59 香港 天龍軒 ザ・リッツカールトン香港

 ロビー階の1つ下、ですでに102階。

ややスモッグ気味なものの、とんでもなく高層なのでやはり眺めはいい。

 広いところでガヤガヤした喧騒の中の飲茶が本場らしくよかったんですが、香港の「食」はどこも高い、というか観光客としてはある程度出すつもりでいないと日本で食べるものより劣ると感じることが多く、

 美味しいけれど高い。逆にある程度高くないと美味くもない。

というのが香港で居候していた時に培った自論で、「ガイドブックを参考に」とか「高いけれど良いお店」を新規で探す気にはなれずまったく当てがなかったので「困った時のコンシェルジュ頼み」でホテルのレストランを薦められ席を取ってもらいました。

ホテルでの飲茶に興味もあったのでちょうどいい機会と思えた。

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 天井高くて、ある程度ゆとりのある席間、比較的落ち着き目な印象。日本のホテルのレストランとは違って明らかに「高いなここ」って感じの空気があります。

 遅めのランチなんですが、ちょいちょい買い食い、食べ歩きを好んでいるため、軽めにすませたいとだけ伝えて選んでもらったオススメの中から2品、3品と選択しました。

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 お茶の種類、思ってたよりなかったです。

茶色い烏龍茶より、青い烏龍茶の方が好きなため、

 「青茶ない?」

と一応聞いてみるも「ない」との返事。

 ま、ここ台湾じゃないしリッツカールトンといえども所詮こんなもんか(と心の中で思ってしまったのは過度の期待からです)。

 普段中華を食べる時は普洱茶なんですが、この旅行中タイにて紅茶を選ぶことが多くて、この時はドッシリ重たいのではなく軽く爽やかなのを飲みたいと思ってました。

ということでいつもどおり普洱茶に。

凄まじく高い普洱茶というのを飲んだことがたぶん?ないので、この出されたお茶で店の良し悪し、本気度がわからないんですよね普洱茶だと(青茶は鍛えられているのでわかるつもりでいます)。

お茶の値段は確かどれも40~50HK$くらいだったはず。

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 ガヤガヤ賑やかなところでワゴンから選ぶ方が「っぽいかな」って思ってますけれど、オーダー式は気楽でよいですね。

香港初日にセブンイレブンの蝦餃を食べてますが、さすがに全然別物。素晴らしい。中のエビにも質の差がありますが、この皮と見た目はさすがとしか言い様がなく、ちょっと感動。

iPhone 132 (Large)こちら鮑粽

 炒飯好きなため炒飯とですごい迷いましたが、「香港で頼む炒飯は量が多いのでこわい」というのと「せっかく香港に来ている」という理由で日本ではまずお目にかかれなそうなアワビの粽に挑戦してみたんですが(貝が苦手)、これは大当たり。

量もそうでしたが、味付けも軽めにしたかった気分にちょうどよく、実に美味。

ちょっと本格的過ぎなのきたらどうしよう。。。とかなり不安だったんですが、実にあっさりとした味で食べやすく「さすが勧められただけある」と心内で感謝感謝。 人

 それぞれとても印象に残っていてよい思い出になってます。

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 どれも「さすがだな」と抜群に美味しかったんですが、その中でも一番だったのはこのスープ。

おススメを聞いていましたがおまかせしてしまったんで、なんて書いてあったものだかわからないんですが(推測するに「龍軒瑤柱花膠灌湯餃」これ?伝票にはSoup dumplingとしか)、このワンタンスープがホント優しい味で美味しくて。

寝起き(起きて数時間経ってますが)の体をやさしく起こすように染み入ってきた。

これを味わうためだけにもう一度行ってもいいくらい。

 

 ここの飲茶、自信を持ってお勧めれます。ちょっと予算オーバーだろうが、他を削ってでも行って来いっていうくらいオススメ。実際食事で感動まですることって中々ありませんから。

このビルに展望台?があったとしてもエレベーター代取られそうだし、それと考えたら充分安くお得な昼食になるんじゃないかと思います。

18 バンコク ジャスミンリゾートホテルへ

駅はBTSプラカノン

地図で見るとスクンヴィット通り沿いの駅から近くという感じですが、実際はエカマイ寄りの駅の階段降りたら目の前がホテルという立地

ホテルのエントランスからその駅の階段まで走ったら10秒、歩いても数十秒

まさに目の前と言う言葉がぴったり。

駅近で探して来ましたが、ここまで近いとは思ってなかったんで嬉しい誤算

雨季のため突然雨降ることも多く(実際一度駅着いた瞬間降られた)頼もしかった

 

正面玄関は広くはないけれど、天井が高く造られていて豪華さはある(夜には団体旅行の大型バスが乗り入れてて、それくらいの広さはあります)

ベルらしき人がいて扉を開けてくれました、がフロントデスクへの案内はなし。真正面、ちょっと先にフロントデスクが見えるんでその必要はありませんが

中へ入ってみると外観とはうってかわって、だいぶこじんまりしたロビーで空間はそれなりに広いんですが、ソファーが2セットしかないくらい(邪推になりますが、後々なんとなくソファーの少ない理由が思い浮かんだと言いますか、意図的に少なくしているのではと思った)

フロントのスタッフの方が仕事出来る感じで、てきぱきしてて実に心地よかった。部屋へ案内されるとか特別なにかをされたわけではありませんが、もてなされてる「Welcome」な雰囲気が充分感じられるチェックインで気分良く部屋へ

 

いい部屋、いいホテルでした

そこいらのスイートだとただ広すぎるだけで持て余してしまうんですが、泊まった部屋はちょうどよく、広さを調べてみると55平米。スイートとしては小さめの数字かもしれませんが、全くそんなことなく。むしろ部屋の扉開けた瞬間に「「うわーすごい広いな」と思ったくらいで

都心のホテルの50平米が、いかにただ単なる数字なのかって思っちゃったり

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窓がやたら大きく感じれるいい部屋でしたねーここ

17 バンコク 屋台飯 カオサンロード

用事をすませ、移動のための王宮周辺というしばりがはずれたところで次の宿探し

日用品、着替え、その他(両替とか今回出番なかったですがビザ手配とか)必要なものを一通り揃え、カオサン通りとしばしお別れです

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しばしというのは身軽になるため荷物の大半をここの宿に預けたので、取りに戻って来ます

 

 色々揃ってるカオサンは旅に出なくとも非常に便利で、例えばレストラン、ファストフード、屋台、コンビニといった食は不自由しませんし、衣類、サンダル、薬局(シャンプーとか)、みやげものといった買い物全般。そして観光、買い物と街歩きで疲れた体へのマッサージ屋などなど

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自分の場合は洗濯屋さんにお願いしちゃいますが昔はコインランドリーもあったし、それらが様々な店が探さずとも目に飛び込んでくるほどありますから、まーとにかく便利だし楽

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そんな快適なはずのカオサン周辺なんですが、まぁちょっと今回は違和感

 年齢ですね(苦笑)

特に今回はここからどこかへ旅立つわけでもないのでこういう旅人の街(決してそんな感じはしてないんですがw)にいる自分がひじょーに場違いに感じてしまってなんか恥ずかしい(笑)

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ここら一通り自分が食べたいものがなんでも揃ってるので離れるのは大変痛いんですが

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つか物価っていうのかな、屋台での食事高くなりましたよねー

ほんの7年前はほぼ20Bでたいてい食べられて、高いところで25Bくらい。フードコートで35B~だったのに、今は屋台で最低35B(フードコート50B)という感じ

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のわりにタクシーの初乗り料金は35Bのままだったり、上の屋台肉も1本10Bで変わりはなかったりと、よくわからないw。そういやセンセーブ運河の船賃も1.5倍くらいになってるように思った

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こんな感じのものが自分のカオサン、屋台飯の定番メニューで、毎日屋台飯でも全然可

 

話戻します(苦笑)。次の宿の周りにも屋台豊富なことを願うばかり

カオサンから程近いプリンスパレスホテル(初めて来た時からずっと見ている)に泊まってみたかったんですが、クチコミはともかく、交通がかなり不便なことになりそうなので試してみるなら次回1泊目か

 

来る前から考えていたのは、バンヤンツリー、ハイアット、コンラッド、シャングリラ

今回の自分の行動@前半を考えても、BTS駅そばかサイアム近辺が望ましい

んでもってちょっと調べてみたらよさげなホテルがいっぱいあって困る

実際目で見た、前出のバークレイホテルやインターコンチネンタル。ガイドブックに載ってたオークラ・プレステージ。エンポリウムの上にホテルがあるとは知らなかったエンポリウムスイーツ。

このエンポリウムスイーツを見つけてから、2~3日目をプラトゥーナム、サイアムにいたというのもあり新規開拓心からエカマイとか普段行かない方までも候補に入れ見はじめまして

そして選んだのがプラカノン駅前のジャスミンリゾートホテル

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決め手はキッチン

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 おぉーーーこれ料理出来るじゃん!!!!!

一度やってみたかったんですよね、スーパーで食材買って自分で料理するの。料理教室ツアーに参加しようと思ったりしてたので

そしてホテル紹介の写真の中には、ド駅前なはずなのに洒落乙なプールもあって

 いったいどんなホテルなんだろ(写りはいいけど実際のところはどうなんだ?)

と期待に胸がはずみました。やっぱ知らないとこ行くこの高揚感(単にホテル移動するだけですが苦笑)はいいもんですね。これぞ旅の醍醐味って思いました(笑)

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