ここのポップオーバー(パン)が食べたくて久々かつやっとこ行って来ました。
というのもコロナ禍で銀座に泊まった時、持ち帰りで食べたステーキについてきていたパン(ポップオーバー)がめちゃくちゃおいしくて。
パンでこんなにおいしいと思ったのは、今はなきマカオのベラヴィスタホテルのレストランで食べたフランスパンと、これまた今はなきトロワグロのブリオッシュ以来久々でした。
ただ久々に食した冷めていないポップオーバーはその時の記憶には程遠く・・・・・。なぜ?
以前持ち帰ってホテルで食べたポップオーバーは当然冷えてたけどバターなんか塗らずともパンだけおかわりして何個も食べたいと思ったほどだったのに、おかしい・・・。
お腹空かして3ついけたら、なんて考えて来てましたが、バター塗って食べても全然すすまない・・・。
5年前の持ち帰りは1500円だか3000円だったと思うんですが、今回食べた120gのフィレミニヨンはランチコースの料金で7500円。
おいしいはおいしいんですが、5年前に「物凄く美味しい」と感じたポップオーバー同様「ここのじゃなきゃ」の特別感は感じられない。
ちょっと味が濃く感じてたんですよね、周りの塩なんか当然使わず、ソースも使わないで食べてたくらい下味だけでしょっぱくて。
でパンと食べたところで、・・・なんですよねえ。
肉質なんかは全然違うんですけど、2000円くらいで買って来たアンガスビーフを家で焼いて食べてるのと心の振れ具合に差があるようには感じない。
コースの選べる前菜がどれも生の海鮮って感じだったので、本来は追加で頼むサイドディッシュに替えてもらってますので、あとは自分にとっては不必要な「重め」のデザートをいただいて了。
軽めにしといて正解。
120グラムの肉で税込み7500円のランチのコース料金ですが、特別高いものではないと思います。
綺麗なクロスが敷かれていないのは気になってましたが、サービス面ではしっかり気を配ってもらっていたので可もなく不可もなくといったところ。
ポップオーバーが変わらず買って帰りたくなるくらい美味しくて、肉もそんなにしょっぱくなかったら「安い」と思ってたと思います。
なんでこんな感想変わるほど違ったのか。あれほど何度も思い出すほど行きたがってたのに、こういうのがあるから飲食店選びって難しいですよね。



