うなぎの旅 什一 神田川本店 秋葉原

 ここの母体となったブログからの移稿になります。

 2007年の投稿に加筆して。

 

 この日は確か台風が来てるとかでカナリの大雨。そのせいでしょう、昼時ながらガラガラというか貸切状態。

 今は「昭和レトロ」なんて言うそうですが、こういう時間の経った古い趣に昭和の懐かしさを感じてしまうようになってましたね、この当時ですでに。

おばあちゃん家や子供の頃泊まった旅館はこんな感じだったよなぁという朧げな記憶。

基本小洒落たカッコいい店が好きなんですが、反対に位置するようなこういう古い店も大好きで。

 東京都心であると中へ入ったら意外とこじんまりした店、となるのが少なくないと思うんですが、ここは広かったです。

 玄関からして広くてまさに旅館といった様相。隣とのふすまがなく客が自分らだけだったためより広く、だだっ広く感じてましたね。

 店に着いたのが昼前で、重箱運ばれて来たのが注文してから50分後。

 上-----品な感じですよね。

自分が好みにしている鰻の感じからは若干照りというか色が薄く見えていて、それはそのまま味もそうで、薄味というか、甘めのタレではありません。

 ふっくら身がブ厚かった。

というのが当時のブログに書かれていた唯一の印象(笑。

今思えば、好みではなかったんでしょう(苦笑。

 見た目にあまりソソラレナイのは、物凄く丁寧な仕事をされててこうな仕上がりなんだろうな、と思うんですが、もうちょいコゲ感があってくれた方が、メイラード反応っていうやつなんですかね?その香ばしさなんかから食欲がかきたてられるって効果があるんだろうなー、と18年後になって気づく。

 「おいしくなかった」とまで言いませんし、「二度と行かない」とまでも言わないんですが、わざわざここへ行くほどに美味いか?って聞かれたら自分の答えは「いいえ」になります。東京って美味しいもんいろいろありますし。

 今はいくらになってるんですかね。(この後調べてみますが)

5割くらい上がってても不思議はない、というよりどこもそれくらいは上がってるから倍になってても驚きはしないかなー。

 わざわざ旧ブログから持って来るほどの感想を書いていたわけでもなく、文章量も全く大したことなかったんですが、この時一緒に行った友人を懐かしんで。

 

 うなぎまとめ