浅草 釜めし むつみ

 当たりました。

釜めしはハズレが少ない、というのは事実だと思います(笑。

 それだけでなくここは接客が気持ちよかった。抜群に。

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過剰に歓迎されてるとかそういう甘ったるい感じではないのですが、しっかり客として迎えてもらっている感があり、姿勢がいいってこういうことだと思いました。

多少ウマかろうが接客でムカついたら即帰るか、二度と行きませんよね。

 

 ベタなトリからカニに、ふぐとじゃこで悩みましたが、ふぐは釜めしで食べる良さが想像出来なかったのでまず脱落して、とりあえず他でも食べて来てるとりかかににしようかと思いましたが、最終的に選んだのは季節限定の鮎。

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 それとふぐの唐揚げ。ふぐ唐に目がないのです。

ふぐ唐は確か860円くらいだったかな?釜めしが1080円からであの満足度なのを考えると高いと言わざるをえない感じのもので、ここで食べなくてもいいなと思います。

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 写真は撮ってませんが、まず味噌汁を一すすりしてもう言うことなかった。ホント「ここにしてよかったー」って報われた瞬間っていうか、釜めしにはまだ箸をつけてなくてもおいしいのは確定だわって思いましたから。

 釜めし、おいしかったです。

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めっちゃおいしかった。やっぱこう釜で炊いてるウマい米を食べる瞬間は日本人で良かったって心の底から思ってしまいます。

釜めし的にはやはりとりやかにのが合ってんだろうなーと、大盛りで頼んでましたが軽く入ってしまうので、食べながらもう30分待って追い釜めしをするか考えていたんですが、次回の楽しみに我慢、回しました。

ホテルからここまで、それなりに歩いて他の釜めし屋を通り過ぎても来ただけの甲斐は余裕でありました。やっぱ駅からこれだけ外れてるのに続いてる店は間違いない。

 

 遠出した時にこういう店に出会えると、また次「どっか行こう」「また来よう」って意欲が湧き出るんですが。

 次行った時はとりとかにか、とりとたこです。

ベッド ザ・ゲートホテル雷門 シーニックツイン

 寝心地はよかった方だと思います。

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そのマットレスはイギリスのスランバーランド。

日本国内だと今までこのブログで登場してきてないメーカーですが、台湾のホテルパレデシンがこのマットレスでしたね。

ホテルパレデシンのは両面ピロートップでデラックススイートと製品名のタグがありましたが、こちらは別注(特注?)らしくザ・ゲートホテルのロゴがあるタグ。

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実測24㎝ほどで片面ピロートップという特徴からが一致してるのでホスピタリティスイートが基とみましたが。

滞在中は意識がいかなかったんですが、下段がボックススプリングでなく完全な木枠のようで、個人的には若干硬めの方が好みなので歓迎なんですがシングルクッションは珍しいなと思いました。

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部屋に居た時間は長かったのですが、ほとんどを窓際の椅子に座って外を眺めていたためベッドの上に居て起きていたという時間がほぼなくてはっきりこうという印象はないんですが、気温や湿度の割には良く寝れていて寝やすかったと思っています。

ザ・ゲートホテル雷門 シーニックツイン

 良さげに思っていて機会があれば泊まってみたかったホテルの一つ。

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 予約サイトで見た印象は「数字(広くない)の割に居心地良さそうな部屋」で、泊まろうと思ってしっかり調べたらルームサービスがないのを物足りなく思いましたが、屋上のテラスを24時間好きに利用可能というのは東南アジアのホテルっぽく好印象で相殺。

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 泊まってみたかったのはバルコニーのある部屋だったんですが、各階に1部屋ずつはあるかと思っていたその部屋は、ホテルの公式ホームページによると3階にキングとツインが1部屋ずつあるだけのようで、空きはなし。

その日空いていたのは今回泊まったシーニックとクラッシーという部屋で、間取り図などで見比べていてバルコニーを除けば一番良い感じだと思っていたのはシーニックだったので、まぁいい滞在になりそうな縁を感じました。

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 予約サイトで見比べてわかったのは大雑把に、浴槽なしでシャワーのみのモデスト(15~19㎡)、風呂桶のあるユニットバスのオーセンティック(24㎡)、洗い場付き浴室の(以降のカテゴリーは全て洗い場付き)エッセンシャル(24㎡)、角の部屋で外窓付浴室のシーニック(32㎡)、高層階で部屋からスカイツリーが眺められるクラッシー(37㎡)、3階のみで唯一バルコニーのあるバルコニー(48㎡)、客室最上階の角部屋ザ・ゲート(58㎡)という違いになっており

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ビューバス設定の部屋は最上階のザ・ゲートから泊まったシーニックにクラッシーキング、エッセンシャルトリプルにもあるようなのですが、このホテルのビューバスは湯船につかりながら景色が眺められる造りという自分の思うビューバスではなく、単に外光の入る窓があるだけという窓枠の位置が高いビューバスのため関心がなく、ツインなものの洗い場付きの浴室で部屋の形状(四角形でない)から見た目広く一番快適に過ごせそうに見えたシーニックが一番良く思えたということになります。

IMG_0986 (Large)こちらフロ窓からの眺め

 脱線しますが、今朝まではその予約サイトでざっと部屋の感じが充分わかる写真と間取りを見られるようになっていたんですが、現在見るにデザインに変更があったようで見れなくなっているんですが、なぜわかりづらく不便にするのかな・・・

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 (部屋の間取りは公式HPで見ることができます)ちなみにその間取り図によると3階のバルコニーは1ベッドのキングの方が角部屋で、ストリートビューで見てもわかるんですが、角部分までバルコニーになっていてバルコニー部分が広い。

 

 宿泊したシーニックツインですが、予約サイトのそれは「眺望なし」とスカイツリービューというモノに分かれていて、眺望なしが4~7階となっていたので8~11階がスカイツリービューということになるんでしょう。

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外から見た感じでは、ロビーからのように遮るものなく綺麗に見えるのは上3階くらいではないかなーと思えたので(一番上の12階はザ・ゲート)、スカイツリー必須の方は公式HPから11、10階のシーニックを希望して予約するのがよいと思います。

 予約した眺望なしのシーニックはチェックインした時間が遅かったのもあってか当然のように低層階でしたが、そのHPではあえて伏せられてる眺望なしの部屋のビューは

  カ ラ オ ケ 館 ビ ュ ー。

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目算でカラオケ館の建物が9階分なのでおそらく9階までの正面窓はネオン管ビュー。

写真右手側の方にスカイツリーがあるんですが、そちらの隣には松喜というすき焼きステーキ屋ビルがあって、こちらのビルが7階建てなので一応8階からのスカイツリー方向の眺めはHPのシーニックのところにある写真のようになるんだと思われます。

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 スカイツリーには思い入れがなくさほど価値を感じていなくて(見たければ屋上のテラスでいくらでも見れますし)、それよりも人通りの多そうな雷門前の通りを低層階から眺めていた方が面白くて飽きないだろうなと思っていて。

というのも、以前は高ければ高いほど、低層の建物でもなるべく上方の階を好む習性があったんですが、この価値観はパタヤのアマリで書き換えられまして、場合によっては、例えば低い方のが高さが現実的で見え方に迫力があったり、通りの臨場感など変化が間近に見えるので面白い部分があったりと、低層階の部屋だからといって一辺倒に悪いわけじゃないと。

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実際このホテルの場合でも、昼は単なる観光客だけでなくちょんまげヅラかぶった侍姿や人力車に乗る人たち、夜は夜で酔っ払いや車の流れを見てるだけでも飽きることなく眺めていられ、上の方の階ではこうは楽しめないだろうなという、往来の近い特典。

その往来に近いと気になるのは騒音ですが、防音には十分気を使われているようで、今滞在は天候の悪さもあって部屋に居る時間が長かったのですが、外のうるささを感じたことは一度もなく、32平米と広めでないはずの部屋は写真で見た通り圧迫感のないくつろげる部屋で、とても快適でした。

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 唯一、狭さを感じたのは浴室の洗い場部分で、体を洗う時に肘の位置を気にかけなくてはならないほど窮屈で一工夫必要でしたが、肝心の浴槽は長さはないけれど幅が広くてゆったりできるものだったので、相殺どころかおつりを感じました。

 

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 広めでない部屋と、開けた眺望のあるロビーと思われる空間から、三井ガーデンホテル銀座プレミアに似てると思っていましたが、泊まってみると

  • 料金先払い
  • ルームサービスなし(バーを兼ねたレストランが1店あり)
  • 備品の貸し出しを頼むと部屋には持って来ずフロントまで取りに行く
  • 製氷機と飲料の自販機あり

という点もほぼ同様で、完全にアッパービジネス。

 泊まった後の今も、雷門前の広場、ジャイアントキリングで東京ダービー前の決起集会で達海が居た辺り、を部屋から一望出来るキングのバルコニーには魅力を感じてます(笑。

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 浅草もかつて友人が住んでいたりで多少の馴染みはありましたが、あらためて泊まると掘り下げた開拓が出来、新たな発見もあってかなり楽しみました。

やはり下町としか形容しようのない面白味はありますね。