2 京都 ベッド ハイアットリージェンシー京都 ゲストルーム


シモンズのベッドであることは知っていたので、特別気にしてませんでした。

ハイアットはベッドが硬い。

基から硬めの仕様にしているのかは知らないけど、総じて硬めの印象。

シングルだし。

日比谷のシモンズショールームでゴールデンバリューのピロートップあるなしを、ダブル、シングルクッションとで寝比べてみたことがありますが、これは明らかに判ります。

同じマットレスでもシングルだと硬さが増したような感じがする。逆を言えば、ダブルにすれば同じマットレスでもほんのり柔らかく感じられる。

 

寝転がってみた第一印象

え?何コレ硬ってぇwww

これはゴールデンバリューのシングル(店でしっくりきた硬さ)より硬いか??

 

 スヤスヤzzz(ドラクエの宿屋の音楽を鳴らしてください)

で起きたところ剥いでみました。

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ペラッペラのベッドパッド。

マットレスと比べてもびっくりするくらい高価なシーツ使ってるホテルでさえも見えないベッドパッドまでにはお金かけないもんなんですかね、特別良いモノを使ってるようには思えない。

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シモンズ社のマットレス。

そしてやっぱりピロートップじゃなかった。

手を当てて計って来なかったので大体の厚みすらわからないんですが(苦笑)、25cm以下は間違いない。

計り忘れた理由の一つとして、横浜ロイヤルパークのと見た目大差なかったんだと思われます。

 

写真見てると5.5インチのなんじゃないか?と思えるくらいに薄く見えてます・・・硬かったし。

寝心地はともかくあまりにも硬く感じてたので、どんだけ沈み込むのかやってみました。

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ら、やっぱり全然沈まない。ウチのと同等かそれ以上に沈まない。でもフチに腰掛けた時の感触はそこまで「硬っ!」っていうほどじゃーなくわりかし沈んで弾力ある感じ。

 日比谷でゴールデンバリューより硬いのも試しましたが、腰掛けた瞬間「あっ、これは違う。無理。」って全然違いすぎて寝そべりもしなかった。

それから思うとゴールデンバリューより硬いのだとは思えない。

ここのあとに泊まったホテルのマットレスもだいぶ硬い寝心地だったし、京都はふとん世代のリタイヤ組観光がホテル利用の一大勢力なんで「ベッドは硬めにしてる」とかがあるんですかね。

1 京都 ハイアットリージェンシー京都 ゲストルームダブル

 ハイアットリージェンシー京都へ向かいます。

数時間前の予約でしたが、していたリクエストはチェックイン時全て叶えられていました(ベッドタイプとベッドボードの古布の柄の話です。男色・女色言うそうですね)。

 タクシーから見えて思ったのは「おぉ・・ホテルっぽい」(笑。

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マンガや映画に出てきそうなホテルっぽいホテル。自分の中に在る軽井沢辺りにありそうな昔の感じのホテル、といったら同感してくれる人いるかなー。

 間口が広く(実際そんな広くはないはず)ロビーの空間がゆったり感じ、そのおかげか背の低い建物が実にシックに見えたんです。見えるバランスがいいんでしょうね。

 

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 ロビーが広くて綺麗。というのが中へ入っての第一印象で、すごく広くないのはすぐわかるんですが、何というかガランとしてて美しかった。

 実際大して広い空間ではないと思いますが、視覚的に一切ストレスがなくて。

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 立ち寄るのを忘れた奥のショップ

撮り忘れたエレベーターホール前のオブジェ。

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 「二部屋をつなげて一部屋にした」というような思い切った改装をしてハイアットリージェンシーになったという話は知っていましたが、それによって一昔前のホテルにここまでしっとりとした京都らしいと思えた空気があるとは思っていませんでした。

部屋への通路も手抜き感がなく凝っている感じありますよね。

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 ガチャリ、と。

入って右にクローゼットがあり、左に洗面、浴室、トイレという配置の部屋。

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クローゼットのハンガーが横か縦かで好みがあるようですが、自分としては長期滞在するつもりもない狭めの部屋なら、コートや上着一着かけれればいいんでクローゼットに奥行きは不要。むしろその分を他のスペースに回してもらえたほうが嬉しく思う。

正月に泊まっていた横浜ロイヤルパーク(以下YRPH)の部屋が27平米。そしてここが28平米ということで、だいぶ狭いことを覚悟してたんですが、

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だいぶ広く感じました。

 ベッドの上に居ても、椅子に座ってもどこも窮屈に感じることなく。

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その分YRPH以上に水周りが狭いかというと、トイレは別だし、お風呂も洗い場付でまったく狭さを感じません。

やはり日本人なのでフロには洗い場か、シャワーブースは必須と思いますよね。

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 シャンプー類はハイアットオリジナル。

これにはガッカリ(苦笑。

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香りも好みじゃないし、使ってみてもまったくダメ(残り香的に)で早く違う香りか、違うものにしてほしい。。。

 

 しかし、この差はいったいなんでしょう?

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この2枚の差はデジイチとコンデジ

 窓ならYRPHのが大きいはずだし、天井高もそんな違いがあるように思えなかった。

洗面のスペースもこれだけあって、トイレもゆったり広い。

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 部屋の図面を見比べます。京都のハイアット横浜はこちら

うーん不思議。。。

正方形気味と長方形の違いはあれ1m×1mの空間の差でこれだけ違うと驚ける(YRPHの方が高層の分、梁でデッドスペースになってる部分が多いとは推測できますが)。

 

 窓からの眺めはこんな博物館ビューの部屋でした。

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フロア図見ると、若い番号と26番くらいまでの偶数が眺め良さそう(4階は)。

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 朝食付きのプランで心配していた朝はきちんと起きることが出来、食べられました。

ホテル推しのハムはまぁそれなりで美味しく、左端に写ってる丸っこいパンがおいしかったですね。国際線の飛行機でよく出会うやつに似てて好みだった。

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あと印象に残っているのはアップルジュースとスクランブルエッグがひじょーにおいしかった。

 

 総評としては人が素晴らしかったです。

部屋は広くないはずなのに狭さを感ぜず居心地良く、ここが古都京都と和を感じれるモダンな内装や照明といったセンスは素晴らしいものの古いホテルをリノベーションしたものゆえなのか?サッシというかガラスが一重で屋外との遮音・防音が完璧ではなく、結露もすごい。(まぁ深夜の救急車以外で音が気になることはないと思いますけれど)

が、一昔前の建物ということで一番不安だった上階や隣、廊下からの物音は全く聞こえませんでした。

 翌朝の新聞のかかり具合から、少なくとも隣近所にお客がいなかったわけではなく、単に幸運に恵まれただけなのか?どうかわかりませんが、期待通りの静寂。

部屋は絶妙のバランスで快適さが出てるけど、新築じゃないのでどうしても古い建物のダメなところはあるわけで(エレベーターのハコが小さいとか)、でもそんなマイナス要因の一切合切を従業員のもてなし精神が見事に帳消しにしてくれていてホントここの接客は完璧。

 やはり笑顔はいいですよね。癒されます。

(顔を見れてない方含め)皆さんのおかげで心地よい滞在が出来たと心の底から思えた。

 あとで比べることになるんですが、朝食を食べていて存在を忘れるほど優雅に動いているからか気にならず、かといって必要な時に姿が見えず待つこともないといった絶妙な距離感と気配り。ブッフェの朝食でこれだと、夜はどれだけ高レベルなんだろかと想像つきません。

 褒めすぎですかね?

いやいや、でもさすがにハイアットに来たと思えるだけのサービスでした。

 立地以外(周りに飲食店少なし)まぁーーーーーったく問題がない。

なさすぎたため、あえて他の宿も知ってみようと移動することに決めたくらい。快適すぎて名残惜しいんですが、地下鉄も乗っときたいし、繁華街も歩きたい。

しかし今回の滞在、駅以外ではほとんど荷物に触ることがなく驚きました。MKタクシーを利用していたこともありますが(さすが地元!)ホント快適だった。

なぜ京都より高い宿泊費、タクシー料金払う都内が、この水準以下だらけなのかナゾ。

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 追記

ひとつだけダメなとこがありました。それは氷。氷を自分で取りに行くってのはちょっと・・・ 。ターンダウンなんかなくても構わないけど、氷くらいは頼んだら持ってきて欲しい・

 確か横浜ロイヤルパークもそうだよなぁ・

一々頼まず自分で取りに行くのは気楽でいいんだけど、一気にビジネスホテルじゃないんだから・・・と安っぽく感じてしまったり、取られすぎてて氷の塊が小さかったりすると唯一の改善要望点です。

スーツケース購入

 コレを買いました。送料無料で4980。

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(追記 実は買ってはいませんでした。全部ポイント払い。ありがたや~)

 購入契機は代理で買ったスーツケースの安さと質に感動して、5000円程度なら気分転換に一つ持っててもいいんじゃないかと思って。

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そしてここ5、6年まともに旅行してないせいと、年齢せいか荷物を重く感じた・・・汗。体力のなさから10キロ超くらいでもう結構重い。

 でキャスター付もいいかな・・・(笑)と。

 海外へ行く時空港で見てるとスーツケースはジジ臭いっていうか、なんか恰好悪く見えていたんですが、でも確かにホテルに着けばバックパックよりかは格調高い感じはあります。

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 隣にお古を並べて見る。

機内持ち込み可で選んだのでサイズはほぼ一緒。

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1998年、たしか香港$で100だか120だか150だか200・・・。13円ちょいのレートで2000円くらいなら安いと思って買ったような記憶なので、とすると150HK$?

 2輪と4輪、固定と360度回転。

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年始にこの右の古い方で横浜へ行ったんですが、購入の後押しになりました。

 キャリーバーの収納部分がケース内なのと外の差がどうか?

この部分は外側にあった方が、荷詰めするのに考えることなく楽。あと真ん中ファスナーで半分ずつに分かれるより、淵ファスナーの方が使いやすいと思います。

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 一番右に写っているのは、買ったはいいが使えなすぎてお蔵入りしたArc’teryxってアウトドアブランドのBLADE30っていうノーパソ入れがついたバックパックで、ホントはこいつで国内旅行や近場の短期海外をまかなうはずでした。

黒一色でビジネスバッグっぽくシックにも使えるかな、PC保護機能もあるし、なにより登山用品のメーカーなので背負い心地もいいだろうと思って買ったんですよねコレ。

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 ・・・

 背負い心地最悪。

ありえないくらい肩に食い込んで背負ってなんかいられない。ノートPC入れてたかだが10キロ程度の重量でも、体感だと信じられないくらい重い。

普段の海外旅行で長いこと愛用している45リットルのバックパックは、背負ってる姿を野暮ったく思っていたのもあって最初期からショルダーベルトを収納して横の取っ手を持つ形で使い、大体重量が15キロくらいになるんですがそれよりも持ちづらい。

 当初から背負って使う気はなかったのですが、背負って使わざるをえないくらいこの手持ち用の紐が細くて手に食い込み、ずんぐりむっくりな形状が重量配分的なバランスを悪くして、ある程度の重量以上だとそのまま重く感じるし、持ち歩きづらい。

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あまりに手に食い込んで重いので耐えきれずについに背負うことにしたんですが、とにかく背負い心地が悪い悪い(笑。

 バックパックの評価が高かったから買ったんですけどね(苦笑。

厚みのある肩紐は首に食い込む感じでストレスを感じるし、変に湾曲されているせいか重みのかかる部分が悪くて、肩から外れようとずれてく感じがある。

握る部分を太くすることは出来ますが、この厚み(上の写真で言う奥行)のせいで自分の重心から離れて持つことを余儀なくされるのと、その背負い心地から想像もできない無駄に厚く剛性高い感じに飛び出たショルダーベルトの存在感。

手持ちの際、外に向ければすれ違う人に邪魔だし、内向きに持てばイチイチ自分の足に当たって歩きづらい。自分か他人にはっきりと邪魔なこんなもん、一応そうも使えますよっていうだけの、実用することは全く考えられてない見せかけ。

友人の家に遊びに行く時必要ないノーパソをわざわざ入れて試したんですが、20分も過ぎたら投げ捨てたくなった。

 

 国内だと代理店が円高一切無視してアホみたいな値段設定で売っているんですが、その北米で設定されてる定価の3倍近いような価格のせいか、現物を置いている店舗が見当たらなくて、結局実物を見ずに海外から個人輸入したんですが、ここがダメでした。

形やデザイン、ブランドで買うわけではないので、最低でも見て買うべきでした。

 大失敗な買い物でしたねー。金の無駄だった。

 

骨格からガタイのいい欧米人なら苦にならないのかもしれないのですが、自分には現物を手に取って触っていたら買わなかったシロモノ。

さすがに登山用品メーカーが造ってるだけあって、いろんなポケットついてるのは便利そうだったんだけれども、肝心の背負い心地が悪いって致命的。

ショルダーベルトが写真のようにビヨンと出っ張らないように造るか、収納できるか、本体に引き付けられるようにできるようだったら。

 スーツケース用のベルトがおまけでついてきたのでそれを使って括り付けてみるかと思いましたけど、そこまでして使うならショルダーベルト切るのも選択肢に入るくらい、ホント不格好すぎる。30ℓってサイズもデブすぎて失敗しました。

このBLADEってモデルに関しては一回り小さい24ℓが丁度よいんでしょう。もう買いませんけど。。。

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