ベッド

ベッド MusBee東京浜松町

 宿泊特化型のホテルにおいて予算が削られがちな一つにベッドがあると思います。

「雨風凌げて横になれればいい」と何の期待もなく行き、とりあえず寝れて朝何事もなく目が覚めれば書くほどの感想を持つことは少ないです。

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 ここもそんな感じで、シーツを剥がして見ると見慣れない柄の生地。

日本ベッドのビーズポケット、レギュラータイプ。

厚みは公式ホームページの表記寸法は23㎝で、実測(見た目)17㎝くらい。

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 泊まったのは12月で、通常宿泊客が目にする部分でないのはわかりますが、マットレスのローテーションをきちんとやる気がないのであれば最初からこんなものつけなければいいのにと毎度思います。

いい加減、適当にやっているんだろうなと思ってしまっていても目の当たりにしなければ「宿泊料金也のいいホテルだったかな」という感想になるかもしれないけど、こうはっきりといい加減にされていると「やっぱりそういう扱いか・・・」と全ての面で悪く見えてきてしまうもんだと思うんです。

ベッド ステイビューいかほ

 フランスベッドのマットレス。

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名前は知っていますし売っているのはよく見かけますが、ホテルに泊まっていて中々出くわさないメーカーだと思います。実際見た(寝た)ことあるのも1、2度くらい。

 厚さは実測で17~8㎝といったところ。

安目のマットレスでしょうが、疲れた体で一晩寝ただけでは何の不満も感想もなく宿泊料金から考えれば相応で、上等にさえ思えました。

ベッド 東京ベイ東急ホテル スーペリアフロア

 ベッドで見てもビジネスホテルでした。

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マットレスはシモンズで、(タグに書かれている)厚さは19㎝。

詰め物もなくピロートップでもないビジネスホテルでよく見かけるタイプのもの。

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 2泊中の睡眠の浅さから判断するとあまり眠れておらず良くはないとなってしまうのですが、寝心地が悪いわけでも、弾み具合が悪いわけでもなく、新品の硬さが取れて自分としてはちょうどいい具合の硬さのマットレス。

 この部屋の奥行がベッド4つ分にちょうどよい程度なのと、ベッドボードが3ベッド分の長さで3人以上用の部屋として造られていると書きましたが、写真を撮っていて左右のベッドでマットレスの厚さが違うことに気付きました。

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右の薄い方のスカートをめくってみるとスタッキングベッド。

親ベッドのマットレスの厚さは14㎝(タグ)で、子ベッドの方も14㎝のシモンズ。

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これだけ薄いマットレスでシモンズのものは初めて見ました。ここまで薄いマットレス自体中々お目にかからず、パッと思い出すのは京都の(今はなき)ロイヤルホテル&スパ。それと自ブログを軽く見返したところ横浜のローズホテルが似たような薄さ。

 やはり場所柄から大勢で来て雑魚寝のような感じが似合うと思う瞬間があったのですが、寝心地、部屋での居心地の良さよりも、寝れる人数やその用意の簡易さの方が重要で需要もあるということだと思いました。