バー フィズ グランドハイアット福岡

 キャナルシティ側からテクテク歩いて来ると右手側に目に入ってきます。階下。

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雰囲気(席間等)は上から見ても良さげで、奥にピアノがあり生演奏のあるバー。

このブルーのLEDの光がどーかなって思いましたが、座って見ると思ってたほどは気にならなくて、居心地は悪くない。

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初日は奥(窓から遠い)の方の席に案内されましたが、翌日は

 「今日は(昨日とは違う)こちら(窓際)にされます?」

とまさにこちらが言わんとしていた、気配り具合。

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初日も初日で、一蘭帰りの屋台が埋まっていたので渋々ホテルまで戻って来たもののやはり物足りなくて寄ったんですが、ラストオーダー間際だった(この時は知らなかった)はずにもかかわらず嫌な顔せず(まぁ当然ですけど、結構露骨に嫌がった応対するとこも少なくない)歓待してもらいちょい感動。

単純ですがこーゆー些細なことから贔屓にしようと思う人間なので、翌日は食後の口直しからくつろぐのもここでしようと、飲み物のおかわりすらせず即帰ってきました。

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 ルームサービスで頼もうと思っていたクラブハウスサンドイッチも部屋から降りて食べに行ったくらい、心地良い。

部屋の方でも書いたことですが、動作が綺麗なんですよね。前に居た店が表面だけでまるでなってなかったのもあって、比べようと思ってなくとも立ち振る舞いからして自然に良さが際立つほど。

IMG_8157 (Large)ピクルス超うま

とにかく洗練されてるって感じたんですよねー、昨日今日入ったバイトくんじゃこうはいかないだろうというような、職人の仕事を垣間見てるようで飽きが来ない。

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 このホテルは人(サービス)がよかった。どこでも気持ちを上げてくれるほどに。

 こういうレベルのサービスならサービス料も納得出来て払えます。

っていうかサービス料取っていいからこういうサービスを提供して欲しい。

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この後書くその前に居た店は高級路線?を出しているような感じなのですがサービス料は取らずという形態でそれなりに旨かったものの、人によって当たり外れがありすぎ。

訪れることの少ない旅先だからこそ、旅行全体の雰囲気、や気分が悪くなるような不快な思いはなるべく出くわしたくないわけで、多少高かろうがそんな嫌な思いを避けられ、楽しい思い出が残るのなら、結果安く感じられるわけで。

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 こちらのバー、確かにホテルのバーで決してお安いとは言えませんが、提供される空気が良いので、年に何度もしないせっかくの旅行であればこういうところでお気に入りの一曲をリクエストして演奏してもらったらとてもいい思い出になるんじゃないかと思いました。

ちょっとした休憩、バーだけでの利用でもおすすめしたい。

一蘭本社総本店 博多

もはやシリーズ化している感のある、きっちりチェーン展開されて味に違いはないであろう店にわざわざ足を運ぶ「なんでわざわざ行ったのか」シリーズ一蘭編。

キャナルシティ店のあるグランドハイアットに泊まる時点で「3泊もしてたら1回行く機会はあるだろ」と思ってましたが、まさか着いて早々お世話になるとは思っていませんでした。

 まず博多に着いたのが21時手前と遅く、チェックイン済ませて部屋へ入ったのが21時半。そこから行くお店を調べて、というのは時間かかって閉まりそうだと思ったので、こういう状況を見越してここにしたんだとばかりに、中洲の屋台へくりだしました。

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思っていた(テレビで見ていた)感じと全く違って、屋台と屋台の感覚がすごい広い。

もっと屋台同士密集していて、どこに入ろうかと迷い、呼び込みも激しいもんだと勝手な想像していたんですが、意外と殺風景な雰囲気。

22時くらいとはいえやはりそこそこお客さんは入っていて、2~3件目くらい?にあった餃子を看板にした屋台だけが客2~3人のみで空席が目立っていてすぐ入れそうな感じでしたが、ひとまず他にどんな屋台があってラーメン、餃子の他どんなものが食べられるのか見て回ることに。

 これが失敗でした。

横浜のビブレ前にあった屋台群みたいに、全体で100件くらいの屋台があちこち大雑把に3箇所くらいに密集していて~みたいな姿を想像をしていたんですが、全然数が出てなくて、この日に見たのは8~9件に+2~3といったところで、気温の寒さも手伝ってなんだか物寂しい。

 てんぷら、焼き鳥、おでんにもつ鍋なんかがありましたが、餃子屋台以外はどこもピッタリ埋まっていたので

 「餃子って気分でもないけど、とくにこれといって食べたいっていう屋台もなかったしとりあえず餃子を腹に入れて考えよう」

と引き返したんですが、遠目から餃子の屋台前あたりに人だかりが見えた。

 ん?さっき通った時にはあんな数の客は居なかったけど、解散前の立ち話じゃないよな?

まぁ真っ先に浮かんだイヤな予感ってそこそこ当たるもんですよね。経験則ってやつですか

ホンの数分前、ガラガラと言って差し支えないほど客が座っておらず、空席の目立っていたあの餃子の屋台に並びが出来てる!!!席が埋まってるだけではなく、待ち!!!?

 えーここそんな人気店なのーーー??平日22時過ぎだよ?今から待ち?並び???

って感じでしたが、事実なんですよね。

あとで調べて見ましたが、まぁ人気の屋台とのことで、待たずに入れたらラッキー、並びなかったら真っ先に行っとけみたいな屋台だったらしく、やらかしました。

ほとんど今入ったばかりの客+並びの人数7~8人、さすがにその後に並ぶ気にはなれず・・・

 こういうこともあろうかと、目と鼻の先にあるグランドハイアットにしたんだよっ!

と再び踵を返して他の屋台の前を通りましたが、並びがあったのは先ほどの餃子屋台のみ。。。一度餃子にしようと決め完全に餃子を食べるモードになってしまった目と頭にはもはや他の鍋だのラーメンに切り替わらず。

 ついさっきまで屋台でもつ鍋も乙でアリだなと思っていたのに、逃がした魚はデカく見え

もう一度(餃子屋台に)出直してくるにしても、とりあえず何かを入れとかないとお腹が空いた。

ここでキャナルシティの一蘭を思い出しまして、そもそもキャナルシティ店の一蘭にはそこともう一店舗限定のラーメンがあって、せっかく博多に行ったら関東では食べられないそれを食べてこようと思っていたわけなんですが、ここで

 わざわざここに来て食べてヨカッタと感動するほどウマイもんなら、2店舗限定なんぞにせず、全国展開するよな??そういう売り方があるとは言っても商売なんだから(その後の店舗展開を見てもそう)儲かりまくるなら留めておく理由はないはず。

となんか入り損ねてヒネてしまった頭はとんでもなく拗ねた考えを紡ぎだすもんで(笑)。

博多限定のラーメンにするか、本店に足を運んだという記念を取るかで悩んだ結果(苦笑。

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味は当然ですが、紛うことなく一蘭w

本店のビルに飾ってあるちょうちんがルーレットの目になっていて、その提灯ルーレットで小当たり、大当たりに止めるとオリジナルグッズをもらえるそうで、やらせてもらいましたが当たらずw

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訪れた人はかかさずやってるくらいに思って「やりたいんですけど」と伝えましたが、そんなに願い出る人は多くないのか、すぐさまどうぞという感じに準備されてる状態じゃなかったんですが、これ当たる当たらないはともかくやって面白かったですよ。記念にもなると思うんでぜひぜひ。

チャーハン専門店まるも 原宿(閉業)

 書くのを見送っていたんですが、持ち帰る≒冷めた状態が飛び切りウマイつながりで書くことにしました。

 ここのとこどうもかにチャーハンの店(渋谷店以外)で食べると、不満、までは行かないものの昔との違いにガッカリしていたため他の店を探し中。

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電車で来て竹下口で降りることはあっても、さらに左側(駅を背にして)に歩を進めることはまずないので、原宿駅前に炒飯専門店があるなんて知りもしなかった。

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アメーバのスタジオ(正アベマスタジオ)前を通ってその先の二階。

 

 オススメはトマ玉です。

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 日本だとチャーハンにトマトだとか、かに玉的なものにトマトを入れるって馴染みがなく、「ホントに合うの?」って感じだと思うんですが(自分もそう思ってた)、これが意外で合うんですよね。

中国の中華料理では頻繁に見かけましたし、タイの屋台のチャーハンでも入っていたり、結構玉子を使った炒め物にトマトを入れることは親しまれてる組み合わせっぽいんですが、なぜか日本ではまず見かけない。

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日本で食べる、火の入っていない生のトマトが苦手だった自分ですらすんなりトマトの酸味が口直し的な感じで、「ウマイ」ってパクパク食べてましたから。

 

そしてチャーハンにレタス同様、歯ごたえのよいもやし炒めのせなんかも美味しいと思います。

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思いますというのは、写真のは豚挽もやしあんかけなんですが、まだここであんなしチャーハンを食べたことがない。

 トマ玉でも同じ思いになりました。ちょっとアンが多いんです。

個人の好みの範疇を超え、あんが多すぎて味が濃くなってしまっているというか、あんの味が濃くて飽きてきてしまうこと(しょっぱい)から、あんの量を多く感じて大量に余してしまうのか。

このあんの量ならほんのり色がつく程度の、薄っすら味がある程度でいいと思うんですよね。チャーハンだけでも食べられるわけですから。今の味付けならあんの量はこの3分の1とか、4分の1で「ちょっと足らない」「少ない」って思わせるくらいにするか

塩っ気が足らなかろうとその場合は後から塩などを足して自分の好みに調整できるのに比べて、濃い(しょっぱい)と感じたものを薄めることはまず出来ませんから、「避けて食べれば」と考えても大量にかかっているあんがとてもユルイため浸透するのが早く提供されるまでホンの数秒が命取りで、かにチャーハンの店で食べるようアン有とアン無しで楽しむという風には出来ず。。。

という感想から、あんなしのもやし炒めのせチャーハンが最良っぽいなと思ってます。(次回)

 

 と書いてみましたが、ここら辺で働いてる人じゃないと入りづらいですよね。せっかく東京の都心まで出てこういう簡素な店で「チャーハン」のみ食べて帰るってちょっとどうなの?っていう。

 だから自分も最初持ち帰りで試しました。

夕食を都心で取らず、明るいうちに家に帰ってゴロゴロして銭湯行ってのんびりしようと考え、夕飯の足しとして買って帰ったのが最初です(ちなみにゲーセンの駐車場で食べた)。

 こういう温かい料理を持ち帰ってまで食べようとは考えない人間なんですが、以前にかにチャーハンの店でも持ち帰ったことが3度ありまして。

冒頭書いたかにチャーハンの店の代替を探していて「買った(寄った)」わけで(渋谷店とめちゃ近なんですが、持ち帰りで味見してみっかと。

 トマ玉に限ってですが(それしか試してない)、冷えて冷めた状態でもウマかったです。

店内で食べたのと比べた結果も、ここのは店で食べるより持ち帰りで食った方がウマくね?って冷めた方をウマイと思ったくらい(苦笑)。たぶんあんの差だと思ってます。

 まとめとして、持ち帰るならここのトマ玉。わざわざ原宿で炒飯なぞ食べて帰ろうというのならば、隣駅まで歩いてかにチャーハンの店で食べた方が幸せでしょう(2017年現在)。

 

 ちなみにかにチャーハンの店の持ち帰りですが、1度目は食べたくて行ったものの並びがすごくて持ち帰りで短縮を図ったところ、15分程度後でしたが想像通りせっかくのパラパラ度は消えて、マズ目の炒飯になってました。まぁそこらの駅前中華料理店のフツーの炒飯以下になってるんですね。コンビニ弁当やら安ラーメンチェーン店の格安炒飯よりはマシって程度の。(2度目は友人宅へ行く土産、3度目は弔事でです。)

 入口の看板に「モツ入りではありません」的な注意書きあったけど、どこをどう読んだらもっチャーハンをモツ入り炒飯と思うのか謎。わざわざ書くくらいだから相当数間違える奴いるんだろうけど、店名のまるもからしても、店主の名前から一字取ってるあだ名で駄洒落以外浮かばん。

 

 

 蛇足として。

大宮エキュートのかにチャーハンの店、新しく改装されてから3回は行ったと思うんですが、もうダメですね。3回行って3回ともベシャベシャ

かつて感動したほどのパラパラ具合はどこへ行ったのやら。

自分で作った方がウマイなってとこまで落ちたと感じたので、人によっては「マズイ」って評価下す人もいるのも納得、残念です。

 

追記

書き終えて気づきましたが、基本の一番安い炒飯が500円なのにトマ玉が900円はヒジョーに高く見えますね。ワンコインで食べられる炒飯があるせいで他の炒飯がどれも割高に見える。