に完売。ICStのプリミエと比べすぎそうなので除外。

よっぽど憤慨してたんですかね、何を血迷っていたのか高い順で検索して出たウェスティンのジェットバスとプールで渋々折り合いをつけた感じです。

あと忘れてましたが、この4ホテル中ICだけがチェックアウト11時でしたね、残り3ホテルは12時で。チェックインはウェスティンだけ14時からで、他は15時から。そういう意味(料金を時間で割る)でもウェスティンは一段安くなってます。

IMG_210508 (Large)違う方向ですがこれくらいの明るさ

 その4ホテルで比べてしまうと、唯一前世紀から営業しているウェスティン。「部屋で見劣ってしまう部分があっても(安いし)仕方ない」と思って泊まるかなー、うーん。

 

 こうつらつら書いてたらそのセントレジスの一件が大阪での滞在が崩れた大元で、トラベルはトラブル派なのですが(大歓迎ではない)あらためて「ホテル選び」は旅行にとって重要と思わされました。年始の旅行がよかったから余計でしたね。