大江戸温泉物語 浦安万華郷 露天風呂付き和室6畳

 浦安に3泊。

当初の考えでは以前より興味のあった幕張のアパホテルに泊まってみたかったんですが空きがなく、断念したものの大浴場への思い断ち切れず、泊まっていたホテルからすぐそばにあった大江戸温泉物語グループの施設を初訪問することにしました。

 しかも泊まり。

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 ここともう一つ似たような再生ホテルグループと共にあまり良い評判を聞いたことも見たこともなかったので、自分で確かめるいい機会かなと思い、思い切って移動しました。綺麗だしこれといった文句もそれほどなかったホテルだったんですが、どこか居心地が良くなくもう一泊する気にはなれなかった。

 「巷で言われてるほどのことはなく、イイ感じに過ごせるんじゃないか?」と楽観出来ていたのには、去年の春利用した神戸の神戸ポートタワーホテルなごみの湯宿京都の日本館といった和室+大浴場での滞在が思いのほか良かったからに他なりません。

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 大浴場のあるビジネスホテルに泊まって部屋の風呂を使うことがほぼないため、部屋風呂はなくてよかったんですが、あっても困りはしないだろう、というより万が3000くらいですか、「浦安」という客層に不安があって保険で露天風呂付き客室にしました。

 結果はこの念のためが大正解。

 「ととのう」という言葉を知って以来サウナを利用したくてたまらなくて、サウナ目当てと言っても過言ではない選択でもあったんですが、露天と言っても無理矢理露天にしてるような部屋の小さなフロには入らないかなーと思っていたのは大間違い。

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 部屋の大きさというか狭さは想像通りでしたが、フロスペースの開放さ加減と風呂桶のデカさは想像以上で快適で、大変気に入って部屋風呂しか入らなくなるんですが、その理由の一つに部屋の風呂の湯も水道水ではなくちゃんとした温泉だったこと。

 実際行くまでは「どうせ温泉と言っても塩素臭い循環湯。。。」に「部屋のフロに引かれているのは普通の水道水を沸かしたもの」と思っていたんですが、だけに蛇口をひねって出てきたのが塩素の臭いなぞ一切ない塩っ気のある湯水だったのは嬉しい誤算。

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 細かい泉質なんぞは最初から全く気にしてませんが、何回だろうと自由に入れ替えられ真新しい湯を独り占め出来ることと、誰を気にすることなく自分好みの湯温に調整し放題なのがこれほど幸福に感ぜられるとは。

 つかりながらスマホは使えるし、湯船で飲み食いするのも自由なのも良い(笑。

 大浴場の方を全く利用しなかったのにも理由はあってそれは残念な点でもあったのですが、あまり清掃状況が良くないというか、流れが澱んでしまう造りのようで色んなゴミがやたら目につき清潔感がなく、好き勝手出来る部屋の露天とは天地の違い。

 

 露天風呂付きの客室でも部屋にトイレはありません。

ですが、宿泊用区域に10室くらいの部屋がまとまってあるのですが、それら各部屋の中心あたりにトイレがあるので、部屋の戸を開ければどの部屋からも20~30歩はあれば行ける近さのため不便さは感じませんでした。

 行くまでは露天風呂付きの部屋でなくていいと思っていましたが、部屋の風呂まで温泉となるならそれが最高でした。断然良かった。

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 食事面についてですがいくつかある食事処は期待しませんように

それらを例えるなら現在のではなく「”一昔前の”決しておいしくはない」高速道路のサービスエリア。

焼肉屋や本格的な中華料理屋もあったのを見て、店内でではなく「くつろぎ処」という大広間にて中華を中心で他の店からもあれこれ頼んで食べようと考えたんですが、その中華の持ち出しは20時半でラストオーダーと書かれてあり、諦めて近くのテーブルでたこ焼きとフライドポテトを食べながら「どーしたもんかなー」と代案を悩んでいたら、その中華の店の方から「もう閉店?」と声が聞こえましたが、ホント同じ感想。

フロに入ってのんびりマッサージでも受け「さあじゃあそろそろ食事にするか」と思った頃にはラストオーダーや閉店時間が気になるほどの早さで、宿泊者の外出は「そこまでの利用料金を精算した後」許されるそうなので駅まで行けばお店はありますが億劫なのは否めませんし、近くにはコンビニくらいしかなくて食事面ではあまり頼りにならない浦安なので注意が必要です。(ハイアットプレイスにあるギャラリーキッチンというレストランでピザやパスタ、クラブハウスサンドウィッチといったメニューを24時間注文出来ますが)

 昼食代わりに食べたあれこれがイマイチどころかイマニジュウゴくらいの期待外れで、今まで行った日帰り温浴施設の食事処としては最低レベル。

そのせいで全く期待出来ずに、朝食付きプランだからと仕方なくありがたく食べに行った朝食がかなり美味で、この日の気分は朝から上がりました。

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 ここの朝食も「ビジネスホテルの朝食」としてしまえばやはり4つ星ホテルのそれよりはるかに特色が出ていて、食べる(選ぶ)楽しみがあり、そしておいしい。

 特に味噌汁がちゃんとしていてとてもおいしく、具の豆腐が際立ってウマかった。

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 並ぶおかずの中に”冷奴”だけが置いてあって「京都でもないのに珍しいな、こだわってんのかな?」と気にはなってたんですが、納得。

朝食だけでいくらなのかわかっていませんが(1280円)、差額1000円程度ならば”付き”のプランを選択して損はないとおススメ出来ます。

 

 その他注意点として翌日の入館(フロ利用)も込みのプランだったんですが、チェックアウトが9時で、施設の営業時間が9時まで営業の再開が11時からとなっており、再入館できるようになるまでの2時間空白の時間が発生。というか追い出されます(笑。

ただ開園と同時にTDRへ行くような方たちには丁度良くもあるのかな、と思いました。

 日帰り温泉施設が好きで利用を考えている人の場合、その空白の2時間さえどうにかなる算段がついていれば、露天風呂付きの部屋での宿泊はかなり快適で、良い気分転換になるはずです。

 実際利用してみた感想として、たぶん隣に小さい子連れのご夫婦が泊られていたと思うのですが、物音や話し声が気になることもなく過ごせて、思いのほかくつろげていましたので。

 あとどこかのホテルの使い捨てのスリッパをここ用に持ち帰って持参しましょう。

 

 追記

 大事なことを書き忘れていました。

 ここは「”泊まることの出来る”温浴施設」なだけで、旅館ではありません

「旅館・ホテル」と思って行くと大変嫌な思いをすることになるやも(笑。

 飲食とマッサージを除いた接客はサービス業の中で最低と感じた態度、対応(飲食はほぼ、マッサージは未利用のため)。

そのやる気のないしゃべり方は普段の生活で在る「普通の感覚」だと腹立たしく気分が悪くなるばかりで、温泉につかれても精神面が疲れ精神衛生上よろしくありません。

特に受付(会計)に居る男性従業員3名と言葉を交わしましたが、3人とも最低最悪で、失礼と思うくらいの応対をされ嫌な気分になります。ですので一切言葉を交わさないつもりで行って、何かあってもその人たちに尋ねたりするのはやめましょう。

 自 分 で 調 べ た 方 が マ シ で す 。

 それと連泊の場合はカプセルホテルのように追い出されることなく室内に居続けられるそうなので。(注 「 お な じ カ テ ゴ リ ー の部屋の場合に限り」と念を押されましたがそんなことわかっとるっちゅーねん。。。)。

炭火焼肉新羅 新浦安本店

 もう一度行くことはないと思います。

 新浦安の駅までは遠く、21時過ぎてから行ける店がありそうもなかったのでホテルから歩いて行けるここに行ったんですが、値段の割に・・・という感想。

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 オイキムチだけはおいしかったですけど、どの肉も自分の感覚では2段階から3段階くらい低い肉を提供されてるような感じで満足できませんでした。

段階というのは、普通の店の特上>上>並>安い焼肉チェーン店の特上または上>上または並、という具合に、上を頼んだのに食べた感じ安い焼肉屋で食べる上や並の肉に思えたってことですどれも。

 写真は左上から時計回りに、並タン、上カルビ上ハラミ、タマゴスープ、のどぶえ(味噌)で、並タンは頼んだことを後悔するほどはっきりと不味く、上カルビは見た目どおり脂だらけで「うーん・・・」という感じで、上ハラミはもともと安い部位だと思っているのですが安い(マズい)店でもこれくらいのは出てくるんじゃ・・・という程度のものではっきり言ってしまえば「どこが上?」「並ハラミはどんなのくんだ?」とか、上と並を間違えられてるのかもと思っていました。

タマゴスープはとても普通で何か言うほど美味しくもないけれど文句を言うほどまずくはなくて、のどぶえは味が強すぎ。味噌が濃過ぎで食べるのが苦痛なくらいで、思ってたものとは違うものが来たというのをさっぴいて考えてもどっちかと言えばマズイ方。

 店の雰囲気は悪くなかったし、接客も悪くなかった。ただ「おいしい!!!」と興奮するほどじゃなかったけれどマズかったというわけでもなくて、値段から期待したほど美味しいことはなくて、食後の感想として「高い」。

この程度の肉を出されるなら外食として食べに行くことはないなと思ったわけです。

わざわざ美味くもない焼肉(しかも安くない)を食べに行くなんてこと、それが事前に分かってたらしませんよね普通。まぁ安かったら最初から行ってないんですけど。

 チェックイン前に新浦安の駅前で店を探していた時、焼肉と釜飯で迷って釜飯を食べたんですが、そこ(炭家米蔵)もマズくて久々の金溝。

釜飯類の値段が微妙というか安すぎて不安を感じたんですが、焼き鳥の方は1本199円からと高かったので、「量が少ないだけだろう」と前向きな都合の良い解釈をして、鶏釜飯と砂肝を注文。

 砂肝は生臭い?ような、実際生焼けでクソマズく、きちんと中心まで火が通ってないせいで独特の歯応えが気持ち悪く感じてしまうほどの逸品と、釜飯の鶏もいまだにこんな生臭くてクソマズイ鶏いるんだ・・・って今時こんな作り物みたいな色の鶏、安弁当ですら見かけないだろっていうくらい呆れるほどマズイ鶏肉の釜飯で、ダシもへったくれもあったもんじゃなかった。

ってかひさびさ残して帰ったんですけど、それくらい新浦安で食事ってのはどこ行ってもハズレだらけ。TDRが隣にあるおかげでそういう(美食を求める)街ではないんでしょう。味気ないけどどこにでもある安定の全国チェーン店に行った方がよかった。

 

 追記

 街路樹のせいで見えて(認識)なかったけど、道路の反対側にある店の方がよかったかなーとは思いました。

両方知ってて見比べて行ったとしても店構えからこちらの店へ行ってたでしょうけど。

ベッド 東京ベイ東急ホテル スーペリアフロア

 ベッドで見てもビジネスホテルでした。

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マットレスはシモンズで、(タグに書かれている)厚さは19㎝。

詰め物もなくピロートップでもないビジネスホテルでよく見かけるタイプのもの。

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 2泊中の睡眠の浅さから判断するとあまり眠れておらず良くはないとなってしまうのですが、寝心地が悪いわけでも、弾み具合が悪いわけでもなく、新品の硬さが取れて自分としてはちょうどいい具合の硬さのマットレス。

 この部屋の奥行がベッド4つ分にちょうどよい程度なのと、ベッドボードが3ベッド分の長さで3人以上用の部屋として造られていると書きましたが、写真を撮っていて左右のベッドでマットレスの厚さが違うことに気付きました。

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右の薄い方のスカートをめくってみるとスタッキングベッド。

親ベッドのマットレスの厚さは14㎝(タグ)で、子ベッドの方も14㎝のシモンズ。

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これだけ薄いマットレスでシモンズのものは初めて見ました。ここまで薄いマットレス自体中々お目にかからず、パッと思い出すのは京都の(今はなき)ロイヤルホテル&スパ。それと自ブログを軽く見返したところ横浜のローズホテルが似たような薄さ。

 やはり場所柄から大勢で来て雑魚寝のような感じが似合うと思う瞬間があったのですが、寝心地、部屋での居心地の良さよりも、寝れる人数やその用意の簡易さの方が重要で需要もあるということだと思いました。