先斗町で鬼モテ

食後、気温は低かったものの風がなく日当たりがよい部分では歩いていれば寒くはなく、特別どこかへ行こうと思ってもいなかったので適当にふらふら町歩き(京都なのであえてここは町)。

 たまにしか来ない

というのが一番な理由だとはわかっているんですが、それでも京都での街歩きの楽しさは別格

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2012年に来た時なんとなくふらふら散歩をしてたら辺ではあるのでどことなく見覚えも。

今回泊まるつもりで来てませんが、その時泊まったホテルの前を通ったら色々思い出してまた来たくなるもんですね。

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ウロウロしてたらなんかこれまた見覚えのある雰囲気のところに出くわしまして、見てみると新京極

たしか小学、中学の修学旅行かで来てたと思いますが

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 こんな小さかった(狭かった)っけか?

と懐かしさよりも、小学校の校庭を訪れた時以来の感覚、体が大きくなったんだなぁと(笑)。

 

そして気がつけば先斗町だったので、あの店名わからずじまいだった店を確認しに行きます。

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あのクソ店の前を通って(しっかりありやがります)

 あれー、あのクソ店があそこだから、ここいらにあっていいはずなんだけど・・・

 あれーどこだっけ???

なくなってしまったようですね。。。

それらしき店構えのところは見つけて、外から覗いた中の感じもかすかな記憶どおりだったのでまず間違いないと思うんですが、違う店になってしまったようでした。

その新しく入った店が開業した日が2014年だったことからもたぶん合っているだろうと。

残念です。

がその帰り、というか行ったり来たりしてる時に見かけてましたが、ねこがいまして

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同じ柄の二匹が仲良く探検してるような感じ。

じっとしててくれないのできちんと写真におさめることが出来ずにいたんですが、その店がたぶんなくなってしまったんだろなと、記憶違いや見落としすらないと諦めをつけ「じゃ帰るかー」と踵を返したところ、ネコ休憩中。

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ここぞとばかりに寄って撮ろうとすると、今回は逃げられない。

しばらく首輪がついてないことに気づかず、飼い猫なんだろうなって思ってましたが、野良なのか放し飼いなのか、これがまぁなんと近寄らせてもらえたと思ったらすげー人懐っこいっ!!!

まぁ足の裏寒かったんでしょう。写真の通りなんか寒そうでしたし。

んで意外と体を触らせてくれたんで、かがんでみたら乗られたwしかも二匹にwww

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寒さしのぎであろうと通りすがりにこんだけ懐かれたら悪い気はしませんよねー(笑

降りてくれるまでこうしとこう、ってか飽きてどっか行っちゃうまではと思ってたんですが中々動こうとはしないww

爪先立ちで足が疲れたからと追い落とすのは忍びなく、最終的に膝つけました(苦笑

結局1時間くらいネコと暖を取って取られてしてたわけなんですが(二匹に抱きつかれるとさすがにこちらも結構あったかいw)、まーよい旅になったと思えたっつーか

この時までは水暉さんの天麩羅食べて「いやー来てヨカッタ。京都来た甲斐あったわー。今回の旅行で一番の思い出だわ。」なんて思っていましたし、実際水暉で天麩羅食べるためだけにわざわざ京都に行ったわけなんですが、このネコたちに会って乗っかられて暖を取られてたら

 今回京都に来たのはこのためだわw

って思っちゃいましたから(笑。

5時間居ない滞在でしたがいい出会いが二つもあって濃い一日になってましたねー。

こやつらがこのまま元気で人懐っこく成長するの願っております。

LEMFO LEM5 スマートウォッチを買いました 追記 6 (9月19日更新)

検索して訪れた方へ。すんません、以下大したこと書いてありません。

 自分の誕生日に何かしら自分でするようにしています。

古いとこだとスカイダイビングをしに行ったり、行きたかった店に普段遊んでいる友人を招待して食事会をしたり、最近だとよく使うもの、財布だとかキーケースを新調する機会になってまして。

でもって去年はアップルウォッチを買いかけました。

気に入ってたバッグに綻びが生じて新しいバッグを買おうとしていたんですが、目当てにしてたバッグは廃盤となり、その後継も造られていない。

他に何かいいのはないかと探してみましたが、そうそう好みのものとは出くわさないので諦めたところにエルメスのアップルウォッチが目に付きまして。

時計にクレジットカードやプリペイドカードを登録しちゃえば支払い系を一元管理出来、しかもほぼ手ぶら生活!と待望の機能が使えるモノだった(6以降の淵が丸まったデザインが好きになれないのです。あとカメラレンズの出っ張り)ので、中々いい買い物に思えたのですが

 スクエア型のデザインはいいと思えど厚みがブサイク・・・

というのが実物を目にした感想で、買い留まりました。

普段腕時計は肩がこるからつけませんし、つけるのも登山の時くらい。

この下地があるから普通の時計に興味ないのに、高性能?なスマートウォッチなら欲しいと思ったんだと思います。

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今回買ったLEMFOというメーカーのLEM5というモデル、SIMを入れられて電話(通話)機能があるのでこの時計一つで完結する(できそうな)ところが面白いなと思ったのが購入動機で、アップル製品と違ってアンドロイドベースだったのも自由度高そうで手を伸ばしやすかったです。

イジリ甲斐のあるちょうどいいオモチャになりそうで。

とりあえずこの時計型のスマートフォン、SIMを入れるのに裏蓋外してするようなので(ねじ4本だけですが)、専用SIMを購入して触りながらちょいちょい更新してみたいと思います。

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配達され設定がてらいじっていての第一感想

「これぜんぜんバッテリーもたねぇだろ・・・」

です(笑

60%以上あったのが、Wi-Fiの設定に、身長体重などの運動用のデータに、Bluetoothのペアリングと各種文字盤見ていた程度であっつーまに20%になってましたから先が思いやられ・・・

バッテリー全然持たない時計型スマホと思うと全く実用的でなく、大した更新にならない予感もありますが。。。

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しかしこういうところは中国産らしいと申しますか。意外と外箱からして高級感(しっかり感)あって時計自体も安物のオモチャ感は全然ないんですが、まぁ残念なとこですよねー。

新規分は別投稿にしていこうと思っていましたが、下に追記として足していきます。

 

追記 1

 話は見ていたもののやっぱりバッテリー全然もちませんね。

全然使ってないのにグイグイ減る。

それなりに使って半日持てばいい感じなのかなこれは。SIM入れてる代わりにWi-Fi、Bluetooth、パワーセービングonの24時間後で27%だったかな?あたりまで減って、30時間で7%とか。(パワーセービングoffでも大差はなし?24時間後で19%、29時間半で7%)

なんか27%と7%の時の粘りがやたら長くてって体感ですが、このパーセンテージ表示、減りが一定じゃなさすぎて、使い具合で調整出来ない不確かさは充電出来ない外だと難点です。

たかが腕時計のために充電用のドックだのケーブル持ち歩くのは不便すぎますし、かといって充電切れてしまったら完全に重りなわけですし・・・。

 

追記 2

 通話がどんな程度のものなのか試してみたいので音声通話付きのSIMが必要なんですが、手元に使えそうなSIMはあるけれどサイズがnanoSIMではなくてmicroSIMなのでカットしないと使えず、iPhoneのSIMも試しましたがauなため認識はしてるようですがやはり使えず。

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SIMの抜き差しには裏蓋の4本のねじを外してするんですが、このねじがやたら緩い。

小さいながらも付属のドライバーで事足りる親切さなんですが、こんなんで生活防水できてんの?っていうくらいの緩さなんで、水に浸かってしまうような行為は避けた方がいい感じです。

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軽く注意が必要かなと思ったのはSIMの抜き差しでカバーを起こす必要があるんですが、そのカバーのロックが少々固めな点。

はっきりとLOCK、OPENと刻んであるんですが、見にくいのとモロそうなわりに堅いので、間違いなくOPENのへカバーをスライドさせてカパッと起こします。

 音声通話を試してみて、普段使いは格安のデータSIMを買ってと思っていましたが、音声通話を試してみるのに自分のSIMをカットして使うか、誰かに借りるかの二択になったのであれこれ調べてた結果、通話付きの新規SIMからiPhoneのMNPまで考えるハメに(苦笑。

 

追記 3

 手持ちのアンドロイドスマートフォンとの連携?連動?ですが、自体はとても簡単でAppsのところにあるQRコードを読み取って

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専用サイトみたいなところから

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専用ソフトをダウンロードしてインストールしたらそれで終わりというタップのみのお手軽さ。

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とりあえず着信の通知と電話番号で送ったメッセージでの通知は来ました。

他アプリでの通知は設定してないものに関しては?来なくなってるようです。

でiOS、iPhoneとの連携なんですが、こっちはまだ出来てません。

iOSには対応していると書かれてあるので出来るとは思いますが、アンドロイドみたいに専用アプリがあるのかどうかすらわからなくて、軽く調べただけでは出てこなかったのでアップルウォッチのアプリでいけるのか、それとも何かそういうアプリを使ってするのか、ま後々やってみます。

 

追記 4

まず連動(スマートフォンからの通知)に関してですが、前回アプリを入れただけではこなかったハングアウトやラインからの通知もアプリの設定、上の画像のNotifition for app messageから下のSelect ~ APPで腕時計に通知が欲しいアプリ選択チェック入れたら来るようになりました。

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注意点は、それぞれのアプリ自体で通知の設定を許可(オン)にしてないと当然来ないことと、

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設定なしで通知が来ていた電話や電話番号でのメッセージ(SMS)にもチェックを入れる必要が生まれ、そのままでは通知が来なくなってしまうので、System APPの方からそれぞれを選択。

 iOSの方は、ブルートゥースをオンにしてペアリングさえしてしまえばメール(iメッセージ)の通知は来るようになりましたが、電話の着信通知が来なかったため、追記3を書くのと同時に本社?に直接問い合わせを送ったんですが、返事すら送ってもらえない状態で(笑)。

あれこれ自分で試す前に回答もらえたらと思ってたんですが、諦めて何らかのアップデートで対応されるのを待っていたら、いつのまにかに前回さわってた時になかったはず?のPhone Call等の項目があってそれにチェックを入れたら来るようになりました。

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iPhoneだとペアリングしただけですから、簡単で、やはりバッテリーの持ちさえどうにかなればかなり便利だなと思いました。現時点ではブルートゥースのみのオンの状態で30時間は持ちますけど、時計単体だけでは充電出来ないので、ここの問題さえどうにかなれば。

単純にUSBのケーブルを時計本体に挿せるようにすればいいとは思いませんし。

とこの充電問題をなんとか改善できないものかとチャージドックというものを買ったんですが、値段から察して土台にUSBケーブルさして時計を載せるだけで充電できるシロモノだと判断して購入したんですが、これが単なるホントの乗せ台(ドック)で、単なる置き場(苦笑)。

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名ばかりチャージドックで、注意深く実物の画像を眺めればどこにもUSBを挿し入れる穴が見えないので、そうじゃないことくらいわかるんですが、値段(30USドルくらい)からしても、もうそう見てしまった頭では気づけませんで・・・後の祭り。

 変な丸鉄板が(写真のVIP)入っていて「ナニコレ?」って思ったんですが、時計を乗っける部分が磁力を帯びていて、本体付属の充電器の裏にその鉄板張ってなんとなく使っています。

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ひたすらダサい。

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追記 5

音声、通話に関してですがこちらが話してることはそれなりに伝わるようです。

しかしこちらが相手の言ってることを聞き取るのは少々辛い感じがあり、時計単体での通話は面白さだけで実用的ではないという感想です。

動画の再生では十分なんですが、通話だと声が割れてしまって聞き取りづらい場面が多々あって、かなりしっかりと集中して聞いていてもよくわからなかったりしました。

ボリュームの調整がどこからでも1フリックないしスワイプで出来たら解決出来ると思うんですが、現時点じゃ出来ませんし、腕時計をしている場面=家ではない、でしょうから、そのためわざわざブルートゥースのヘッドセット(イヤホンマイク)を持ち歩いてまで、とは思わない。

 

 思えば迷走はアップルウォッチではなく、スマートウォッチ(アップルウォッチに対してアンドロイドの、という意味で)を買ったトコから始まりました。

この時計ではSuicaなんかのAndoroid Payを利用するためのNFC機能がないため、数ヶ月使ってみた現在、単なる文字盤を変えられる時計+万歩計に成り下がりました。

iPhoneとアンドロイドの二台で用途を使い分けてる人だと、手元で通知を一元管理出来るのは便利だと思います。着信の有無を確認するためカバンの中を見なくてすむわけですから。

 とにかく一番の問題は「時計単体で充電出来ない」なので、旅行先で充電用の円盤をなくしてしまったらと考えたら気安く持ち歩く気になれません。

 

追記 6

今朝突然ぶっ壊れました。

最近使っていなかったのがいけなかったのか。保証で交換してもらえるのか現在確認中です。

天麩羅 水暉 ザ・リッツ・カールトン京都(冬・昼)

 去年末何かを見ていて、たまたま京都のリッツカールトンに天麩羅屋があると知ったことが年末年始の18きっぷ旅計画につながります。

「大阪まで届かなくとも名古屋まで辿りつけば京都まではここを目標にがんばれるかな」的な

 だから今回の旅行中「○○が食べたい(どこでもいい)」という漠然とした感じじゃなく、「ここで」「この店じゃなきゃ!」ときっちり予約して行ったのが天麩羅水暉。

帰りがけに途中下車して寄ったのではなく、大阪から一旦戻る形で行ったわけですが、その甲斐は十分過ぎるほどありました。(ちなみに18きっぷ旅は出来てません)

 

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京都は街並みが独特だから居るだけで気分上がりますし、歩くのが楽しい。

敷地内に足を踏み入れてからは、さすがはリッツカールトンと期待通り。

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たぶん日本国内だとサービスは抜群でしょうね、このホテル。

と、泊まってないのに思ったくらい。

雰囲気の良さやホテルの豪華さみたいなもんは期待通り、と言っても決して誉めて(喜んで)るわけではなく「リッツカールトンならこれくらいは」と当然な範疇内のもので、サービス≒人の方は、「これは(泊まったら)相当良いんじゃないかなー」っていう期待以上も期待出来る、期待通り。

ザ・リッツの看板はここまで働いてる人の意識を上げるのかと久々感じました。

 

 混んでいるかと思いきや到着時は貸し切り。

予約は入っていたそうなので、予約が取れたこと自体ツイテたのかもですね。

東京のひのきざかだとここ何年かの間に何度となく電話をしておりますが、1~2週前では足らないのか、毎度予約取れずにいますので。

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他に客がいないので遠慮なくあれこれコースやオススメの魚介を聞く。

 揚げ始めの前に、コースで揚げる天種全てを一皿に見せてもらえたんですが、そこに東京ではまず入っている魚介の、キス、めごち、イカあたりがありません。

 「江戸前(東京のという意味)の天麩羅ではないってことなんだな」と期待増。

やはり地の物だったり、名産、せっかくですから「ならでは」のモノを食してみたい。東京で食べる江戸前のものと違っていて新たな発見があろうものならわざわざ京都に来た甲斐もあるので

 これも期待通り

野菜の方の見(聞き)慣れた食材は舞茸と島津くらい。

IMG_125341 (Large)大根おろし。丸い。

香妃(コース名)の天ぷら十品は、車海老から始まって魚介は太刀魚、伝助穴子、鱈の白子。

野菜は慈姑、舞茸、堀川ごぼう、蕪、島津、カマンベールチーズ。(順不同)

太刀魚に、慈姑、牛蒡、蕪は珍しいですね。カマンベールチーズなんかも面白い。

 メニューに刺身や造りの文字を確認したのでそれらがない香妃を選びましたが、茜との違いはその他にも、車海老が1本と2本、に天茶(かきあげ)が選べるか、が違うようです。

穴子をマアナゴではない別な種類の穴子と思っていたため、なにか東京での種と食べ比べたいと、とりあえずキスを追加しました。(大物のアナゴを伝助アナゴと呼んでるそうです)

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普段食べてるモノより大きく(太く)見えた車海老。を食べたら揚げ加減がドンピシャ自分の好みだったのかやたらうまく感じてしまったのでコースを食べ終えた後1尾追加(画像はその二本目)

都内の天麩羅では出てこないであろうアマダイも追加しました。

おすすめのご飯とやらは確か、鳥とごぼうの炊き込みご飯のようなもので、それはそれで大変惹かれましたが、天茶のかき揚げが貝柱や海老単のものではなく、野菜も入ったものだというので天茶に変更。

CIMG2631 (Large)天茶

「美味しい」なんてのはもう当然で、特に印象に残っているものを 

CIMG2618 (Large)慈姑と太刀魚

太刀魚は思っていた通り天麩羅でも合いますね

CIMG2624 (Large)甘鯛

アマダイは松毬揚げとおなじように鱗の食感が油で揚げた香ばしさと組み合ってウマイ

CIMG2620 (Large)堀川ごぼう

すごい太くてどんな感じだろ?と思ったゴボウですが、素揚げみたいな感じで、想像した以上にホクホクで柔らかく、ゴボウの風味がほんのり香る具合が美味で、野菜の旨さを凄く感じた

後で聞いて知りましたが、この堀川ごぼう、太さの特異な見た目なので京野菜の一つだろうなとは思ってましたが、この寒い時期だけの特別なものだそうです。とても美味しかった。

 そして一番驚いたのが蕪の天麩羅。

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茄子の天麩羅は加茂茄子だの水茄子で食べてますけど、蕪の天麩羅は生まれて初めて。

食べてみれば、ナスだったりアスパラだったり同じように野菜の瑞々しさを感じる天麩羅はありますから、不思議な食材でもないんですが、食べてみてその美味しさに驚きました。

この蕪の天麩羅だけ「このカラスミ塩をつけて食べてみてください」と最初から並んでいた塩群とは別に出された塩をつけて食べるようにすすめられ、そうしてみたところとんでもなくウマイ。

蕪だけでかじっても、油で熱せられて熱くなっている馴染みのない(普段蕪なんか漬物でしか食べず冷たいものの印象しかないため)熱い状態が、蕪の持ってる瑞々しさと香りを際立たせていて美味く感じたというか、「蕪も天麩羅にして合うんだ!」っていう感想を持ちましたが、

これがカラスミ塩をつけて食べるとさらに蕪の甘さと風味を引き立ててるようで絶妙

このカラスミ塩、塩だけなめてみるとナマモノが苦手な自分には魚臭さを感じてしまったくらいなんですが(ちなみに鱈の白子にも感じています)、不思議と蕪につけて食べてる間はそんなこと全く感ぜず、蕪の甘みと塩の旨みだけしか感じてませんでしたから、まさに「合う」という、出会いの妙はこのことだなと思えました。

 塩の話しついでに天つゆと塩の話も少々。

普段から醤油が好きなのでこういうお店に来てもだいたい半分くらいは天つゆを使うんですが、浦和の荒川とは逆でここはほぼ塩しか使いませんでした。

つゆが好みじゃなかったということではなく、塩の旨さ、甘さがすごく、天つゆで一口試すも塩で食べた方がはっきりとウマイ。

4種の塩が用意されてあったので(抹茶塩等)食後に塩だけなめて味見してみたんですが、塩だけなめても甘いというか、塩っ辛くない丸みのあるただの白い塩が一番だったことは付け加えておきます。

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 天麩羅が好きなので東京でいわゆる名人と言われる人たちの天麩羅を食べてきていますが、職人でしかわからないような高い水準の「腕」という部分は、料理人でない素人の自分にわかりかねます。が、しかし気配りという点においては負けてる部分は全くないと思いました。(持ち上げられて名声にあぐらかいていい加減な仕事してる名人相手だったら完勝でしょ)

これ一通り食べ終わった後の懐紙なんですが、自分が行き始めた頃のみかわや楽亭でもここまで油が染みてないってことはなかったです。もちろんただ油を完全に切ってりゃいいのかって話にはなりますけど、どういったことであれ「気を使ってもらえてる」ことが嬉しいんですよ。

 ホテルのレストランでしたけど久々の大当たりでしたなー

 

 京都は高い建物ありませんし、町全体に魅力が溢れているので、現年齢ではホテル内(部屋や施設)の過度な魅力は必要ないという考えでいます。快適な屋内に籠らずに出来るだけ外に居たいから。

だから京都は泊まるならハイアットで充分いいと思ってましたし、また最近の興味で言うと旅館や町屋の貸切にあるため、京都にリッツカールトンが開業したと聞いても全く調べずどこかのサイトの記事を読んで5階建て?で新築ということを知っていたくらいで宿泊候補にならなかったのですが、今回で各レストランの雰囲気と見て取れた様々な接客の良さから泊まってみたくなりました。

公式HPにあるメニューを見たら夜でも安いんですよ(比:専門店での価格)。再訪しました夜編こちら

 画像がピントが合ってないのは今回に限り仕様です。久々持ち出してきたデジカメをスマホ感覚で接写してたら、それは近すぎっていうお粗末さ。。

 

追記

 ここのデザートのアイスをありがたがってる人って、「おいしい」とか味がどうこうではなく意味不明な「格」とか名前でも食べられてるんでしょう。

○○のって付かずに同じもの出された場合にも同じ評価してると思えないんですよね。

もっとうまいアイス作ってる日本人いくらでもいるでしょうに。どこかの国の本人手作りでもないものをありがたがる感性は自分にはありません。

その人の本国ならともかく、手がけた人の名前より実際作られた人の顔と名前のが知りたくありませんか?