とあるホテルの話

 駅前のルームサービスのないホテルがいろいろと呆れさせてくれキャンセルした話。

 旅する目的は食と人なんですが、日本においての旅ではなく旅行の場合、滞在するホテルでくつろぐことの比重を多くすることもありますので、そういう時は部屋やホテルにこだわります。

部屋にこだわるだいたいにおいてビューバスという意味なんですが、今回もそう。

 まずこのホテルには

  • ビューバスのジュニアスイート、これをAとします
  • スイートではないもののビューバスのB
  • ビューバスでないいたって普通のC

という3種類の部屋があるのですが、写真を取り間違えて掲載しているのかジュニアスイートの部屋の写真をスイートでない部屋Bで使って紹介しているのとビューバスでないCの浴室の写真をビューバスBの部屋説明でも使っているため、ややこしいどころか誤解しか生じません。

公式ホームページや予約サイトに掲載してる写真がイマイチわかりづらい、というところまでは構わないのですが、その写真がそのカテゴリーの部屋ではなく「完全に違っていたため」わけがわからなく、その確認(と指摘)を兼ねてホテルに直接問い合わせようと、電話をかけました。

 質問内容は「スイートでないBの部屋の説明にスイートAの写真が使われてるっぽいんだが、実際Bの部屋はどうなっているのか?写真のとおりスイートAと同じような間取りで浴室なのか?」ということです。

当然フロントデスクにつながるわけですが、少々細かなことを聞きたいので詳しい人、専門の客室係か予約係につないでくれ、と開口一番伝えたところ「わたしで承ります。」と。

ここまでは普通ですし、いいんですけど結局この人自分の聞きたいことに何一つ答えられなかった(苦笑。

 派遣なのかパートタイム従業員なのか、自分の勤めているホテルについてあそこまで無知でいてフロントデスクにいるのは恥ずかしくないのかね?って思いました。

 結局何一つ答えられず「確認してきます」聞きに行く始末で、「なら最初からその人と話させてくれよ・・・」と聞きたいことの説明を二回言わせられる。二度手間。

自分が勤めているホテルについてABCどころかカテゴリー分けもよくわかってないようなので、こちらが話を進めるにつれてどんどんごっちゃになってこんがらがってる受話器の向こう様子が手に取れるよう。

 そして得た回答は全く納得のいかないもので「絶対これいまだに(20分説明しても理解されず)勘違いしてる(この返答内容間違いだよな・・・)」と思いつつもそうは伝えず、もう自分でネットで宿泊した人の写真を探して判断しよう。

と、計30分くらいの通話を切りにかかろうとしたら、「写真を送らせてください」と。

 最初の方に「手間じゃなかったら写真撮って送ってもらうことって出来ませんか?」と言いました。そうすりゃ一発であれこれ聞かずともわかって手っ取り早いからって。

そしたらそれも含めて(検討するので)確認に行かせてくれ、と言われまして、その流れです。

で、送られて来た写真は、その方の説明するとおりの写真だったわけですが、どーにも納得がいかない自分がいました。

 だって送られてきた写真のどこをどー見てもビューバスの部屋の浴室に見えないんだもの。

 窓ドコ??

 こちらは一貫してビューバス(B)の部屋の質問をしていたんですが、ビューバスに見えない浴室、部屋の写真を数枚送ってくる

 まぁもう出だしの方の電話のやりとりで「こりゃないわ」「フロントデスクにこんな程度の低い人を置いているホテルにゃ泊まりたくないや」と思っていたとこに、どう見てもビューバスではない部屋(浴室)の写真を送られてきて、「こんなどこに窓があるんだかわかんない程度のフロ(ビューバス)なら泊まる意味ないし他のホテルを探そう」とやり取り打ち切ろうとしたんですが、念のため(返答相手が質問の意図を理解できていない、またはずっと勘違いしてる)

「送られてきた写真、窓が写ってないんですがどこに位置してます?」

と、遠回しに

 この写真ビューバスの部屋ですか?(違いますよね?たぶん)

と返信させてもらいました。

これで返信あってもなくてももうどうでもいいやという気持ちで。もう泊まらないし。

 そうしたらその返信が

わかりにくい写真ですみません。スイートの部屋の窓の位置ですが部屋によって異なり、本日は既に客がいるので写真撮れませんから後日改めて

という内容

 いやいやいやいや(笑)

 このホテル、ジュニアスイートにもビューバス設定の部屋があります(そうじゃないジュニアスイートもあり)。それは知ってますし、そちらはわかってるからジュニアスイートの方はどうでもいいんですと、最初から言っております。

 聞きたいのはジュニアスイート(A)の話ではなく、ビューバス(B)の部屋の造りで、しかも部屋の窓の位置(部屋の造り、配置)を聞いているのではなく、風呂のどこに窓ついてんの?って話で、浴室の話をしてるんです。

 ちなみに電話をかけたのはチェックアウト時間を過ぎて、比較的余裕があると思ったチェックイン開始時刻前の午後。

チェックアウトとチェックインの合間なら、その時点で空いている部屋がなくとも、清掃前、中の部屋のでも撮れるのでは?って時間に狙ってかけたわけなんです。

 そして再度新たにジュニアスイートの写真送られてきたらいい加減緒が切れそうだったので、念には念をってやつですね、今までのこのホテルとのやり取りのダメさからしてありうる話なため

 わかってなさそうだから釘刺しとくけど、ジュニアスイート写真送ってきたらキレるからね

という内容を東京-大阪を新幹線とは反対向き、地球一周して行く如くの遠回りさで柔らかく伝えました。

 電話も入れて何度やり取りしたことでしょう。

やっとこ望んでいた回答、というか写真が送られて来たんですが、それでわかったことはビューバスどうこうではなく、このホテルがいい加減でふざけているってこと。

 人のことを馬鹿にしているレベル。

 結局最初に送ってきた写真はビューバスでもスイートでもなんでもない、普通の部屋(C)の写真で、邪推すれば単に空いていた部屋のバスルームの写真を撮ってきただけ。

 バカにし(失礼)すぎでしょどう考えてもw

 こっちはビューバスの部屋の問い合わせをしてるのに、ビューバスじゃない部屋のバスルームの写真撮ってきて「はいこれビューバスの部屋の写真ね」じゃねーよ(笑。

 最初に電話を受けた人、初日にやりとりしていた人、写真を送ってきた人、1名なのか3名なのかはわかりませんが、全く質問内容理解できていなかった(っていうかそんなに難しい質問してねーんだけども)ってのを最後の最後で露呈してくれた。

 しかも最後まで部屋カテゴリーを間違えて「ビューバススイート(A)部屋の写真」ですって間違った認識のまま送ってきてたし。。。

 それスイートでもなんでもないただのビューバスルームBの写真だから・・・

 

 なんかおかしいな?とスイートでない部屋の説明にジュニアスイートの写真を誤掲載しているからややこしい話になってるわけですけど、「間違った写真使われてるようだから、誤解生じますよ」って伝えてやって早一ヶ月。いまだに訂正されてないからダメ過ぎだろこのホテルw。

 だからもう、「その俺が見たかった写真はスイートのじゃなくてただのビューバスルームの写真だから、今後間違えないようにね。」とは伝えず。

 これだけ時間を無駄にされたと感じたこと今まであったかな?

ホント最初の対応(写真)人のこと馬鹿にしてるとしか思わない(笑)

 これだけ低水準なホテルあるんだから、さすが京都ですわ。

ハルカス300と大阪マリオット都ホテル考

 だいたいどのホテルも泊まってみてからHPを細かく見て、自分が泊まった部屋以外にどんな部屋やどんなカテゴリー、どんな眺めがあったのかっていうのを調べてます。

眺めに関しては気に入らなければその場で電話して換えてもらうようにしてますが、特別なこだわりがあるわけではなく、ここみたいに周辺に高い建物がなかったり、低層のホテルであれば、「良い眺めを」と伝えるだけであとはホテルにまかせ、歓迎具合の測りにもしてます。

 

 今回宿泊者特典にあったハルカス300(展望台)への無料入場券を使って360度全方位を見てきた結果から言っても、どの方面にも何かしらランドマーク的なものがあって楽しめるので部屋の位置は気にしなくてもいいと思います。

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 部屋階数のオススメはあえての40階前後。

という理由は、ロビーが19階で展望台が60階だからです。

 ホテルに着いてまずロビーのある19階からの眺めがとてもよく

 「これだけ迫力あると上へ行っても部屋の小さな窓からじゃ見劣りしちゃって・・・」

って思ったんですが、20階も上にあがると全く違った眺めになるもんですね。

展望台の特典があることは知っていましたが、部屋からの眺めで充分で「わざわざ展望台には行かないかなー」と思ってたんですが、実際部屋からの眺めを目にして、「これだけ違うなら部屋よりさらに約100m(20階)上から見た眺めはまた違うだろう」と思いなおして行ってみましたが

 別格これは行くべき

入場料金知って、その1500円出してまで行くほど、というとこまでには至りませんが、わざわざ時間作って行っただけの甲斐はありました。

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 すぐ飽きそうだと思っていたんですが、なんだかんだで軽く1時間居ましたし。あっという間。

60階から見えてましたが、58階に降りるとそこは天井のない吹き抜けで外とつながっている。

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香港のリッツカールトンのジャクージもそうでしたが、周りが囲われていても外気にふれると外に居るような感覚が芽生え、何か高揚するものはあるんで、いい考えですよねこういうの。

寒かったけど寝そべっていいスペース?もあって飲食してたらもう1時間は居れただろうなー。

 

トイレはどんな造りかな~と期待して行ったんですが、「やはりここは日本」という後一歩踏み込めてない残念さ。

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ガラス製の朝顔だったらとまでは思いませんでしたが、これ海外だったらどうせ外からは見えないわけだし、朝顔を外向き、ガラス窓の方に配置する大胆さが欲し・・・とにかく惜しかった。

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 部屋と違い、ガラスが二層になってない分、際まで近寄れるせいか、前傾斜してるように感じれて怖さありましたね。ズルズルこぼれ落ちていきそうな感じでなんか落ち着けない(苦笑。

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大雑把にハルカスを60階で300mとしたら、部屋を40階くらいにすれば19階のロビーとで100mずつ違う高さからの眺めを楽しめる。19階や57階のレストランに行ったとしても差を実感出来ますから新鮮さは失われないという点で、あえてのオススメ40階くらい。

 

そしてさらに一歩進めれば38階のコンフォートフロアがよさげだなと思いました。

食い倒れの街でクラブフロアの有用性は見出せないのですが、ラウンジと同じ階なので使いやすいでしょうし、何より気に入ったのはHPにも書いてあるとおりコンフォートスイートの「邸宅のようなリビング」、居心地よさそうな部屋で

 住むならこういう感じの間取りだなーって思いました(詳しくは公式HPで)。

トイレも思い切ってこれくらい開放的にしてくれた方が気分いいと思うんですよね。

masuCopyright © 2015 Kintetsu Miyako Hotels International, Inc.

イヤならブラインド下ろしておけばいいわけだし。

他の階と違ってコーナールームに挟まれたジュニアスイートがないためそれぞれのレギュラーフロアの42㎡/51㎡と違って73㎡/76㎡ととても広くなっているんですが、ただだだっ広くなっている感じではなく、寝室、居間、水周りと3部分に分け、水周りを広めに取ってるところがイイ。

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難点はキング、ツインと1部屋ずつしかないので、必ず泊まれるとは限らない点。

となると6部屋あるコンフォートダブルかなってなるんですが、この38㎡のコンフォートルームを見たことが、これを書くきっかけになりました。

 ダブルベッド1つならビューバスの部屋が造れるんじゃん!と。

furoCopyright © 2015 Kintetsu Miyako Hotels International, Inc.

レギュラーフロアのスーペリアやデラックスルームも同じ38㎡なのに、なぜこれと同じ間取りに出来ないンですかね?

それにしてもなんでこれこんなつまらないもん窓際に置いて風呂桶奥に引っ込めたのかなーっていう疑問。

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外から見られてそうでイヤとか落ち着かないっていうような感想を持つ人がいるのはわかりますが、そういう人でも「窓がない方がいい」とは思わないと思うんですよ。

再度書きますが、外が気になるならブラインド下ろせばいいだけだし。

 こんな冷蔵庫やポット置き場を窓際に持ってくる意味がワカラナイ

まーもったいないですよねー、と思いますが、それでも外光が目いっぱい差し込んでくる浴室は明かりの全く入らないのより気持ちイイはず。

 

 たまの気分転換、ホテルに篭って出ないという人ならクラブフロア(38階)のコンフォートダブルで、自分のようにあまりラウンジ利用をしないという人や、ビューバスを重視する方ならプレミアコーナーツインで、というのがプレミアコーナーキングに泊まってみての感想です。

キングの部屋は、部屋食をして特に思ったことですが、広すぎてなんか不便という、無駄に広すぎる感が否めなかったため、やはり狭いツインの方が勝手がよいのでは?と。

ただどちらの部屋も絶対数が少ないですから、デラックスやスーペリアの部屋しか予約画面に出てこないってことはよくあることなんだと思います。自分の場合もそうでしたし。

スーペリアとデラックスの違いはオープンバス(浴室の外の窓側にある壁が一部ガラスの擬似ビューバス)かどうかという点だと思われますので、これはまぁどっちでもいいんじゃないでしょうか。

先斗町で鬼モテ

食後、気温は低かったものの風がなく日当たりがよい部分では歩いていれば寒くはなく、特別どこかへ行こうと思ってもいなかったので適当にふらふら町歩き(京都なのであえてここは町)。

 たまにしか来ない

というのが一番な理由だとはわかっているんですが、それでも京都での街歩きの楽しさは別格

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2012年に来た時なんとなくふらふら散歩をしてたら辺ではあるのでどことなく見覚えも。

今回泊まるつもりで来てませんが、その時泊まったホテルの前を通ったら色々思い出してまた来たくなるもんですね。

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ウロウロしてたらなんかこれまた見覚えのある雰囲気のところに出くわしまして、見てみると新京極

たしか小学、中学の修学旅行かで来てたと思いますが

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 こんな小さかった(狭かった)っけか?

と懐かしさよりも、小学校の校庭を訪れた時以来の感覚、体が大きくなったんだなぁと(笑)。

 

そして気がつけば先斗町だったので、あの店名わからずじまいだった店を確認しに行きます。

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あのクソ店の前を通って(しっかりありやがります)

 あれー、あのクソ店があそこだから、ここいらにあっていいはずなんだけど・・・

 あれーどこだっけ???

なくなってしまったようですね。。。

それらしき店構えのところは見つけて、外から覗いた中の感じもかすかな記憶どおりだったのでまず間違いないと思うんですが、違う店になってしまったようでした。

その新しく入った店が開業した日が2014年だったことからもたぶん合っているだろうと。

残念です。

がその帰り、というか行ったり来たりしてる時に見かけてましたが、ねこがいまして

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同じ柄の二匹が仲良く探検してるような感じ。

じっとしててくれないのできちんと写真におさめることが出来ずにいたんですが、その店がたぶんなくなってしまったんだろなと、記憶違いや見落としすらないと諦めをつけ「じゃ帰るかー」と踵を返したところ、ネコ休憩中。

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ここぞとばかりに寄って撮ろうとすると、今回は逃げられない。

しばらく首輪がついてないことに気づかず、飼い猫なんだろうなって思ってましたが、野良なのか放し飼いなのか、これがまぁなんと近寄らせてもらえたと思ったらすげー人懐っこいっ!!!

まぁ足の裏寒かったんでしょう。写真の通りなんか寒そうでしたし。

んで意外と体を触らせてくれたんで、かがんでみたら乗られたwしかも二匹にwww

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寒さしのぎであろうと通りすがりにこんだけ懐かれたら悪い気はしませんよねー(笑

降りてくれるまでこうしとこう、ってか飽きてどっか行っちゃうまではと思ってたんですが中々動こうとはしないww

爪先立ちで足が疲れたからと追い落とすのは忍びなく、最終的に膝つけました(苦笑

結局1時間くらいネコと暖を取って取られてしてたわけなんですが(二匹に抱きつかれるとさすがにこちらも結構あったかいw)、まーよい旅になったと思えたっつーか

この時までは水暉さんの天麩羅食べて「いやー来てヨカッタ。京都来た甲斐あったわー。今回の旅行で一番の思い出だわ。」なんて思っていましたし、実際水暉で天麩羅食べるためだけにわざわざ京都に行ったわけなんですが、このネコたちに会って乗っかられて暖を取られてたら

 今回京都に来たのはこのためだわw

って思っちゃいましたから(笑。

5時間居ない滞在でしたがいい出会いが二つもあって濃い一日になってましたねー。

こやつらがこのまま元気で人懐っこく成長するの願っております。