武漢肺炎について

 現時点でこんな世の中にされた、中国、武漢の一般需要があるか疑問な特殊市場を恨み、新型コロナではなくあえて「武漢肺炎」で書かせてもらいます。

 このブログを今のこの独自ドメインに引っ越して来た時、世間はホテルの食品偽装問題が騒がれていて「時事ネタを扱うのはやめよう」と決めてたんですが、だいぶ時間も経った上、「旅行」という枠でもかなりの大問題なので、新規更新がてら私見を少々。

 自分の記憶では年明け早々の段階ではそこまで騒がれてはおらず、「また武漢から???」「なんなんだよあそこ」というのと「またSARSみたいにどうせ大したことなく(注)おさまるんだろう」と思いました。

 ただ「今年の春節」はいつだろう?と気になり検索したのは覚えています。

 その後武漢市に滞在していて帰国した人の感染が確認され「これ春節で来る中国人の入国全部拒否るくらいやらないとヤバいんじゃないの?」「これが逆で、中国なら(日本人の入国拒否)やれるけど日本じゃやれないよな・・・」とある種の残念さを感じてましたが、その後武漢からの客を乗せたバス乗務員の感染、中国が武漢市を封鎖との報道を見て「あーこれ(最悪の場合)終わったんじゃ・・・」と、取り返しのつかない事態になった場合「最悪どれくらいでおさまるんだ?」と過去のインフルエンザの大流行を検索して、「年内ではおさまらず、数字上で2年、年をまたぐことになりそうだな」という風に思っていました。

 ちなみにSARSの時はタイのチェンマイに居たので、日本や東アジアでどの程度の騒ぎになっていたかということを体験として知りませんで、自分がタイで感じていたものはさほど大したことないと言いますか、流行が騒がれ出してから入国して来た旅行者には検疫があったため一応皆「流行り病」として知っている程度の軽さで、ホテル併設のバーで咳き込んでいたらそれを見た通りがかりの同宿のイギリス人から「SARS?(笑)」と挨拶がわりにからかわれましたが、そういう冗談に使われるくらいの感じでした。

 前投稿、伊香保行きはかなり悩んでました。

春節後の2月、マスクが騒がれ始めた頃で当然キャンセルも考えましたが、伊香保では中国人観光客を意識したことがなかったこと、(自分としては珍しい)一か月以上前から予約していてとても楽しみだったこと、それと「もしかしたらこれがまともに出来る最後の旅行になるかもな」なんてことを考えて、行くことにしたんです。

 まだ道中ではマスクしてる人を見た記憶がないくらいでしたが、最初の旅館、二食付きで部屋食ではなかったので広間で他の客と一緒に食事をしてると、現場仕事で泊まってる風な職人の人がいきなり咳をしていてとても不快になりました。

色々騒がれ始めただしたって初期の頃だったので、まだ感染に対する意識の差は日々ニュースを見る習慣のあるなしってことだけでもだいぶ開きがあったと思うんですが、咳してるならなんとか言って一人別にしてもらうとか、周りに配慮して部屋に持ち込んで食べるなり何かするべきだろうに口も押さえることなく咳をしていて・・・・・・。

 また宿泊施設の対応としては、どこもまだ何もしていないと言っていい時期だったので、旅館の評価とは関係のない事でそれには触れずに書き進めましたが、その客が来て咳をされ即残りをかっ込んで出たくらい嫌な状態だったのは言うまでもなく、翌朝の朝食は一番遅い時間にしていたためその人とは出くわしませんでしたが、昨晩同様あんな感じで咳をされていてその同じ空間で食事をするかと思うと気分がいいわけもなく・・・。

 この一件だけで「たかが見知らぬ人の咳一つでこんなにストレスかかるんじゃ、とてもじゃないけど当分旅行や外食するのはないな」という考えになりましたが、まさかこんな世の中になってしまうとは。

 その後の報道、自粛要請など、日々普通に出来ていた事が出来ないという今まで味わったことのない特殊な環境下に「戦時中の不便さってこういうもんだったんだろうな」から「これはもはや戦時中と思って同じくらいの協力(我慢)しなくちゃならないんだな」という感想を抱くに至り。

 

 GOTOキャンペーンの根っこ部分も同じと感じてるんですが、お偉方の考えでは夏、暑くなってきたら「インフルエンザのように」落ち着いて来ると楽観的に見ていたんだと思えます。

 震災の時の福島の原発、いくら蒸気になって大気開放しようとどっかに穴が開いていなけりゃ容器(原子炉)に水が入り続けるわけがないという単純明快な事同様、真夏になろうと日本での真夏のようなマレーシアやシンガポールでも騒ぎになる時点でインフルエンザとは違って「そうはならない」というのは小学生でも思い至る考えだと思うんですが・・・。

 GOTOキャンペーンに関しては「やるしかなかった」という風に感じています。

 コロナ禍初期の3月、4月あたりに倒産しているところは、もともと終わっていたくせに武漢肺炎を体のいい理由にバンザイっていうだけの問題外な話ですが、少なくとも自分の目線からは震災の後より悪く感じていて、都心のホテルの宿泊料で言えば震災後しばらくして落ち着いて来た頃より悪いか(安く)、辛うじて同等といったところで、グランドハイアットよりパークハイアットのが安いという時もあったりして、外国人観光客頼りのところほど相当マズイ状態なのは、入国する人が99.9%減なのを聞いたら想像に容易く、感染者数だけで見ればぶり返しが来ている今の時点でも見送れないというより、武漢、中国からの渡航を拒絶しなかった時点で、ブラジル政府がとった対応と似たり寄ったりの政策に遅かれ早かれなっていく、せざるを得ないんじゃないかなぁというのが私見になります。

マスクをしなくていい世界、隣の人を気にしなくていい世界。
良かったですよねぇ。

2020年度用備忘録

 変更なし。

去年記したところにはどこへも行ってないんですが行きたいところに変わりはなくて、ただ漠然とどこかへ行こうと考えた時「備忘録を見つつ行先を考える」ことはしなかった一年でした。

  • 愛知(うなぎ)
  • 函館
  • 秋田(田沢湖などIRISロケ地)
  • 軽井沢千住博美術館
  • 尾道
  • 沼津の深海水族館
  • うなぎの養殖場を見学したい(沖縄か静岡)
  • 北陸(富山、石川、福井どこでも。蟹と回転寿司)
  • 香川(うどん)
  • 博多(屋台)
  • 長崎(皿うどん 太・細)
  • 韓国(ホテル・服・冬ソナロケ地)
  • 台湾(食・ホテル)
  • 上海(ホテル・DR)
  • 香港(DR・クルーズ・ホテル)
  • シンガポール(クルーズ・ホテル・食)
  • カンプノウ(スペイン)
  • ケネディスペースセンター(アメリカ)
  • ビルトモア(アメリカ)
  • ロサリトビーチホテル(メキシコ)
  • ロシア
  • 寝台列車旅

 

 年始の大阪から去年は行ったことのあるとこやお店に行くことが多かったんですが、意図してそうしようとしたわけではなくて、振り返って思うと時間が少なかったという感じだった気がします。

 4月の岩手旅行がものすごく良かったんですが、旅行、温泉の楽しみ方をもう一種類増やすことが出来、そこからなにか旅行に対する新鮮味、初めて海外へ出た後の気持ちの高ぶりを思い出して、海外、まだ行ったことのない国へ行ってみたい気持ちが久々にとても強まりました。

 年末、何年もぶりに図書館の旅行本の置いてある馴染みの一角へ行ってみれば、旅行関係の蔵書の数が全く増えていなくて寂しかったですねー。毎月行っていたような頃には毎年確実に増えていく地球の歩き方はどうするんだろう?って心配していたものですが。

  • 愛知(うなぎ)
  • 函館
  • 秋田(田沢湖などIRISロケ地)
  • 軽井沢千住博美術館
  • 尾道
  • 沼津の深海水族館
  • うなぎの養殖場を見学したい(沖縄か静岡)
  • 北陸(富山、石川、福井どこでも。蟹と回転寿司)
  • 香川(うどん)
  • 博多(屋台)
  • 長崎(皿うどん 太・細)
  • 韓国(ホテル・服・冬ソナロケ地)
  • 台湾(食・ホテル)
  • 上海(ホテル・DR)
  • 香港(DR・クルーズ・ホテル)
  • シンガポール(クルーズ・ホテル・食)
  • カンプノウ(スペイン)
  • ケネディスペースセンター(アメリカ)
  • ビルトモア(アメリカ)
  • ロサリトビーチホテル(メキシコ)
  • ロシア
  • 寝台列車旅

2019年泊まって一番よかったところは

 該当なし。とさせてください。

と言うのも今年泊まった宿泊施設はどこも良かった。

年始のセントレジス、森秋旅館、ウェスティン仙台、鉛温泉藤三旅館、大沢温泉、メトロポリタン仙台、東京ベイ東急、浦安万華郷、ステイビューいかほ、ムスビー浜松町、ヒルトンお台場、それぞれが用途に分かれ違った価格帯で展開していてそれぞれ泊まってその理由に納得で、「大満足!」とまではいかないまでも満足感のある滞在が出来ていました。

 その中でも勿論群を抜いて良かったのはウェスティンホテル仙台なのですが、二年連続というのがブログ的にどうなんだとこの一か月以上考えてまして、12月31日の現時点でまだ「これでいいのか???」と迷ってはいるものの、とりあえず今年は該当なしと書いておかせてください。気持ちの上では今年で一番良かったのは文句なくウェスティンホテル仙台です。