石心亭 ホテルニューオータニ

 おい、焼き鳥(伊勢廣)じゃなかったのか

続けて書いていると一つ前の日記の翌日みたいに思えますが、翌週になってます(後日書くかも知れませんが、あの翌日焼き鳥は断念し帰宅しました)。

 

昨年ガーデンタワーに宿泊した時、庭を散策中見かけてから気になってました

あの広大な敷地の中のこれだけ丁寧に手が入れられた

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清潔感のある庭園内にあるんですからそりゃもう、夜は目立つ目立つ。

外人さんでなくとも喜ぶ人多いと思いますこの感じ

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数日前結局焼き鳥食べずに帰っているので、当然伊勢廣も頭にありました

5本の焼き鳥定食2000円しないんですから贅沢感こそないもののお得

しかしこの日は気分がはっきりしてない。特に昼

ガッツリではなく、軽くサッパリな気分で、肉、魚どちらも食べたく鉄板焼を選びました

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調理してるところを目の前で。これが実に楽しく見ていてホント飽きない

天麩羅もそうですが、品数多いと旬なものも食べられるのがいいですよね

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アスパラ旬だなぁ。って思ってトロワグロも候補の一つにあがってました

でも自分にはちょっと多くて、肉、魚両方のコースはフレンチだとなぜか食べきれる気がしない

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これ↑美味しかったですねぇ

どっかのモダンチャイニーズ?のカレーソースとは大違い

日本人として万人受けするカレー、カレーの風味とインドやその他の国のカレーはやっぱり違う

香辛料のスープと言うか、直接スパイスで何かを食わされてる感覚

そんな感じだと素材が何の魚だろうが、肉だろうが、パンにつけて食べようがなんだろうと一緒なんじゃないか?と、組み合わせの妙みたいなものは感じないし、はっきりいえばあぁいう素材の味すら殺した不味くしあげたものを出されたら、その料理人の味覚の違いを感じ、

戻します。(苦笑

このクリーミーなカレー風味のソースが上の鯛の身にも合うし、土台のじゃがいもとも実に合う

来て良かったと感じた瞬間です(笑

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この写真↑はサラダなんですが、これは新たな発見でした

賽の目切りにして大きさ揃えたさまざまなものをグラスにドレッシング注いでスプーンで食べる

美味しかったし、実におもしろかった。

手間はかかりますが、家でも簡単に出来そうなとこがまたいい

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お肉はまぁいつもの通りランチですので感想は割愛

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ご飯は桜海老使ってました

しかし鉄板焼で出される味噌汁はどこもホント美味い

赤だしの味噌汁を出す各天婦羅屋に見習って欲しい程。なぜだかどこだろうとおいしい(反対に天麩羅屋で出された味噌汁で美味しいと思えた記憶が・・・ホントありません)

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これで隣の棟へ移ってデザートとなるわけなんですが

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これも美味しかったです

甘いものを好物としてない自分にとっても和な感じで、お茶との相性抜群で美味でした



2000円の焼き鳥定食よりは高くなってますが、この贅沢さで5000円は安い

のんびり時間取れる日はこう優雅に食事したいと思ってますが、実際こうやってのんびり食事しちゃうともう夕方なんですよね(苦笑

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天麩羅 ほり川 ホテルニューオータニ

今回は写真なしです(苦笑

 撮りそびれたのや撮り忘れたというのもありますが(入り口や店内)、ことてんぷらに関してはたいていカメラを手に取ることも忘れ一心不乱に食べますので、撮っても出だしの1枚、一息ついたところに間が合えばってな感じで2~3枚撮る程度。多分食べるのに夢中だったんでしょう。

それで感想になりますが、結構良かったです。

と、いうのも大して期待していないところから始まってるのもありますが(電話での応対やら、席についてからの対応、態度でかなり不安を感じた)、自分の中にある「ホテルの天婦羅屋」の印象をひっくり返してくれました。

HPを見ますと、カウンター席のある普通の天婦羅やさん

次いでメニューをパッと見、安い

7000~、10000~、12000~という感じの認識でいたため5000、7000、9000~というコースの分かれ方にまず

 「おやっホテル(夜)なのにだいぶ安いとこからあるな」

と思った。そして

 「まぁ中身見ないとわかんないよな」

とコースの中身を見比べてみると

 「えっ?こんなにきちゃって!?」

一番安い5000円のコースで海老2本、魚介4種、野菜5種、にかき揚げ+デザート

普段行ってる店だと15000円コースな感じ

約7000円のコースだと、これに魚介と野菜がもう1種ずつと野菜スティックが追加

 

タネの数だけ見て考えると一番安いコースで充分満腹な感じ。初めての店で勝手がわからないまま注文して途中で残す事態は避けたく、油もんは「量」がコワイ。

 

5000円のコースでは自分の好きなタネが入ってないということなので、そのコースに1タネ追加してもらう形でお願いしました。

まずは才巻きからでちゃんと頭も出してくれ、一安心

美味しく、そしてちゃんと頃合見計らって揚げてくれる(当たり前っちゃー当たり前ですけど)特に記憶に残っているのはイカです

すんごい身厚で(たぶん今までで一番だと)、そして食感が抜群。これは=揚げ加減が抜群ってことなはずで

そしてコースの中には入ってなかったギンポウ

梅雨の時期にわざわざ狙って食べに行ったりしてた天ダネなんですが、まさかこの時期ほぼ飛び込み(部屋から直前で予約は入れましたが)で入ったお店で供されるとは

嬉しかったですねーこれ。ありがとうございました。

満席だったとり芝さんとは逆に、こちらはキャンセルのお客さん出てたんでしょうか。思わぬ幸運で、ごちそうさまでした。

 

食べ終わっての感想は、全体的にタネは小ぶりで、5000円のコースでも「ちょっと多いかなー」って思ってましたが、満足出来た丁度よい量で。

タネが小さいのも値段を考えれば納得、色々な天婦羅を楽しめるというでは利点

最初不安に感じる部分が多々散見されてたんで不安を感じてましたがまったくの杞憂

決して侮ってたわけじゃありませんが、さすがは御三家。いつも行くお店の半額くらいで納得の質。夜としては安く(しかもホテル内)使いやすいのでたまにはアリだなって思えました

天婦羅 ほり川 ニューオータニへ

この日は滞在先にありきの「ホテルでの時間を楽しむため」の宿泊

 当然「食事」を一番の楽しみに据えての選択です。

この週どこかでなんとなく焼き鳥が食べたくなり、行こうとしてましたが週末ニューオータニへの宿泊があり、そしてニューオータニには伊勢廣が入ってる

 控えました(笑

ここのアーケード街自体、天井の低さに懐かしさを感じ大好きなんですが、伊勢廣のお店の感じも実に好みで「早めに出てチェックイン前にランチで食おうか」なんて考えたりしてました。

そして晩飯はどうするか

 「最近天婦羅食ってないな」

予定がないので、いっくらでも好きな所へ行けますからまず築地にある「なかがわ」へ席が取れるか電話をすると、たしか水曜にかけたんですが週内一杯とのこと

同じ築地にある清壽や、近場の楽亭、みかわ(茅場町含め)辺りは浮かびましたが、ただこの時は行ったことある所へ再訪するんじゃなく新たなお店を開拓したい気分

用事もなく、全く出歩く予定のない滞在だったからでしょうね。なんかちょっと冒険したい

 しかし結局他いい店も見つからず。そして当日

早出してのランチはやめて夕食に軽く焼き鳥、そして夜食になにかルームサービスを頼めばいいか、という流れから伊勢廣ではなく2日前に行こうかなと考えたザ・プリンスパークタワー東京の「とり芝」へ行ってみることにしました

 少々遠いですが

で、まぁ外見たら雨が降ってて

。。。

 「席取れっかなー?」と出向く前に電話してみると、案の定一杯との返答

 さてさて。

気分こそ焼き鳥だったものの、これで伊勢廣に戻るのはつまらないし気持ちは新規開拓。伊勢廣(焼き鳥)ならば翌ランチでも行くことはできると考え、レストラン一覧をざっとながめる。

 

 天婦羅屋があるのは知ってました。前回来た時にもざっと目は通してましたので

ただこの「ホテルの天婦羅屋」というのがどうにも。。。

 というのも、奇しくもザ・プリンスパークタワーにある「天芝」さんへ伺った際、別に不味かったとかではないんですが、ちょっと「???」な出来事にぶち当たりまして

それが初めてホテルにある天婦羅屋の利用で、それ以後敬遠というか利用する意味がないなという結論に至ってました

 

 なぜかというと基本は割高

かつサービス普通、味も抜きん出たものなく普通であるならば、タクシーでの往復代金を入れて考えたとしても銀座や築地まで出てしまった方が満足度が高いだろ、という結論

 天婦羅という「一料理」で見比べると差が大きい

 これが「和食」といったくくりなら、店による違いも許容出来るんでしょうけど、ホテルにはある一定水準以上のサービスを期待しているので、わけのわからないサービスで割高なものを出されるのでは全く意味がなく積極的に使う理由が無くなる

と思っていたのであるのは知ってたんですが、行くことはないだろうなって(苦笑

  • ただこの日は結構な雨でしかも寒い。タクシーだろうと、出るのがもうひじょーーーに億劫
  • 伊勢廣は明日でいい
  • 新規開拓

リブルームってのも考えたんですが、翌日食べようとしてる肉(伊勢廣)とカブるだろ・・・。同じ理由で鉄板焼も消え、生物を食さない自分に調度よいのはやはり天婦羅

ということになりあらためて試しに行きました

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