8 京都じゃなくてパキスタン

京都の話のつづきになります

 せっかくなのでととりあえず清水寺へ行き、参拝後遅い昼食(兼朝食でもある)を日月庵さんで食べた後三年坂二年坂を歩き疲れるまで散策。

参拝前のまだ充分明るい15時過ぎから閉めかけてる店がチラホラあってびっくりしてたんですが、食後の18時くらいでは見た感じ半分くらいは閉まっていてもう空気が寂しすぎ

「夕飯はどこにするかなぁ」と考えつつ19時くらいまで粘ってホテルへ帰ったんですが、ちょっと横になったら寝てしまい再び出ることはなく夕飯抜き(苦笑

そうして早寝した分早起きできた3日目、朝風呂でカラダ充分温めたのち近所を散歩

ホテルもいっぱいあるし、行ってみたいと思える洒落てる店もあちこちに

と、うぅ・・・京都の話あとちょっとなんだが、いまだ書く気になれず・・・(このクソ旅○のせいで略

 

 観光で食ってる街で働いてる奴が観光客に冷たいってどうなわけ?

と余計なことばっか浮かぶ。。。

 そういや昔来た時も寒い光景に出くわしたなぁ(これも後で機会があれば

しかも同じ言語しゃべってる民族間ですらこんななんですから、異国から旅行に来てる言葉も違う異人種に対してはどうなんだよ?と不安になりました。

 若かりし頃にですねパキスタンを旅してる時に、バス乗ったんです。ラホール駅前からバスターミナルへの

で運賃を車掌の人に払おうとしたら受け取らない

なんでかわけわからずに居ると、その車掌のような人が指を後ろの乗客に向けた

 ん?彼がなに?

笑。きょとんですよね

そのままわからないで居たら、ちょっと英語と日本語出来る人が乗客の中に居て説明してくれました

 「あなたの分はもう彼が払った。だからあなたは払わなくていい。」と

 なんではらってくれた?

そういう顔をしてたんでしょう。聞かずともさらに説明してくれました

 「イスラムの教えで旅人には施せと。」
 「僕も日本に居た時日本人にお世話になった。彼が払ってなければ僕が払ってる。」

と言っていました

 すんげー嬉しかったですね。

 ホント額じゃない。気持ちが嬉しかった

そういえば高校の頃、遅刻して行ったら駅前で困ってる雰囲気の外国人二人組みが居て、彼らがパキスタンからの人たちだった。電話の前で戸惑っている風だったので声をかけてみるとなにやら電話をして欲しい風。というより話し中だった様子。切れちゃったのでかけなおしてみると

彼らはそこが最寄り駅の工場で今日から働くということで来ていた出稼ぎさんで、駅まではなんとか来れたが工場までの道がわからない。工場へ電話をかけて聞こうとしても、電話に出ていた工場のおっちゃんは日本語だし(苦笑

ということでかわりに工場までの道を聞き、どうせ遅れついでだからと道案内をかってでました。

無事ついて、がんばってねーノシと別れたわけですが、この時の恩返しを受けた気がしたもんです。

彼らは電話番号を書いてあった紙切れに名前らしきものを書いて自分に渡してくれたんだけど、それが当時の彼らに出来る精一杯のお礼というか、気持ちの表しなんだろう高校生ながらありがたく受け取ったのは覚えています。

なにかになるわけじゃないし、何かを望んでやさしくしたつもりもなかったけど、こんな形で返って来るとは思ってもみなかっただけにすんごい嬉しかった。

思わず、先人たちに感謝しました

日本という国の日本という国がしてきたこと、先の日本人がしてきたこと

自分が日本人で日本国のパスポートが誇りに思えた瞬間でした

 

 

 

 

 

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パキスタンでは他にも旅人として考えさせられる場面に出くわしていて、ギルギットという北部の町まで行く道中、19時間くらい小型のバスに乗って行くことになるんですが、何度となく小休憩がありその都度温かい飲みものを飲んでいたんですね

一切請求が来ることなく

バス代に含まれてるわけはないので、不思議に思って2回目の休憩の時に注意深く見ていたら

誰かしらが代表して全員分を払ってくれてるようでした。自分ら日本人たちの分まで
(20人乗りくらいのミニバスに自分を入れて日本人が3人、北欧からの白人が1人いた)

ここでもイスラムの教えというか、自分が旅人として異国の人から異教徒なのに施し受けてるんだなぁと感じました。

で、そんな中、他2名の日本人(男の子と女の子)が珍しく盛んにおしゃべりしてる

 「なになに?」

と話を聞いてみたらなにやら「ここのお茶代(全員分)を持て」と言われたと

俺 「どうしたのそれ?払ったの?」って聞いたら

そいつ 「いや(汗)無理っすよ、そんなん払えませんよ・・」

だって

 

馬鹿だと思った

 

いやいやいやいやいや、アンタここまでヒッチハイクで来たの?
いやいやいや、たぶん下手すると彼らたち全員よりお金持ってるんだぜ我らは

って思ったら恥ずかしくなるよね、いくら20そこそこだろうと

しかもキミたちはその飲み物の料金のことどう思ってたか知らんけど、ガブガブ飲んで、なんかクッキーみたいなものまで食ってたりしたよね?(自分はトイレ休憩の配分、回数がまーったくわからなかったので、道中トイレに行かないよう前日から飲み食い控え作戦で摂らないでいた)

 
これ聞いて俺慌てて「払う払う払うよ(笑)でいくらなの?」って聞いたら

誰か 「いや冗談だよ(笑)だいじょぶw」 

だって

俺 「えーいくらだよ、さっきのも誰か払ってたんでしょ?払うよ」って言ったら

誰か 「よしwじゃー次お前払え(笑)」て(笑

俺 「よしわかった、じゃー次の払い俺な(笑)」

で次の休憩の時同じようなとこで同じような茶出されて支払いが俺のとこにちゃんと回ってきました(笑)

確か45ルピーとかそんなくらいだったと思います。当時のレートで1パキスタンルピー1.8円だか2.2円くらいだと思ったけど、2円だとしても100円しない計算

「袖摺りあうも~」で同じバスに乗って「スライディングスライディング」とあちこち崖崩れがあった中20時間近くも一緒にいる連中に(ドライバー含む)100円の飲み物すらおごれないなんて・・・

こいつらなんのために旅行来てるのかって思った

同じ日本人としてえらい恥ずかしいというか切ないというか情けなかったんですよねー

っていう話を思い出してたら、そのギルギット、フンザまで治安悪化と普通のニュースでも報じられるくらい大事になってて少々胸が痛みました

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余命1年と言われたらここへ来て、ここに埋めてもらってここの大地になりたいと思えたほどの土地

 

話だいぶ脱線したけど、パキスタンでは

here is my country youre my guest や be my guest

これほんと何度も言われました

お前外人だろ?ここは俺の国で、お前は俺の国のゲストだ。てことは(回り回って)俺のゲストってことだ。ゲストにお金は払わせない

 俺のゲストになれ(笑

 素敵ですよねw

イスラム教の教えにのっとってるだけなのかも知れないけれど、素敵な教えだと思った

その国に訪れて見なければわからなかったことのひとつ

んで、京都の人たちって他の都道府県の人より外国の人に接する機会多いと思うんですよ

訪れている外国の人に対して、ちゃんと日本の代表として接している意識があるのかどうか

その人たちは我が日本国に来ているゲストなんだから

せっかくなんかの縁で日本に訪れてくれた人たちに対して、やっぱ嫌な思いしてもらいたくないじゃないですか

その何かしら小さな出来事がきっかけで日本のこと嫌いになるかもしれないし、どんな些細なことだろうとその旅行自体を壊すくらい嫌な思い出になりかねないわけで

大陸と違い島国で、ホイホイと国境をまたぐ環境にない我が日本。極端な話その人にとって一生にたった一度の日本旅行かもしれないわけで

と思うから、京都のお店の人たちよろしくお願いしますよマジで。

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